CRピンクレディーX(大一)
■大当り確率326.5分の1
リミット規制解除後のCRデジパチは海VSその他の機種という図式が完成しつつありました。
その歴史の中でほぼ互角の勝負を行なっていたのが大一の機種であり、その中でもバカボンと
並んでホールでの人気を二分するほどのヒットとなったのがこの台でした。
元々演出のくどさから好き嫌いがわかれる傾向にあった大一のデジパチなんですが、シンプルな
海とは全く対極に位置する事が幸いしたのかも知れません。
勿論、新機種を出すたびに徐々に洗練された演出の工夫がようやく受け入れられるようになった
と考えた方が自然ですが・・・
個人的にはドキドキ愛ランド→ギャンブラー愛→炎の爆笑軍団という流れからステップアップ演出
「天才バカボン」へと発展し、集大成とも言えるのがこの台なのではと思っています。
時短機能が認められて、各メーカーがこぞってフル時短マシンを登場させる中、王者の2機種は
当り易さを重視したハーフスペックで圧倒的な支持を受けました。
ところが、その後ほぼ同時期に兄弟機のフルスペックタイプが登場した辺りで、情勢が一変する
事となります。海が次々とハーフからフルへ入れ替えられていくのとは対象的にピンクレディの
方は次々とホールから姿を消してしまったのです。
その後も大一の機種は苦戦を続ける事となります。派手な演出や複雑な予告は打ちこめば面白
さが分かってくるものの、そこへ到達するまでの敷居が高すぎたようで、「よくわからないから打た
ない」という海派のデジパチファンから敬遠されてしまったのです。
大一も手を替え品を替え様々なアイディアを投入するものの、「シンプルイズベスト」でデジパチの
スタンダートとなった海の牙城はもはやどうしようもない強固なものとなってしまいました。
更に大一のお家芸であった数々の演出は気がつけばいつの間にか京楽がそっくり受け継いだ形と
なりました。
京楽が上手かったのは、キャラやリーチの変更はあっても基本的に大当りまでのフローが一貫して
いる為、後継機が登場しても前作のファンをそのまま引き継ぐ戦略に出た事です。
ヒットメーカーの宿命として新たな期待に応えようとした大一と、目新しさを捨てた京楽。
同じ傾向に進みながらも現在の状況を考えるとやはりパチンコは分かり易さが重要なキーワードと
なっているのですかねぇ・・??
只、個人的には現在の大一の開発姿勢は非常に好感が持てます。
御存知の方も多いと思いますが、最近変則的なスペック機を意欲的にリリースしていますよね。
ピンクレディの新作もかなり異色のマシンとなっており、それが賛否両論(どちらかというと否定的意見が
多いようですが)となっていますが、かつてと状況が違っているのですから、メーカーとしては当たり前の
戦略ではないでしょうか?
海に対抗できる唯一のメーカーとして君臨していた時代ならともかく、海&京楽の牙城を崩す為には
ノーマルスペックでは到底太刀打ちは不可能ですから。
現在のシェア状況の勢力図を塗り替えるには、新スタンダートを確立した上でそのパイオニアとなる事が
必要不可欠なのではないでしょうか?それを唯一目指しているのが大一だと考えるのは深読みしすぎで
しょうかねぇ・・・
ピンクレディ判別表
ランプ系は覚えるのが苦手なのですが、さすがにこのスペックでは打つ際には
必須のような気がしたのでネットでの情報を元に自作してみました。
左側がヘソ・右側が電チューで大当りした時の
潜伏確変のランプ
になっています。これで当っていたら絶対に止めてはいけません!
・・・と言いたい所何ですが、多分幾つかは間違いがあるのではないかと。
自分の場合、この画像を待ちうけ画面にしておいて、大当りした時にチェックしています。
ちなみに大当り中に玉を移す際はプッシュボタンにコインを挟んでおくと手を離しておいて
も大丈夫です。
関係ないのですが通常時のスロットは「ボタン同時押し」が可能です♪
一々押すのは面倒ですし、無視するのも勿体無いという方にはお勧めです。
*判別表の不備に関するクレームには対応できませんので、あくまでも参考程度で
お願いします。
デジパチ甲子園(豊丸)
■大当り確率205分の1
連荘機が規制されたデジパチ不毛時代に登場したノーマル機。
出玉面で特筆すべき点はないのですが、この台は実は以後のデジパチに革命とも思える
アイディアが採用されています。
それが抜群の信頼度を誇る「青春の輝きリーチ」でした。
ノーマル→スーパーから更に発展し、画面上にはチアガールが登場し数字が点滅を行ない
ながら大当りするというものです。
さて、これの一体どこが革命なのかと言いますと・・・
初めてメーカー公式でスーパーリーチに名称を付けた事なのです。
元々この時代、リーチと言ってもノーマルとスーパーの2種類位しか存在しませんでした。
スーパーのパターンも限られており、「高速」「コマ送り」「スロー」のようにデジタルの動きがそのまま
名称となっている事がほとんどでした。
一部で専門誌等が名称を付けている事はあっても、それをメーカー側から事前に決めている事は
皆無だったのです。
まぁ、ノーマル機なので話題性を得る為の苦肉の策だったのかも知れませんが、その思惑とは裏腹に
その演出と名称のギャップにどちらかというと失笑・・・・というか恥ずかしくてホールではさすがに呼べ
ませんでしたよね、これはw
只、このリーチ名というアイディアは以後、液晶デジパチが主流になると当然のように他メーカーも追随
する形となり、信頼度の異なる複数のスーパーリーチを採用というのが標準スペックとなってゆきました。
ハッピーランドV2(ニューギン)
旧要件時代のちょっとマイナーな羽根物。
最大の特徴は役物中央の回転体でして、何と Vゾーンが2つ もあるのです。
・・・といっても別に特別当り易くなっているというわけではなく、あくまでも見た目だけだったのですがw
羽根に拾われた玉が上段ステージ後方に送られて、下段で先ず左・中・右と振り分けられます。
実質大当りの可能性があるのは中を通過した場合となっています。というのも、中央部分はブリッジの
ような構造となっており、左右からイレギュラー的な動きをしてもそこで入賞を阻止してしまうのです。
又、回転体はV穴以外に入賞部分はなく、タイミングが合わなければ苦労して通過してきた玉もあっさり
と下に落ちてしまいます。
一端大当りすれば貯留機能が優れていた為、そこそこの継続率があったような印象が残って
いるのですが、見た目のお得感とは裏腹に結構シビアな台だったような・・・・
特にモチーフとしては活かされていませんが、セルのデザインは当時大流行していたファミコンを意識
して描かれています。当時このゲ-ムは一体何をぱくったのだろう?
・・・と意味のない部分が結構話題になりましたw
マリオ?マッピー?グーニーズ?ソロモンの鍵?ドルアーガ?
どうとでも取れる中途半端なグラフィックがいかにもバッタ物の雰囲気を醸し出していますよね♪
ラッキーキャット(京楽)
羽根物がまだ主流だった時代に登場。
当時の羽根物は釘と役物の癖を把握していれば、ほぼ常勝が可能だったわけですが、現実に
そういう立ち回りが出来る人というのは当然の事ながら、ごく限られていました。
定量制の営業が主流だった羽根物の場合、出る台はとことん出る調整となっているのですが、
一定回数打ち止めになるとそれでその日の稼動は終了してしまうのです。
この打ち止め台の開放に関してはお店毎にルールが異なっており、終了即開放する所もあれ
ば、決められた時間に抽選で開放等結構地域差が見受けられましたね。
中には良い波に恵まれて偶然定量に到達するような台もあるのですが、基本的にお店が最初
から予定している開放台は大体3~4回の定量でその日は打ち止めになってしまいます。
従って、朝から稼動のあるお店の場合、夕方以降に打てる台というのは要するにどうあがいても
勝てっこない台ばかりが残っているのです。
釘が見れない一般の人は「寄りがどうの」とか「ヘソがどうの」なんてウンチクを垂れながら台を
選ぶのですが、結局は札の刺さった台を打つしかないわけでして・・・w
そんな中、羽根物の最重要ポイントとも言えるヘソのはかまがストレートゲージになっている事
で話題になったのがこの台でした。
はかまの絞りやヘソとのズレ等を気にする事なく通過した玉がスポスポとヘソに入賞する様は
見ていて実に気持ちの良いものでしたw
といっても、その分他機種に比べヘソは閉め気味になっていたので、実際の入賞自体はそんな
に変らなかったような気もしますが・・・・
又、入賞を甘くした分役物は非常に辛い物となっており、いくら開いても全然当る気がしなかった
ような印象が残っています。しかし、この頃はこのストレートのはかまだけでなんか他の台を打つ
よりも勝てるような気がしたんですよねぇ・・・
勿論気がするだけで勝てる程甘い話があるわけもなく、何度か打ったはずなのですが、勝った記憶
は全く残っていませんが。
でも、この頃の自分は間違いなくこの台なら勝てると思ってチャレンジしていましたw
早い話し典型的なカモだったわけですね。
そういえばその後、別のお店でこの台を見た時、ストレート部分を無理矢理広げてはかま状態に調整
されていました。
「ストレートでも勝てないのに、はかまにされて勝てるかよ!」
そう思って手は出しませんでしたが・・・(ちょっと成長したのかも?)




