8月になってから何度も目にするようになったニュース、迷いましたが
我が家は他人事とは言えないので記録をしておこうと思います。
ニュース
実はクーリクさんから迎えた子なのです。
ひびき（2005-2021）も、舞（2021-）も。
優ちゃん（1992-2004）は動物病院からきました。
ひびきが旅立ってはじめて迎えた誕生日、これから猫と暮らすことについて
こんなふうに考えていました。
そして運命的に、その誕生日に届いた舞の写真と動画。
胸騒ぎ そして決断
９ヶ月？
けれど安くされているわけでもなく高めな値段です。
この子はこれからどうなるの？という胸騒ぎから出かけていきました。
迷った時に後押しをしてくださった方々、あたたかく優しい声をかけてくれた方々
ひどい環境からと思われる問題が続出した時もいろいろと教えてくださった方々
皆さん 本当にありがとうございます
このペットショップには問題がある、そううっすらと知っていながら
悪質なペットショップという問題や、生体販売の問題のように
マクロな話であれば、加担しないためにそこに足を踏み入れては
いけないとも思し、まして購入するのはやめようとも思いました。
ただ目の前のこの子はどうなるんだ？
というミクロな意味で私は買うという決断をしました。
買うということが後ろめたいような思いもありましたけれど
それでもこの子と暮らしたいと思いました。
うちに来てくれてありがとう！まい
我が家に来た舞は、即、血便があり誤食癖もひどく
そして９ヶ月だけどシニア用の階段も登れませんでした。
体調についてはすぐに問い合わせもしましたが、あまりに心ない言葉
のやり取りで、ニュース記事を読んでその時のことを思い出しました。
一方で、店舗を転々としていたため、後になってから心温まるお手紙を
くださった方もいました。
舞は今、とてもお転婆で元気な3歳です。
飼育放棄で店舗に返され転々とした環境の名残と思われることは今もあります。
誤食癖、噛み癖、高いところにも登れますが失敗して落下することも多め
そしてお腹の調子が崩れると血便
フードの契約も継続しています。
ELMOさんのフードが悪いわけではないと考えていますが
体調によって食べるものが５年間変わらないというのは（笑）
クーリクさんが、フードの契約を条件に生体価格から値引きをしていて、
その強いおすすめが問題なわけですが、納得して契約もしました。
早く帰りたかったので。
記事にあったようにフード量が多めで、ひとりっ子飼いの我が家は
いつも余ってしまう状況で捨てるわけにもいかず、貰ってくれる方に
送らせていただいたりしている現在です。
それでも舞は3歳を迎えることができ、元気にしてくれていて
本当に毎日その成長が嬉しいです。
一緒に暮らせば、血統も出身も関係なく、ただただ大切な家族
出会ってくれてありがとう。我が家に来てくれてありがとう。
これ以外の言葉がありません。
ニュースの最後にあった言葉に泣けます
「ペットショップで購入しなければよかったと考えました。
私たちのような消費者がいるから、命を粗末に扱うペット業者が潤い、
こんな悲惨な思いをするペットたちがなくならないんだと」
ただ、その思いは複雑で、こうもこぼす。
「でも、クーアンドリクに行って良かったとも思うんです。じゃなければ、
ダディと出会えなかったので」
悪徳な業者がなくなるためには加担してはダメだ、購入してはダメだ
頭ではわかっていても、目の前のその子のこれからを考えた時に、
私はどうしてもそんなことが疑われる状況から連れ出したいと思いました。
加担している罪悪感のようなものももちろんありました。
複雑でした。
こうして舞の飼い主となる決断をした今の私にできることは、舞を大切にすること。
動物にとって最善とは思えない環境が、誤食癖や噛み癖のきっかけに
なったと思いますが、どんな時もあきらめずにドタバタ楽しく暮らしていく様子を
ブログに更新していこうとあらためて思いました。
企業としての責任追求や、ペットを販売するということ自体が
より良い方向に進んでいくことを願いつつ
今この時もその環境にあるだろう子たちに
ペットショップに限らず、飼い主さんを待っている子に
お家がみつかりますように
幸せに暮らしてくれますようにと思います。
ほんとに毎日見ていて思うんですよね
なんて美しい生き物なのだろうって
噛みつきが強くて血が噴き出しても
数分後には思うんですよね
なんて美しいのだろう
BGM：祈りはきっと／スピッツ