東武日光駅にて。
乗り込んだタクシーの運転手さんが
私たちが行きたい若子(じゃっこ)神社を
知らないというではありませんか。
そ、そんな…。
昨日の記事のつづきです。
私は
「寂光(じゃっこう)の滝ならわかるかも」
と思って、運転手さんに
「寂光の滝のそばなんですけど。」
と言いました。
「いや~、知らんな~。」
寂光の滝もわからないようです。
タクシー運転手でも知らないだなんて
普通は人が立ち入らないような
とんでもない場所だったりするのか…。
運転手さんは車を出て
後ろのタクシー運転手さんに聞きました。
でも、後ろの運転手さんも知らないようで
2人でう~んと考え始めました。
私たちもタクシーから出て
スマホの地図を運転手さんたちに見せて
「このあたりですけど…」と示しました。
すると、後ろのタクシー運転手さんが
「ああ~、寂光の滝じゃ。
たしか滝のそばに、なにかあるわ、
あれがその若子神社じゃないか?」
と言いました。
それを聞いた
私たちの運転手さん。
「ああ~、寂光の滝ならわかる!」と言いました。
さっき、わからんって言ったじゃんか~
こうして私たちは再び
タクシーに乗り込み、
若子神社と寂光の滝に向かえることとなりました。
やれやれ、よかったぁ。
ところで
私たちを乗せた運転手さん。
ご本人は無意識なんででしょうが、
運転手さんが運転しながらしゃべることの中に
見えない世界のサインと思われることが
いくつかあり
そのたびに私のアンテナが反応しました。
それについて詳しくは後日。
さて、タクシーは
大通りから山道へ入りました。
その道はしばらくすると狭くなり、
気づくと道のすぐそばに
川が流れていました。
その川の水が視界に入ったとき
驚くことに
水が光っていました。
普通の川の水の色とは違っていました。
この川の上流に寂光の滝があるのは
おそらく間違いありません。
寂光の滝がますます楽しみになりました。
タクシーが道をのぼっていくと
道の途中に立派な表示が現れました。
夫がタクシー運転手さんに
「ほら、ここにちゃんと書いてありますよ」
みたいなことを言っていました。
夫自身が安心したんでしょうね(笑)。
しばらくして
運転手さんから「ここです」と言われて
3人は降りました。
帰りに連絡できるよう
タクシー会社の電話番号を
一応もらっておいたのですが
結論から先に言うと、
帰るときに
電話はつながりませんでした。
山奥だからですがびーん
さて、
タクシーが帰ってしまうと
こんな山奥に
まさに3人だけ取り残された
という感じになりました。
この橋の向こうの広場にぽつんと3人。
でも、前方の暗い木々のトンネルの中に↑
かすかに鳥居が見えていました。
あ、あれがきっと若子神社だ!
「しかし、これじゃたしかに
タクシー運転手さんもわからんわなぁ~。」
と思いました。
ぽつんと取り残された私たち。
夫や次男から
ブーイングが出ても
おかしくない状況です。
しかし
この場所はなんだかすがすがしくて
さみしさとか不安を感じさせない
不思議な雰囲気がありました。
そのせいか、
夫も次男も
若干はしゃぎぎみで鳥居へ向かいました。
2人がこんなにうれしそうなのが
むしろとっても意外でした。
あとで考えると
人をワクワクさせるそんな高波動が
もうすでにこの場所に
しっかりあったなと思います。
鳥居はここを入って行ったところです。
すぐ横に登山者カードの記入場所がありました。
そうか、ここも登山口のひとつなのか。
あ、若子神社の鳥居が見えてきました。
近づいてみると立派な鳥居でした。
空海さんが、
この奥の寂光の滝で修行した
と書かれています。
ますます楽しみです。
この階段をのぼっていきました。
若子神社の社殿が見えてきました。
のぼってきたところで
振り返るとこんな感じです。
社殿は石垣を積んだその上にありました。
しっかりした作りです。
正面に立って、3人で手を合わせ
祝詞を唱え、ご挨拶しました。
この社殿のすぐ左側に
あの寂光の滝が
見えていました。
うわぁ~。
それはそれは
なんともいえない神々しさでした。
しかし本当の目的地は、
この先なんです。もっと奥。
けもの道のようなところを
夫と次男を連れて
果たしてたどりつけるか
私はひそかにハラハラしていました。
つづく
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