石川県内の温泉地に無くて
飛騨高山にあるもの
黒川温泉にあるもの
由布院温泉にあるもの
それは町全体を盛り上げる為の行動即ち町づくりのように感じます。
一般的に温泉旅館はそのライバルを同じ地域にある温泉旅館に絞り込みます。
したがって、その温泉地内での勝負に明け暮れます。
結果、旅館は一匹狼となり
その温泉旅館の魅力だけでは引き付ける事が出来ない、
温泉旅館以外の幸せな時間の過し方の提供が出来ない、
そんな旅行客中心のおもてなしの無い旅館になってしまいます。
一匹狼の温泉旅館が魅力的でしょうか?
それとも町全体で旅行客を歓待する街にある温泉旅館が魅力的でしょうか?
答えは言わずともお分かりのとおりです。
温泉旅館は大変忙しいということは知っています。(関与させて頂いていますので…)
しかし、自分の旅館だけが良くなれば良いなんていうのは浅ましい考えです。
必要なのはその町のお客さんが着てくれて
その結果として自分の旅館に宿泊してくれることです。
温泉旅館さんだけに言える事ではないのですが
経営者たるもの
経営半分
奉仕半分の気概が必要です。
えっ!?
俺の所はそんな余裕なんて無いって?
そうです!
その考え方を変えてくださいと言っているのです。
時間は作るものなのですから…。