こんにちは
高音ボイストレーナーのカイです
いままで歌ってきて
自分には声のレパートリーが少ない
声のニュアンスを付けるのが苦手
という人も多いのではないかと思います
今回はそんな人にはおススメの
高音のレパートリーが増える
ヘッドボイスを出そう、というお話です
レパートリーが多い歌手は、それだけ
まんべんなく、色んな技術を知っています
実はヘッドボイスは
高音すべての上達に作用する
とってもお得な技術です。
苦手な方はもちろん、高音は出るという方も
この発声を、習得しない手はないです。
レパートリーの多い歌手なら
必ず通る技術だと思います。
ヘッドボイスとは別名「頭声」といい
字の通り、頭に響く声です。
ミドルボイスの先の音域にある、
裏声に、声帯閉鎖が乗っかったような
イメージで発声します。
メタル全般はもちろん、B'zさんや
水樹奈々さん、福山芳樹さんなど
パワーロックや、バラードを得意とする方が
プロシーンではよく発声する傾向にあります
単に高音をパワー的に発声するだけでなく
綺麗に力強く出したりと、
ヘッドボイスは幅広い応用が利きます
なので、レパートリーが広がります
しかし出し方はシンプル
高いファルセットを声帯閉鎖して出す
これだけです
呼気を混ぜればミドルボイス的に発声でき
（メタル系シャウトなど）
ファルセットのように出せば、綺麗な発声で
バラードやアニソンなどで応用できます
まずは、自分のファルセットで
出せる限界の２音下くらいで
声帯を開けたり閉めたりして
声質がどう変わるかチェックしましょう
声帯の閉じ方は、後日詳しく記事にします
とりあえず、カラオケなどで
普段キーが出ない曲を
ファルセットを声帯を閉じて発声して
高いパートをとにかく歌ってみましょう。
女性キーの中でも高い曲を選ぶのが良いです
ファルセットのニュアンスが広がるでしょう。
それでは、今回は以上です
ここまでお読みいただき
ありがとうございました。
次回は声を当てる位置について
お話をしていきます。
それでは、次回！