3/27 禅庵の玄米野菜料理と講和の会 | 西式健康法 - 養生講座/実践方法 「日々花家」ブログ

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日曜日は、恒例の「禅庵の玄米野菜料理と講和の会」でした。

玄米野菜料理教室をあと、みなさんでいただいて、そのあと、老師(先生)にお話をいただきます。

今回は、改めて先生のありように感銘を受けてしまったので、ちょっとご紹介したくなりましたキラキラ

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先生について、とんでもなく超人(←失礼・・・)だと思うのは、先生の「言葉」と彼自身の「在り方」が完全に一致しているところ。

だって、おっしゃること、すごいんです。

- 自分自身を明かりにすれば、暗闇がなくなり、どんな状況でも安心して心穏やかでいられる。
- 私たちは何一つ自由にできないし、何一つ所有などできない。
- 修行などしなくても誰でもいつでも悟りを開ける。そのためには、24時間命がけで生きれば良い。

・・・などなどなど、いつも本質的過ぎるお話ばかり。

お話を聞いても、私なんかは、頭ではわかるようでいて、でもその実ほんの片鱗しかわからず。。
先生は、少しでも分かるように毎回たくさんのエピソードをお話くださるのですが、少しわかった気持ちになると、また次の疑問が生まれたり、全然行動に反映できなかったりして、無明の自分にうな垂れるばかりやられた

でも、回を重ねていくうちに、確実に心の底で影響を受けている自分を感じるようになってきました。

それは、先生の「在り方」を実際に目にしているからだと思ったのです。

これまで出会った宗教家や哲学家の方々は、「そうは言っても自分も出来てないんですけどねえへへ…」っていうエクスキューズが常にあって、それはだって、すごく難しいことだから全然仕方ないことで、同じ道を志す先達の思想としてありがたく「勉強」させていただいてきたように思います。

ところが、先生の言葉には、そういった上辺のものが何もないんです。

何も勉強してこなかったとおっしゃる先生。
ご自身で体得してきたものだけをそのままお話されてるからなのだと思うのですが、それで、こんな本質論が語られることが、すごいー!と思うのです。

そんな先生の立ち居振る舞いや表情、受け答え、それを見ているだけで、本質論と実在がリンクして、お腹の中に深く落ちていっているのだなぁと、ありがたく思いました。

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今回のご講話の内容については、今の私に特に響いたのは「」についてのお話。

(以下、完全に私の言葉で、老師の使われた言葉ではないのでズレていることも多々あると思いますのでその点ご了承ください・・)

世の中には「事実」しかなく、そこに私たちが加える解釈は全て「妄想」。
事実は、縁によって起こる。
それは、いわゆる「縁起」の縁のことで、俗に言う、徳の結果だとか前世とか運命とか使命とか神様とか、魂だの決まっていることだの引き寄せだの、そんなんじゃなくて、もっとシンプルに、起こることの原因(数多ある必要条件)のひとつを指す。

私たちは、縁に従って、日々を生きれば良い。
むしろ、そうでしか生きられない。
あらかじめ、これをしようと計画したり、「~すべき」「~しなきゃ」といった考えで行動するのは、無理がある。
拘りで生きることになってしまう。

とこんなお話だったと理解しました。

老師からこれまで、上に書いたような本質論を何度もお話いただいていている中で、それはその通りだと思いつつ、でも、生半可にそんな境地に近づこうとすると、ただの無気力人間になってしまいそうで怖い・・・という不安がずっとあったのですが、今日の縁のお話で、そうじゃないということが少し分かってきました。

まだうまく言葉にできませんが、日々のすっきりとしたすごし方のイメージが沸いたような気がするので、今の理解をもとに、私なりにトライしてみようと思いました


貴重な時間に、本当に感謝です。

ぜひ、先生から学ばれたい方、深いお悩みをお抱えの方に、ご参加いただけたらと思っています。



ちなみに今日のお献立は、

・菜の花寿司
・豆腐ハンバーグ
・山うどのキンピラ
・蓬ゼリー

でした。

個人的には特に、蓬ゼリーが感動でした!
これからの蓬の季節の間、たくさん作りたいです