皆さん、こんばんは。

臨床心理士ひびきAiちゃんねるのAiです。

皆さん、いつもありがとうございます。

 

「臨床心理士は年収が低い」

というのが定説になりつつありますが。。

 

しかも、時々

「こんな仕事、就くものじゃない」

といった記事まで目に付く始末。

 

これは、いろいろな企業さんや公共性の高い施設さんが集計したデータや

一部の心理系のyoutuberさんや

ブロガーさんの発信によるものが大きいと思います。

 

ここに、私は個人的な見解を述べさせていただきたいと思います。

 

それは、

今後、心理職を目指す

志の高い方がたが

 

こういった収入面で

この仕事を諦めたり、

学ぶ意欲がなくなったりして欲しくないからです。

 

心理職の(見かけ上の)公開データとして平均年収が低いのは

 

私としては

 

●女性が多い

   これは、私の修士課程(ここを通らないと臨床心理士の受験資格が得られない)

   の同期も、全て(5人)女性でした。また、上の学年は少し多くて9人でしたが

   それも、全て女性でした。

 

   このことにより、家庭の中では、主たる稼ぎ頭にならずに済み、

   また、非常勤の求人が心理職は大変多いため、週に何度かだけ

   働いている、という人が多いように思います。


            この場合、収入をそこまで必要としていない可能性が高いと思われます。

 

●職域によって月給や時給が異なる

   当たり前のことですが、同じ資格を持っていても、

   責任の重い仕事ですと、時給が高いと感じます。

 

   例えば、病院やクリニックなどは、基本的には医師の指示の元、

   治療計画や検査のバッテリーが組まれるので、

   心理士が全責任を負って全体的な何かをする、ということが

   あまりないのです。

   心理士は、患者さんの治療の一部を担う、という形ですね。

 

   そのため、時給も低くなりがちです。

   これには、個人的には、国の保険点数の設定にも問題があると思います。

 

   それに対して、スクールカウンセラーや企業心理士など一人職場のカウンセラーなどは、

   そのカウンセラーの見立て力が求められ、

カウンセリング計画を立てる、医療機関につなぐかどうか見極めるなど、ほぼ、心理学的な

   セラピー計画全てを心理士が担うことになるので、その分、専門職として責任も重く、

   単価は高くなる傾向にあると思います。


また、国や地方公共団体、警察や司法分野、国立・公立病院など、公務員系の心理士ならば、一般の公務員よりも、 専門職として、若干収入は高めかと思います。


さらに、大学や専門学校の講師や教授系の研究職は

ある程度の収入は保証されているようにも

感じます。

 

これらのことから、心理士は、見かけ上の年収は低くなってしまうかも知れませんが

私的には

必死にフルタイム働いて、日本国民の「平均年収以下」ということは

決してそんなことはないと思っています。

 

もしも

それでも「自分の年収は低いよ」という心理士がいて、

「こんな酷い扱いはない」

と思うのであれば、

 

人は働く際に

「無理矢理働かされる」

という事はないはずですので、

 

もっと単価の高い領域、職場を

選べば良いだけだと思います。

 

臨床経験を積めば

「あなたにぜひとも来てもらいたい」

と言って、その知識やセラピー技術を

必要としてくれる

場所はきっとあるはずですし、

 

この仕事をしていて、

心から感謝してくれる方(クライエントさん)は

たくさんいらっしゃいます。

 

私はこの仕事が、収入如何に拘わらず

とてもやりがいのある仕事だと思っていますし、

人と関わり、内面を共有させていただき、

その変化に伴走させていただけるという

素晴らしい仕事であると思っていますし

この仕事が大好きです。

 

もし、

私が今100億とか

桁外れなお金が手元にあったとしても、

やはり

この仕事を続けたいと思っています。

 

心理職を目指す

心理士の卵さんたち、

 

ぜひ参考になさって下さいね。

 

↑youtube 臨床心理士ひびきAiちゃんねるはこちらから♪

 

皆さん、今日も一日お疲れ様でした。

明日も素敵な一日となりますように。