これを近代化産業遺産として残そうと考えた人、マジ天才！！！
ありがとう！！！（泣）
銅の製錬所として10年稼動し閉鎖された場所。
廃墟好きにもたまらないと思う。
どうも、人工の建造物と自然のミックス、という構図にものすごく魅かれる性質らしい。
例えば美しい自然の中に架かる瀬戸大橋、しまなみ海道、広島の宮島のような。
自然の中の人工物に。
きっと自然にとっては邪魔なのだろうけど、それがとても美しく思えてしまう。
美術館、ということで、もちろん館内にはアートワークがあります。
館内も素晴らしい。
アートに一部使われている灯り以外はすべて、うまく作られた窓からの自然光のみ。
なので、午前中、陽光輝く昼間、夕方、訪れる時間帯によって、その日の天気によってまた、雰囲気を変えるらしい。
そういうのが堪らないの…！！
悶えるの…！！！
建築物の光の取り入れ方って文化によっても違うし！
美術館を一望できる高台に登ってまた驚く。
向かいの山に咲く、桜が満開。
いい時期にきたなあ。華やかな季節に。
この美術館のアートワークもそうだけど、実際に中に入って、自分の足で歩いて、暗さを実感したり、そこに射し込む光を知ったりして、その体感そのものが宝物のような旅だった。
とても、幸福な2日間だった。
だからといって、365日、旅に出たいタイプの人間ではないんだよなあ。
でも、週6日同じ場所に固定されてるのも飽きてしまうみたい。
自分だけのバランスをみつける。
これがこれからの課題。
それで、この世界と人生を遊び尽くそう。
