着物元年、諸問題発生中。 | ろーずまりーのように♪

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記憶力や集中力を高め、いつまでも若く瑞々しく。

 令和二年は着物元年などと大見得を切ったものの、諸問題発生中です。

 

 (1)長襦袢の丈が長くなっていて困っています。

   私の着物は、結婚前に作ったものが多いのですが、

   今の身長は、当時より約3センチほど低くなっています。

   それに歳をとると肩周りの筋肉が落ちるそうですから、その分もプラスすると、

   約4~5センチくらいでしょうか。

   着る時、その分を胴回りで工夫しても、なかなかスッキリとはいきません。

   それで今、準礼装用の一枚を直しに出していますが、

   いったいいくらかかることやら。

 

   お金はかけたくないので、毎晩夜なべをして自分で直すしかありません。

   浴衣くらいしか縫ったことがないのですが、

   たとえどんな風になろうと、怒る人はいないのだから、まぁいっか。

 

 (2)糸が朽ちて、着物のあちこちがほころびています。

   これも大きな問題で、着ていてお尻あたりがほころびたら大変。

   引っ張ってみてはあれこれと点検。

   ほころびていている場所も、我流で縫っています。

 

 (3)足袋のサイズが変わっています。

   今までは足にぴっちりとした足袋を、

   足袋屋さん(広島に一軒だけある)で買っていたのですが、

   その足袋を履くともう痛くて痛くて。

   スニーカーに慣れた足は、ストレスが苦手なのでしょ。

   今までよりワンサイズ大きな足袋に買い替えました。

   (一足2500円ですから、大層な物入りです)

   

 

 こんな諸問題が発生していますが、

 若い頃と違って、いろいろなことに気付きます。

 新潟や信州の紬より、結城紬がいかに身体に添い、着心地の良いものか。

 暖かい地方で織られた、大島紬や琉球絣などが、

 サラリとしていてなんと着心地の良いものか。

 

 帯の合わせ方も、若い頃は呉服屋さんのアドバイス通りにしていたのに、

 自分でいろいろやってみると、又違った味わいが無限に広がるようで。

 

 まぁ、しばらくは毎晩夜なべでチクチク、

 しかし、何でも慣れですね、下手なりにかなり上達しましたよ。