こんにちは
高音ボイストレーナーのカイです
今回紹介するのは、
声を当てる位置についてです。
難しいと思わずに、確認してみてください
声量はパワーだと思っているボーカリスト
いらっしゃいませんか?
実は、声を当てる位置を変えるだけで
音がこもったり突き抜けたりします
それにより、声を響かせる
ということが可能になります
声を響かせられないと
声量はパワーだと意気込んで
結果、無駄なエネルギーを使い
高音でバテる
などいいことはありません
声が響けば、少しのパワーで
人並み以上の声量がでます。
それには、響く理屈を知らなければ
いけませんね
楽器をやってらっしゃる方なら
存じ上げる事でしょうが
音を響かせるには空洞が必要です
アコースティックギター
トランペット など
ほとんどの生音で鳴らす楽器は
空洞が必ずセットです
それにより
音の増幅をしています。
それを、歌にも応用して
声を増幅しようという考え方を
共鳴
といいます。
つまり人間の空洞部分に働きかけ
声を増幅します
マライアキャリーさんや
西川貴教さんなどは
共鳴が上手く
とんでもない声量がありますね
共鳴には、鼻か喉の空洞を使う
2種類の方法がありますが
主に練習が必要な鼻腔共鳴
に繋がる技術を紹介します。
やり方としては、
高音を出す際に、声を潰さずに
眉間から声が出てる意識で
ふわっと呼気で持ち上げます
その際に上あごに声が振動する
感覚があれば成功です。
まずは、カラオケや練習などでは
斜め上に高音を飛ばす意識で
歌ってみましょう。
共鳴は練習するというより、
上手くなると勝手についてくる
そんな認識が僕にはあるのですが
知識はあった方が、「いい声」
のベクトルがわかると思いますので
今回は紹介しました。
それでは、今回は以上です
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
次回は、換声点を越えるには
というお話をしていきます。
それでは、次回!