気付いたのは、日曜日の夜お風呂に入る時。
お臍の左側に小さな赤い斑点が5~6個。
痛くも痒くもないけど、下着で隠れてるこんな場所にできているということは、
もしかして、ダニ???
今年の夏は雨が多かったから、寝具に湿気が多いのかな?
こりぁ大変!
と思い、
ドラッグストアで、ダニ退治用品をあれこれと買って来て、
ベッド周りを大掃除し、
斑点には、虫刺され用のステロイド入り軟膏を塗って、素人療法をしていたのです。
ところが、
それから昨日まで、痛みと痒みはないものの、
斑点は治るどころか、赤い色が薄くなって面積が広がるばかり。
週末なので、これは一度病院で診てもらわねばと思い、
何年ぶりでしょ、皮膚科に行って来ました。
お腹を出すや否や、
先生 「こりぁ、帯状疱疹じゃね、痛いでしょうが?」
私 「それが痛くないんです。」
先生 「それじゃぁ、かゆうてかゆうて寝られんでしょ?」
私 「それが痒くもないんです。」
先生 「まぁ、そういう事もあるでしょ。」
それからの説明の長い事。
子供の頃罹った水疱瘡のウイルスが体内に潜伏しとってね、
過労やストレスなどで免疫力が低下すると、そのウイルスが再び活性化して、
帯状疱疹を発症するんですよ。
50歳以上で帯状疱疹を発症した人のうち、約2割の人に帯状疱疹後神経痛が
起きるから、気をつけんといけんのですよ。
等々。
この1年8か月、コロナの自粛自粛で、
ストレスが溜まりに溜まってるから、これが大きな一因でしょ。
皮膚科医院の前にある、お寺さんの大きな芙蓉の木。
芙蓉の花を見て思わず口ずさんだのは、「風の盆恋歌」。
♪ 蚊帳の中から 花を見る
咲いてはかない 酔芙容
若い日の 美しい
私を抱いてほしかった
しのび逢う恋 風の盆 ♪
富山市南西部八尾の、おわら風の盆
一緒に行く予定だった親友も、夏前に大腿骨頸部骨折をしてしまったし、
一度は行って観てみたいものだけど、
いったいいつになるのやら、いつ行けるのやら。