今回の渡欧の目的のひとつは言うまでもなく重度の"Acute Radioactive Syndrome"と橋本病・急性白血病の療養なので、あの聖なる植物を機会があれば一度摂取しておこうと考えていた。もちろん医療的効果を期待して。
病状回復の仕上げとして良いかもしれないと、
軽い感じで。
結果から言うと、カナビスさん吸引時に起こる症状の最終段階手前まで達した。
よく言うハイな気分とかキモチ良さとは完全に別の世界を見ることになった。
~ 以下は他人が読んでてもつまらない代物です、どうかご勘弁を ~
1971年に出版されたカリフォルニア大学のタート博士による
『On Being Stoned』の第24章「Levels of Intoxication」における分類によれば
【症状の段階】
レベル1: バズ(Buzz)
レベル2: マイルド・ハイ(Mild High)
レベル3: ハイ(High)
レベル4: ストーンド(Stoned)
レベル5: ベリー・ストーンド(Very Stoned)
レベル6: ストーンド・ストーンド(Stoned Stoned)
カナビス・スタディハウスより
http://cannabisstudyhouse.com/30_being_high/24_high_kind/high_kind.html
私は過去の経験から、症状が出るとしてもレベル2~3程度だろうと考えていたのだ。
治療もできてリラックスもできたら最高♪
しかし
昨日のわたしは結果、まったく予期しなかった世界を数時間アドベンチャーする羽目になった。
なぜ事前にガイドの一説も読んでおかなかったのだろうか><
まさかジョイント一本でこんなになるとは、、
自分がほぼ初心者だということの自覚も足りなかった。
僕はほんとうのカナビスさんの力を知らなかったのだ。
お店選びに関しては抜かりなかったはずだ。
五つ星レベルの老舗で、ワールドなんとかのサイトでは最も評価の高いお店だった。(アムスにコーヒーショップは200~300店舗ある)
商品の質は言うまでもなく雰囲気も客層も良かった。
服用する直前に、店のカウンターで喫んでいた独りの紳士が優しく「Be Careful..」と僕に向かって微笑みかけたが、思えばあれはフラグだったのか。
朦朧とする意識の中でそんなことを回想していた。
以下、私のサイケデリック体験である。
【1.コーヒーショップ内で】
A.時間が消失
B.スローモーション(実際はコマ送りに近かった)
C.視覚と聴覚感覚が一体化(入り乱れる)
D.夢の中の身体感覚で現実世界に対峙しなければならないのでかなり面倒くさい。一個一個の動作に強い意志力が要る。
E.あれ、右手はどうやって動かすんだっけ? どんな風に足を動かしたら直立歩行できるんだっけ、、? た、立てない(汗)。ホテルにどうやって戻る..?。い、いま動いたらコントロール不能で帰り着けないぞゼッタイ.. (初めて乗ったロボットを操縦する感覚)
F.不器用になっていつものことができなくなる。ライターと巻紙を鞄のポケットにしまう程度が限度。
G. 視界が狭まる。しかも自分の目が閉じているのか開いているのか判別つかない。しかしそれでも風景は常に意識できる。
【2.ホテルへの帰り道】
H.距離感覚の消失
I.脳内ナビシステムがアンインストール。(方向感覚の喪失、数メートル近所でさえ迷子になる。)
J.直前記憶の不連続。(ハッ!?あれ、今どこに向かって歩いてるの私? ..ていうか、ここどこ?)
K.現実世界の方に違和感を感じる。(たぶん今石畳を歩いている私はウソ=虚構・夢だ。行動しているのにそれがまるで夢の中の出来事のように嘘っぽく感じる。つまり帰途についているこの瞬間も、私の実体の方はまだコーヒーショップ内でカウンターに突っ伏したままなんじゃないか? どうもそっちの方がしっくりくる。「いまホテルに向かって帰っているのは現実じゃない。おそらく夢。」といった感じで、現実のリアリティが非常に薄く、存在不安に駆られる。)
L. 私の目の前に映っている「現実世界」のつくりが非常に脆いものに見える。ガラスのように薄っぺらい表皮をもつ仮想現実世界だ。それはまるで緻密に組み立てたプログラムによって我々が見せられている3D風景。いつ割れて(崩れて)もおかしくないフラジャイルな世界。
※このあとも方向感覚と直前記憶が消えるので「この道あってる、合ってる合ってる、、、」とかつぶやきながら進んだら奇跡的に帰れたわけだが。
【3.ホテルの部屋で横になった後】
M.ベッドに横になったが、ホテルに帰れた現実に自信が無い。「もしや頑張ってホテルに戻っのは夢の中の行為なのではないか」という一抹の不安。思わず自分のからだをペタペタ触って確かめる。ふと目を開けると再びコーヒーショップのテーブルが現れそうで、何度も恐々確認する。どうもここはホテルのベッドのようだ。
N.自分の人生の過去~未来を自由自在に行き来する。(昔どこかで読んだ仮説「時間は存在しない。全てが同時に起こっているのだ。それぞれの場面がカードのようにばら撒かれていて、順序はない。君がどのカードに意識を持って行くかだけなのだ。」 まさにこの世界だった。自分が思った瞬間どの場所・時空間にも跳べる。しかし、行った先の場所・空間に意識と身体を全部集中してしまうと、元の場所(2013年1月現在の私)に戻れない気がして、恐々行き来していた。しかしそれでも一度思い切って「それっ」っと過去のある一場面に飛び込んだ。そのときの世界感触は、夢などでなく現実そのもの、リアリティがすごくあった。あと、自分の未来にはビックリしたが、かなり面白い展開だったので満足してすぐ帰ってきた。)
なお、巷で言う神秘体験とか宇宙との一体感とかはなかった。
【4.おまけの症状】
O.吐き気
P.めまい
Q.トラウマ
以上
. . . . .
「誰も皆がカナビスでストーンすべきだ」
Everybody must get stoned♪
60年代にボブ・ディランがこう歌った。
この我々が見て信じている世界は、誰かが造った虚構の舞台かもしれない。
そんな一つの仮説を実体験できたことは貴重ではあった。
こんなバッドトリップでさえこれからの人生に少なからず役だつかも。
みんな機会があったらストーンするといい。(法の範囲内で)
私は当分いい。
残りの聖物も今日知人にあげてしまおう。。
【Music links to Youtube】
The Black Crowes によるカバー Everybody Must Get Stoned (Live)http://www.youtube.com/watch?v=WtMPlY3duz4
The Beatles によるカバー Rainy Day Woman #12 & 35(Everybody Must Get Stoned)http://www.youtube.com/watch?v=koqK7KXt-fU