活用できます。


これはオランダに来てから知ったプログラムです。
主催者の方から、私みたいな者が受けても良かったと言われました。

現在の日本国内の深刻な状況を鑑み、今後移住者・震災難民の受け入れにも力を入れたいということでしたので、海外移住を一時的に試したい方などには相談の価値ありです。

私は今回これには申請していなかったのですが、幸運にも主催者・関係者の方々から私の個人的な目的・リサーチ(茅葺に関する)に対していくつかのサポートがあり、実際彼らの助力はとても大きなものとなっています。

出島AIRプロジェクト
【概要】
「出島AIRプロジェクト」は、新しい社会や地域社会のコミュニティー作り、文化や芸術、ソーシャルビジネスなど、未来を創造する人々の可能性をサポートする新しいタイプのレジデンシー(滞在型)プログラム。日本とオランダの2国間でのプラットフォーム、交流の場です。18歳以上なら誰でも参加でき、アーティストに限らず、多様な専門の方を対象としています。参加者は、オランダ滞在中に達成したい“目標”を持った方、また社会的な視野を持ち、滞在地オランダでの社会貢献が出来る方。目標はどんな事でも構いません。


ということです。

もともと日本人のオーナーが自分のアムステルダムの空き家を、誰か「志」ある方に利用して欲しいという社会貢献活動を希望されており、アムス在住の日本人アーティストの方々がそれに賛同してこのようなプロジェクトと相成ったようです。

詳細はこちら
http://japan-holland-exchange.org/deshima/ja




フィガロ ヴォヤージュ “かわいい”の宝箱 アムステルダムへ

¥980
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先日からアムステルダムに来ていますが、
驚いたことがいくつかありました。

・自転車が都市生活に根付いている。専用道路とレンタルサイクルが隅々まで行き渡っている。

・カーシェアリングのインフラがすでに確立・稼動、スマホと連動しており非常にスムースにノーカー生活を送ることが出来る。

・オランダ航空の国内便がフライドポテトの廃油で(を燃料にして)飛んでいる。

$アラフォ-NEET、311レディオアクティブ・レフュジーになるも、日本の茅葺き屋根職人となる
(機体に大きく"Powered by Bio-Fuel"の文字)

などなど。

この国は北欧各国やドイツに次いで、エコロジー面の意識が高く革新的であり
実際の実現化のスピードも早いようです。
民間企業がこぞって次世代の新しい社会のインフラを開発しているようです。

そんなオランダで、またひとつ驚くべき事例が。

以下、プンタマガジンさんからの記事抜粋です。

『倹約家』による究極の大発明?ソーラー・ロードの実現
: PUNTA.jp 2013年1月15日記事
(前略)…そんなオランダで昨年末、資源節約の集大成ともいえるべき、メガ・ソーラーシステムがお目見えした。エコ関連企業と、そのお抱え科学者たちによる、「ソーラー・ロード(Sola Road)」と名づけられたプロジェクトによるもので、その名のごとく、道(ロード)のソーラー化が実現をみたのである。太陽光線を無駄にせず、効率よく上手に集めて再利用するという、これぞまさに、節約に長けたオランダの“お家芸”とも呼べるべき快挙であり、世界初の「太陽光線道路」として、他国からも注目の的となっている。

それでは、どうやって太陽光線を道に集めるのか。仕組みは以外と簡単だ。まず、太陽光線の吸収に、特に優れた特殊ガラスを開発。これに、リサイクルされた普通のガラス物質を混ぜて強化する。こうして製作された特殊ガラス物質を細かく砕き、アスファルトに混ぜ、道を作る。道で吸収された太陽熱は、スマートグリッドにより各家庭に配電されるという仕組みだ。実験段階では、30メートルほどの太陽光線道路1本で、一般家庭の約1年分の電気代すべてがまかなえる結果が出されたというから、ちょっとした驚きだ。
$アラフォ-NEET、311レディオアクティブ・レフュジーになるも、日本の茅葺き屋根職人となる
現在この太陽光線道路が敷かれているのは、オランダ西部の自転車専用道路に限られているが、今後は老朽化した高速道路も同じシステムを以て舗装される予定だという。プロジェクトでは現在、特殊ガラスの更なる高質化をねらっており、太陽光線が弱く短い冬期間でも迅速かつ最大限に太陽光を吸収する新製品を開発中だ。これが実現した暁には、オランダ全土を網羅する高速道路のほとんどがこれらの“ソーラー・ロード“に生まれ変わり、太陽の恵みが各家庭のランプを灯すことになる、と国民からの期待がかかっている。

記事ソース
http://punta.jp/archives/9913




「原子力発電所なんて要らない」というのを、ただ叫ぶではなく。
「実際もう誰も使ってないけど?」と行動と結果で示す。
この姿勢には学ぶべきところがあります。



関係ないですが、
イギリスのエコノミスト誌調査による「生まれたい国ランキング」2013年の結果も興味深いです。
2013年に生まれた赤ちゃんがどの国なら健康に、安全に、裕福に育っていけるかを調査で、地理学、人口統計学、経済状況など11の要素を含む指標をもとに、赤ちゃんが18歳を迎える2030年の状況を予測し、ランク付けを行っています。
$アラフォ-NEET、311レディオアクティブ・レフュジーになるも、日本の茅葺き屋根職人となる
http://www.designboom.com/design/where-to-be-born-from-1988-to-2013/
子供たちの50%が18歳を迎えられるかどうか分からないような現在の日本は残念ながら安全とは言いがたいですが、
オランダは健闘していますね。





~私がアニメ作品を引用する理由。~


いつの時代でも、芸術や創作活動はある種の予言としてとらえることができます。
かつてゲーテがベートーヴェンの音楽の中に、来るべき社会変革とエネルギー革命の予兆、未知の蒸気機関の轟音を聞き取ったように。

そう、多くのアーティストの作品に人類・民族全体の集合無意識が宿るように、現代の文学やアニメ作品にも、来るべき変革・未来社会の予兆が隠れていると考えることも出来ます。

「これから一体どのような社会が到来するのか」
最近話題になった文学作品やアニメ作品などに触れることは、未来社会予測のヒントをつかむための手段の一つもなり得るのです。
少なくとも私にとってはそのようなものなのです。

例えば明らかに子供向けの特撮やアニメ作品でさえも、これらを単なるオタクや子供向けの娯楽として扱うには少々もったいない気がします。馬鹿にはできません。
もちろん初期宮崎駿作品のように直接的に現代文明・社会に警鐘を鳴らすアーティストもいますが。
Nausicaa Of The Valley Of The Wind 7 (Nausicaa .../Hayao Miyazaki

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さらにSF作家ディックやアシモフ、手塚治虫らを例に挙げるまでもなく、彼らの想像した架空世界の話のいくつかが数十年後に現実となっています、またなりつつあります。

●小説作品において近未来予言が的中した例(恩田睦)
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5426

●戦闘服の光学迷彩化がCGやアニメ並みに実現している映像 @Youtube(中盤から)
http://www.youtube.com/watch?v=gqtsHohnEUA

あらゆる創作の場でこういったことは日常的に起こっていることでしょう。


さて、つい先日ANIPLEX×電撃G'sマガジン×A-1 Picturesによるオリジナル・アニメーション・プロジェクト『ビビッドレッド・オペレーション』(通称ビビパン)が放送開始されました。
ビビッドレッド・オペレーション 1(完全生産限定版) [Blu-ray]/アニプレックス



いわゆる変身・戦闘美少女ものなのですが、個人的に注目すべきはその世界設定です。
エネルギー転換問題に揺れる現代の実世界を反映するかのような舞台なのです。

... ... ... 

第1話冒頭でも説明がありますが、
そこ(日本含む世界)では、すでにエネルギー問題が解決されており、資源の取り合いによる国家間の紛争などもない時代で、民衆もみな今がもっとも良い時代であると認識しているようです。

具体的には天然由来・無尽蔵な資源によるエナジー供給システムが海上で稼動し、全世界に送電?されています。
$アラフォ-NEET、311レディオアクティブ・レフュジーになるも、日本の茅葺き屋根職人となる
その「ジゲン(示現、次元?)エネルギー」の中心装置である巨大構造物が常に視聴者に意識されるよう描かれています。
$アラフォ-NEET、311レディオアクティブ・レフュジーになるも、日本の茅葺き屋根職人となる
象徴的に。
$アラフォ-NEET、311レディオアクティブ・レフュジーになるも、日本の茅葺き屋根職人となる
遠景。右上の海上にその巨大装置が見えます。


また、主人公たちが戦闘時に使用するエネルギー源はこのエネルギーシステムを利用していることからも、作品全体のなかでこの「次世代エネルギー」の扱いが重要な位置を占めているのがわかります。単なる舞台の大道具ではないようです。

一見キャッチーに見える作品のなかに、実はこのようなものを仕込んでいるわけです。

全世界を席巻しているジャパニーズ・OTAKUカルチャー作品の期待の新作において、こういった現代社会の問題点(明らかにに原子力の代替エネルギーの実現社会を示唆している)を舞台装置に組み込むことは非常に意味のある社会的行為と言えるのではないでしょうか。

反原発デモなどとはまた違った方向で、意識改革・啓蒙活動を行なっていると見ることもできます。
なにより受け手の年齢層が若い層であることは最も注目すべきことです。

当作品のプロデューサーや脚本・製作陣はこの日本が生み出すエンターテイメント、アニメのチカラが、世界に与える影響の大きさを知っています。

いままさに時代が必要とするメッセージを、クオリティの高いエンターテイメントとして作り上げる彼らには本当に脱帽致します。



・時代を読み解くツールとしてのアニメ
・自由な思想の発露が可能な場(メディア)の一つでもあるアニメ
・学校教育並みか、もしくはそれ以上の刷り込みを可能とする、もはや現代の神話的役割を担うアニメ
これが~私がアニメ作品を引用する理由~であり、今後も注目し続ける理由です。