先日登った右田ヶ岳(山口県)。

この記事のつづきです。

 

 

 

 

 

登山口は

天徳寺というお寺の境内にあります。

 

 

4年前に初めて登ったときは

天徳寺にはお参りせずに

登山しました。

 

 

でも2回目に登るときには

ちゃんとご挨拶してから

登ろうと思いました。

 

 

見えない世界に対しても

礼をつくしたいという気持ちです。

 

 

こういうことに対して

一緒に来た元アンチスピの夫も

最近は一切の嫌悪感なく

理解してくれるようになったので

 

 

私は自分らしい行動ができるようになって

すごく楽になりました。

 

 

天徳寺の門をくぐって境内に入ると

門のすぐそばには

立派なイチョウと

源頼朝の塚がありました。

 

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こんなところに頼朝塚?

と思ったら

このお寺は、源頼朝によって

創建されたと伝わっているそうです。

 

 

近畿とか東海・東日本ならともかく

なぜここ?というありえなさがかえって

本当なのかも?と思わせたりします。

 

 

『鎌倉殿の13人』を思い出して

夫も興味深げでした。

 

 

 

 

 

 

本堂と思われるお堂の前に行くと

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メインの扉は開いている様子でしたが

網戸?のような引き戸が閉められていて

内部はほとんど見えません。

 

 

地元住民のためのお寺であれば

完全に閉まっていることも多いので

 

 

このまま手を合わせよう…

 

 

と思っていたら

 

 

夫が

「この戸、開けてもいいんじゃない?」

と言います。

 

 

「え?まさか?」と驚く私の前で

 

 

シューッと開けたんです。

 

 

あ、開いた!

 

 

いとも簡単に開いたところをみると

参拝するときには

どうぞ開けてください

ということなのかもしれません。

 

 

わずかに開いた戸の間から

 

 

奥に立派な仏様がバッチリ見えたので

驚きました。

 

 

うわ~!!

 

 

私の心がものすごく動きました。

 

 

戸を開くという発想さえなかった私は

夫を連れて来て本当によかったと思いました。

もしかして「2人で行け」って言われたのは

このためもあったのか?

 

 

2人で手を合わせ

私は、ご挨拶と自己紹介と

これから山を登ります

と心の中で話しました。

 

 

仏様は見た目からすると

如来様かな~?

と思いましたが

なにせ知識不足なのでわかりません。

 

 

その場でスマホを開いて

本尊を調べたのですが

なぜかどうしてもよくわからないのです。

 

 

ま、帰って調べよう。

まずは登山だから。

 

 

網戸を閉めて

失礼することにしました。

 

 

回れ右して

お堂の数段の階段を

降りていたときでした。

 

 

一瞬、左足のスネが

 

 

やんわり

何かに囚われた感覚がありました。

 

 

まるで、

長い草のようなものが

スネにふわっと

まとわりついたような…。

 

 

え?なに?

 

 

と、自分の左足を見たら

当たり前だけど、何もありません。

 

 

でも、よく見たら

 

 

な、なんと、

 

 

登山靴の左足のひもが

はらりと

ほどけているではありませんか。

 

 

超!びっくりしました。

 

 

ほどけたひもと

さっきのスネに感じた感覚は

 

 

位置が全然違うので

物理的に関係しているわけがありません。

 

 

つまり

目の前の仏様が

 

 

「ひもがほどけている。

 結んでから行きなさい」と

 

 

私の左足を

引き留めてくれたのがわかりました。

 

 

なんて力のある仏様なんだ!

 

 

あわてて靴のひもを結び

すぐに仏様の方を向いて

 

 

「教えてくださってありがとうございます!」

とお礼を言いました。

 

 

うわ~、

さっき左足のスネに感じた

あの感覚って

 

 

仏様がさわった感覚なんだ

と思うと

 

 

この初めての体験に

うれしさがおさまりませんでした。

 

 

こういう不思議なことがあると

その仏様と自分との距離が一気に縮まって

その仏様のことが

大好きになってしまいます。

 

 

さて、

登山口の方へ歩き始めた私達。

 

 

するとすぐ

説明板がありました。

 

 

夫がわざわざ立ち止まって

ちゃんと読むので

つられて私も読んでみたら

 

 

3体の仏像について

説明されていました。

 

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読んでみると

ええっ、坐像でほぼ3m?

 

 

他の2体の仏様も170cm越えです。

 

 

めちゃくちゃデカいじゃありませんか。

でも、その3体の仏像が

どこにあるのかわかりません。

 

 

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もしかして説明板の後方にある

この建物の中かな?

 

 

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この建物の

扉の上部のガラスの部分から

中をのぞいてみたら

 

 

あああああ!!

 

 

ものすっごく大きな

仏様がいらっしゃいました。

 

 

真ん中の一番大きい仏様は

お地蔵さんです。

 

 

お顔もデッカい。

 

 

そのお地蔵さんと目が合って

すごく感動しました。

 

 

ガラス越しだけど

お地蔵さんが私たちを

ちゃんと認識してくれたことが

わかりました。

 

 

中に入って拝みたいけど

こちらは頑丈な扉が閉まっていました。

 

 

夫もその大きさにびっくりして

「奈良とか京都じゃないのに

 こんな立派な仏像があるってすごいね」

と言っていました。ほんとそう。

 

 

建物の外から

ありがたく手を合わせました。

 

 

 

 

これも夫が説明板を読まなかったら

スルーしていて

3体の仏様に気づかないままでした。

夫はやっぱりついて来るべくして来たのか滝汗

 

 

 

 

登山前に

こんなに驚くような

仏様との出会いがあるなど

想像もしていませんでした。

 

 

 

境内のこの階段から登山スタートです。

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感激で胸をいっぱいにして

右田ヶ岳を登りました。

 

 

 

 

 

 

登山を終えてから

気になっていた

天徳寺の本尊の仏様がどなたなのかを

改めて調べました。

 

 

本尊は釈迦如来さんのようでした。

 

 

しかし、本尊が観音様

と書かれているのもあって

 

 

どういうことなんだろう?

と謎でした。

 

 

すると後日、スパッと解決しました。

 

 

それも、

 

 

靴ひものことを教えてくれた

あの仏様が

 

 

実際に私に”見せて”

教えてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

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