いつものように自転車で銀行へ行く途中、
今日は一本違った道を入ったら、
予想通りの新発見。
民家からはみ出すように、それはそれは立派な、
キダチチョウセンアサガオの黄色い花がみえる。
もうすぐ12月だというのに、こんなに沢山の見事な花が。
この花は下を向いて咲いているが、
上を向いて咲いているチョウセンアサガオだったら、
強力な麻酔作用をもったアルカロイドを含む植物として有名で、
有吉佐和子の『華岡青洲の妻』にも出て来る。
江戸時代の蘭学医、華岡青洲は、
この植物の葉などからつくった麻酔薬「通仙散」を使って全身麻酔をし、
乳癌の外科手術に成功したという。
こうして記事を書いていると、
アルカロイドのせいか、
麻酔がかかったようにぼんやりして眠くなってきたぞ。