懐かしのぱちすろ名機列伝xxΣ -15ページ目

パチスロだよ黄門ちゃま


【メーカー】平和
【販売年月日】2004年12月13日
【(C)】C.A.L
【タイプ】A400-ST
【特徴】公式HP


4号機末期は新規メーカ-の大量参入もあったのですが、既存メーカーからも新台が次々とリリース
された事により、中には2桁台の販売台数しかなかったものや、導入されてから数週間で姿を消したもの
等、それまでのパチスロではちょっとありえなかったような現象を引き起こす事となりました。


それもそのはずで、実際にホールで稼動を支えているのは数機種程度で、それらがシェアの7割位を
確保しているので、新台はこの残りの3割の中でパイの奪い合いをしていただけですからね・・・・


そんな混沌とした状況で、平和から登場したこの台は人気キャラのタイアップと言う事もあって
設置、人気とも頭一つ抜きん出たものがありました。


多彩な演出だけでなく、頻度やパターンによって前兆の期待が高まり、更には、連続演出を予感
させる前兆目の存在によって、ST機独特の薄いゾーンでの打たされている感を上手く解消していた
ように思えます。

解析が判明した後も、浅い天井や2種類の通常モードの存在により狙い目が絞りきれないので、
連荘後即止めという打ち方をされる事がなく、安定した稼動を維持していたような気がします。


元々スペックが甘い為、400G以上のはまりから天井狙いが可能でしたから、何気にこの台は
狙いどころよりも止め時を明確にすれば比較的安定した収支を狙えたのではないでしょうか。

放出前は20Gの前兆を経由するので、連ゾーンの20G前から前兆の気配がなければ、早めに
切り上げる事でコインの節約が出来ましたからね。


■PV



只、4号機の爆裂時代からスロットを打ち始めた方なら何も感じなかったかも知れませんが
やはり昔から打ち続けていると、この頃の出目が完全に無意味なパチスロは何か打っていても
違和感を感じる事が少なくありませんでした。

液晶演出等がどんどん進化する為、出目に対する注目度が下がっていったのは仕方ないのかも
知れませんが、やはり「出目→演出」という発展パターンがパチスロの王道ではないかと・・・


そういう意味で、現在の5号機はこの頃より勝てなくても楽しめるはずなんですが、何故
最新作の黄門を打っても全く面白いと思えなかったのか・・・・???



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パチスロ倶楽部コレクション パチスロだよ黄門ちゃま

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あら、びっくり。


GJと指を立てるテリーマン。その上に表示されているのは「ROUND 30」。



通常時は退屈極まりないこのスペックも、MTに突入すれば話は別・・・というのはせいぜい

10連まででしょう。




ここまでくれば続こうが終わろうがどっちでもいいですw




投資1Kで揃った黒7がまさかの悪魔将軍に勝利+肉ボタンレインボーで、もしやの期待は

あったのですが、確率内でポンポン当りまくって毎回終了かとヒヤヒヤさせられました。




MT1000G消化時でROUNDは既に15に到達。

そしてここから怒涛の収束が始まり、30の時点では綺麗に確率通りになっていたり・・・・




でもって最終的に

こうなったw




グラフはこんな感じ(見え難かったので白ラインで補強しています)


前半のグダグダ部分を担当した人が翌日この履歴を見たら卒倒するのは間違いなし♪

途中から閉店が気になってブン回し体制に入ったんだけど、こうなると4ボタンは結構負担かかるなぁ・・・

パチスロ海物語

【メーカー】三洋(サミー)
【販売年月日】2005年5月16日
【(C)】SANYOBUSSAN CO.,LTD
【タイプ】A-ST
【特徴】公式HP



5号機への移行が秒読み体制に入り、登場する機種は毎回「最後の●●」と言うような

売り文句でホールへ導入されるようになりました。


新機種になる度に出玉性能が衰えているわけですから、何らかの注目ポイントがなけれ

ばなかなか設置されなかった為でしょうか?ホールとしてもこの頃は未知数の新台よりも

安定性のある既存機種で凌げたらという考えがあったのだと思います。


実際この頃の台は当り外れが非常に激しく、新装初日から席が埋まらないというような光

景もしばしば見受ける事が出来ましたからねぇ・・・・


そんな中、話題性では文句なくトップクラスだったのがこの海物語でした。

特に液晶表示の完成度は当時のCR大海物語以上の出来だったのではないかと?


簡単目押しのツインビッグ消化方法や、確変を思わせるようなボーナスの連打等、程よい

技術介入と一撃性を兼ね備えていたのですが、解析が判明するとその評価は一変する事

となりました。



テーブルによって完全に管理されたボーナスの放出システム。



この台には自力解除という概念が全くなく、ひたすら解除Gまで打ち込むしかないのです。

しかも放出前には前兆演出を伴いますので、通常時の演出はボーナスの期待をするものでは

なく、単に前兆演出である事を願うだけでしかなかったのです。


放出されたボーナスによって次回のテーブルがある程度予測できるというメリットはあったものの

それに耐えうるだけのゲーム性を要していなかった事から、以後は完璧にエナマシンとして認識

されるようになり、山佐から登場した海一番 と同様の運命を辿ってしまいました。



液晶の完成度の高さとゲーム性のギャップの乖離に関しては当時、「開発途中で申請期限になっ

てしまったため」と噂されましたが、実際に打って見るとまさしくそうとしか思えないような出来でした。



実際、何度かこの台では天井やゾーンで美味しい思いをした事があるのですが、自分はこのような

台に対しては「作業台」「お仕事台」と完全に割り切っていました。



期待値がプラスなんでとりあえずは打つけど、台自体に関しては全く評価していないと言う意味です。

この頃はとにかく、このような作業台が増殖しているような状況でして、打つ台には困らないけど打ち

たい台はないという、摩訶不思議な立ち回りを強いられる事となります。


デートラインペガサス

【メーカー】テクノコーシン
【販売年月日】2002年6月
【タイプ】A400ST&AT
【特徴】ST解除時は全放出


AT機が主流になると、各メーカーが色々工夫を凝らすようになったわけですが、そんな中

もっとも異彩を放ったのがテクノから登場した機種でした。


AT機に関しては元々内部抽選等、スペックに関する事前知識を掴んでいないとゲーム性が

理解できないだけでなく、出玉面でのロスが生じる等知識介入的要素が大きかったわけです

が、テクノの台の場合はそれだけではなく、スペックを勉強しても理解できないという非常に

難解なゲーム性を持つものが非常に多かったのです。


とにかく出玉面や一撃性を重視した結果、出目が単調だったり、意味不明な演出が多かった

のもその一因だったりしますが・・・



それだけに、打ち込んでいた人や一撃性に惹かれた人にとっては面白い台と評価されたのかも

知れませんが、自分の場合は新台で少し打ってそれでもうギブアップと言うのがほとんどでした。



そんな中、相変わらずの爆裂振りを発揮しながらも、非常に分かり易いスペックを持っていたのが

この台でした。


ATとSTが存在する為、ややこしそうなイメージがありますが、この台は通常時の解除抽選は

一切行なわれていないのです。


そして天井に到達するとATが発動し、その後ストックされたボーナスが全て放出されるという

単純明快なメリハリによって成立しています。



・・・要するに



一度打ち始めたらボーナス引くまで絶対止めちゃ駄目!



というのが立ち回る上での必須条件となっています。


1号機ニューペガサスの連荘性と、3号機デートライン銀河の一撃性を融合させたのでしょうか?

最大天井が1000Gちょいで浅く設定されていますので、高設定を掴めば分回す事も可能でしょうが

ちょっと試しに打って見るか・・というような興味本位な立ち回りはこの台では爆死を意味します。



デザイン的には非常にそそられるものがあったのですが、如何せん物の見事に設置がなかった為

関東で実際に設置を見た時は思わず爆死しそうになりましたがw





■ゲームで遊ぶ

パチスロ帝王 ~デートラインペガサス~

¥450 Amazon.co.jp


1号機を打とう

関東の知り合いの方 が結構入り浸っているらしいパチスロアミューズメントホールの「 殿堂(DENDO)  」。


只、人気があるのはやはり爆裂4号機や裏物3号機だそうで、残念ながら1号機はあまり人気がないそう

です。(ブログの感想等を見ただけで、実際には訪れていないのであくまでも想像ですが・・・)



確かにゲーム性という部分ではまだまだ未完成な部分が多い1号機なんですが(操作性も含めて)、今

ではありえないような規定で作られている事と、プログラム面でも不備も重なり、数多くの攻略法が存在

します。勿論これらが現役で稼動していた時代、これらを駆使できた人は非常に限られているわけです

が、殿堂さんであれば高設定で使い放題なわけですから、一度は試して見るのも良いのではないでしょうか。



というわけで、1号機を知らない人の為に簡単なゲーム性と攻略のポイントを幾つか紹介したいと思います。



先ず、1号機はほとんどの機種が「吸い込み方式」を採用しています。天井が存在するのですが、4号機の

ST機と異なるのはG数ではなく投入枚数によってボーナスが管理されている事ですね。


従って、通常時の小役は揃えるだけ無駄になります(機種によって例外もあり)。

小役狙いではなく小役外しに徹するとボーナスの連打が楽しめますよw


又、ボーナスフラグが成立すると等倍返しが作動しますので、コインが減らなくなります。

(小役のフラグが成立し易くなる)

ゲーム性がわからなくても、とりあえず小役が連続で揃いだしたらボーナスを狙ってみましょう。


基本的に1号機は「1回交換」を前提に設計されていますので、最高設定の天井は驚くほど低かったり

しますので(その分REGの比率が高いのですが・・・)初期投資を抑える意味でもお勧めだったりします。



では、それらを加味した上で、殿堂設置機種のポイントを♪



バイキングマスター・アーリーバード


中身が全く同じ兄弟機です。天井は350枚で通常時の小役は周期性によって払いだされます。


14・15枚役→次回の小役は11~13G後

10枚役   →次回の小役は6~7G後

チェリー   →次回の小役は2~3G後


多分こんな感じだったと思います。この小役の周期が崩れたらボーナスの前兆となります。

又、ボーナス図柄がテンパイした次のゲームで小役が揃うと天井が近いというサインになります。

従って毎回小役を外しながらボーナスをテンパイさせると、小役が揃えばリーチ目になります。

(周期抽選から等倍処理へ移行)


【ポイント】

やはり、図柄のセンスの良さではないかと、配色といい図柄といい、パチスロの王道を感じる事が

出来ます。REGはやはり★揃いを堪能したいですね♪


全く意味はありませんが、JACゲーム中に777を揃える事も可能です。



プラネット・パルサーXX


これも中身は全く同じです。

大量リーチ目タイプで、特に攻略要素はなかったと思います。


ボーナス成立後は土星(スイカ)を揃えて15枚頂いてから揃えるようにしましょう。

(確か2回揃える事ができたんだっけ?)


【ポイント】

山佐のリーチ目へのこだわりがこの台からひしひしと感じる事が出来ます。

当時は7が対角に止まればチャンスと言われていましたので最初のうちは必死で狙っていましたw


ワンダーセブン・フォーチュンワン


中身は全く同じです、残念ながら両機種ともほとんど打った事がないのですが、とりあえず

小役に周期性があります。恐らく対策されていると思いますが、空回しで小役抜きが可能です。


後、ビッグ中にも次回の天井の抽選が行なわれており、小役ゲーム中に1・2枚掛けを併用

してカウンタを調整すると1G連が堪能できます。(このカウンタの数値は忘れてしまいましたが・・)


【ポイント】

フラグ成立時のズル~~~~ンと滑って停止する様は一見の価値ありかと。



ニューペガサス


吸い込みテーブルの波の荒さで人気を得ましたが、最高設定は逆に安定度の高さで群を抜いています。

天井は550枚で、通常時は逆押し消化すると小役の取りこぼし率がアップすると同時に逆押し限定

リーチ目が存在するのでフラグが察知しやすくなります。


【ポイント】

1号機では最も波が荒く、ギャンブルマシンと呼ばれておりどのお店もこの島だけは鉄火場の様相を

呈していました。安定度の6よりもテーブルの深い4の方が好まれていましたね。


ニュースターダスト


この台も吸い込みテーブルがはっきりしているので連荘とはまりが出現しやすくなっています。

全設定共通のANYテーブルが選択される事があるので、稀に設定とは異なった枚数でフラグが

成立する事があります。詳細なテーブルに関してはnobさんのブログ で紹介されています。


【ポイント】

インパクト抜群のビッグ図柄に当時はしびれました。

全リールの枠内にSUPERが止まればチャンスと教えてもらい、必死で狙っていましたw


ファイアーバード7U


1号機で唯一吸い込み方式が採用されていません。従って天井は存在しないのですが、高設定

ならば、はまりの心配はいらないでしょう。


小役フラグは専用カウンタで管理されているのですが、フラグ成立後は等倍返しが優先されるので

通常とは異なり短い間隔で揃い易くなります。


数ゲームで小役が落ちるようになったらボーナスを狙ってみましょう


ビッグ中は難易度特Aランクの「600枚抜き」がありますが、失敗した場合のリスクも大きいので

持ちコインに余裕が出来てからチャレンジするのが正解かも?


【ポイント】

この台はフラグ成立がわかりにくく、波も荒かったのですがビッグ中の攻略にその魅力が凝縮

されていたのではないかと思います。配列の盲点をついてフラグ未成立状態でも強制的にJAC

インが可能な為、3回のボーナスゲーム+小役ゲーム(大体25回前後)で600枚の獲得が可能

となっていますが、全リールビタ押しですから簡単には攻略出来ませんよ。


配列を見て、小役もジャックインも防げない箇所を見つける事が出来れば自力で発見できるかも?

トロピカーナ7X


4号機の技術介入機にも劣らぬ攻略法の宝庫。

フラグ自体は遅れによって完全に把握できるのですが、通常時・ビッグ中を問わず数多くの技術

介入の余地があります。吸い込みではなく投入枚数によって天井が設定されていますので、小役

狙いは、そのまま持ちコインのアップに繋がります。



・通常時

小役はフラグ持ち越しがあるのでとりこぼしを心配する必要はありません。重要なのはチェリーの

存在でして、角・中段・連チェリーは全て同一フラグで制御によって枚数が振り分けられています。


従って目押しをきっちり行なうとチェリーが毎回7枚で獲得できますので、かなりのコインの節約に

繋がります。連チェリーは左と中の図柄に相性があるので、どの組み合わせが揃い易いかを把握

するのがポイントです。


中押しで中段にチェリーが停止した時だけ左も狙うようにする等、打ち方の工夫も効果アリです。


・REG成立時

成立後20Gの間は等倍返しによってコインが減りません。従ってここはわざと揃えないでこの恩恵

を受けると天井枚数の節約に繋がります。(天井はBB間)



・ビッグ中

小役狙いで純増方式の上限を越える450枚抜きが可能です。

1号機はビッグ中に規定枚数を越えるとフラグが成立しなくなるのですが、これを逆用し2回目の

ボーナスゲームを最後まで引き伸ばして小役ゲームで限界までコインを抜いてしまいます。


最後に2回目のジャックインを消化して2パンさせてしまうのです。


逆押しで右下段に「BAR」(要ビタ)

中リールに「オレンジ」


左はテンパイした図柄をチェリーとの複合やオレンジクロス等で毎回15枚の払い出しを狙います。

(基本的に左はテンパイしていれば優先して引き込みます)


注意するのは赤JAC(ジャックイン図柄)がテンパイした時で、左は要ビタとなります。

(チェリー付きブドウを中段にビタ)

成功すると4コマ滑って外し+15枚役の獲得となります。


但し失敗すると2回目のボーナスゲーム終了後は規定G数が終わるまで何も揃わないままパンクします。


【ポイント】

やはり随所に散りばめられた攻略法の数々がこの台の魅力ですね。現在の機種にゲーム性として

取り入れられているものも結構ありますが、基本的にはプログラム上のミスをついたものがほとんど

ですから、当時は限られた人しか実践する事が出来ませんでした。




自分の記憶が定かではないので、細かい手順なんかにはあまり触れていませんが、知らない機種を

打つ場合は、この程度の情報で充分ではないかと。


今はネットや専門誌等で打つ前から手順やスペック等がわかっている場合も多いですが、個人的には

自分で模索しながら手探りで打つのもパチスロの醍醐味ではないかと思っていますので・・・・・