しばらくブログをお休みしていて
お正月にご挨拶ができませんでした。
遅ればせばがら
本年もよろしくお願いいたします。
日常のさまざまなことに
時間を使ってじっくり向き合いたい
その思いを叶え
やり切って戻ってきました。
今日から再び
ブログを書いていこうと思っています。
ペースはゆっくりになるかもしれませんが
これまでと変わらず、
私らしいブログを書いていきます。
よろしくお願いします。
ブログをお休みしている間
夫と次男と３人で
東京へ行ってきました。
長男と娘が住む東京へ
年に２～３回行くことが
今ではすっかり３人の楽しみになりました。
なのに東京組の２人は忙しくて
結局３人だけでめぐることが多いですけど。
夫は毎回、
東京滞在中のときしかできない
新しい体験ができるよう事前に計画しています。
今回はかなり早い段階で
なぜか夫が
「日光へ行こう」
と言い始めました。
浅草から特急で片道２時間弱。
日帰りで、です。
私は日光へは
高校の修学旅行などで
２回ほど行ったことがありますが
夫と次男は初めて。
日光といえば
東照宮と華厳の滝が有名です。
あのすごさはぜひ
夫と次男にも体験してほしいところ。
そういう私も、
識子さんの本を読むようになってから
日光に行くのは初めてです。
日光にはどんな神仏のエピソードがあったっけ？
行けるとなったら
真剣に読んで
真剣に行き先を選ばなければなりません。
識子さんの本を読み返しました。
すると
ここに行ってみたい！
と強く思った場所がありました。
そこは観光地ではなくて
若子神社(じゃっこじんじゃ)という
神社の裏から
神社そばにある寂光(じゃっこう)の滝の上流へと
登って行ってやっとたどりつく
識子さんが神様から
直接教えてもらった場所でした。
しかしそこは
行くだけで半日くらいかかりそうです。
東照宮と華厳の滝へ行くなら
そこへ行くのは無理だな…。
残念だけどあきらめることにしました。
私の気持ちとしては
日光は３人で一緒に巡る
というのが一番の希望でした。
昔だったら迷わず別行動を望んでいたのに
人って変化するもんだな～。
ところで
夫と次男は
日光ではどこへ行きたいのだろうか。
聞いてみたら
「特にない」ですって。
ガクッ。
次男はわかるけど
夫よ、じゃあなぜ日光と言ったのか？
こういうときですよね。
見えない世界に引っ張られているっぽいな～
と思うのは。
その後、いろいろ調べてみて
華厳の滝は、車酔いをする次男には
行くのが厳しいことがわかりました。
駅から車で40分以上かかるのです。
それに対して若子神社・寂光の滝へは
車で10分ちょっと。こっちは行けるかも？
華厳の滝がだめなら
せめて東照宮だけは
夫と次男に見せるとして。
ところで私は識子さんの本を読んで
さっき書いた
若子神社・寂光の滝
の他にも
行きたいところがありました。
輪王寺の
・常行堂
・大護摩堂(護摩を見学)
です。
東照宮とあわせると、全部で4ヶ所。
〇東照宮
〇若子神社・寂光の滝
〇常行堂
〇大護摩堂(護摩を見学)
４ヶ所すべてに
日帰りで行くのは
さすがに無理か…。
結局、４つのうち３つが私が行きたいところっていう…
もしも見えない世界が
引っぱってくれているのなら
もしかしたら全部いけるかもしれない
そんな希望だけがかすかにありました。
それにしても鍵をにぎるのは
めぐる順番です。
東京に着いてからも
日光へ出発する前夜まで
私はめぐる順番を考えに考えました。
その結果、
最初に行く場所を
若子神社・寂光の滝
に決めました。
次が東照宮。
そのあとは流れに従うことに。
当日の朝の目標は
浅草駅６時発の特急に乗ることでした。
そして実際
３人で乗り込んだのは
7:30分発。ガーン
先が思いやられるわ…。
しかも３人はこのあとも
いろいろやらかしました。
特急に乗って１時間半。
そろそろ乗り換えというとき
降りようとしたら
到着したのにドアが開きません。
なんとそのドアは
開かないドアだったのです。
あわてて開くドアまで走って
ぎりぎり降りられました。
新幹線みたいにドアは全部開くものだと思ってたー
降りられなかったら
時間を大量ロスするところでした
こうしてなんとかホームに降りた私たち。
すると今度は
向かいで待っていた乗り換えの電車の
ドアが全部閉まっていたのを見て
３人ともそれを
回送電車だと思い込んでしまいました。
乗り換える電車はどれかなぁと
他のホームをウロウロ探していて
ぎりぎりで気がつき
また走って走って
乗るべき電車に
なんとか乗せてもらいました。
こっちは
自分で開けるタイプの手動のドアでした
知らんかったぁ
乗れたときは３人で胸をなでおろしました。
地域や気候によって
電車の当たり前ってこんなに違うのね。
電車の中は
のどかな貸し切り状態でした。
窓の外。
こうして私たちは
なんとか東武日光駅に到着しました。
あれだけやらかしたので
本来だったら
この時刻には到着できなかったはずでしたが
きっと何かに助けられたんだろうな
と思いました。
さて、気を取り直し
東武日光駅を出たら
まっ先にタクシーをつかまえます。
観光客が多くて
タクシーがつかまらないかも…
と、それが心配でしたが
駅の前にはちゃんと数台が待機していました。
わぁ、よかったぁ。
安心と喜びの気持ちで張り切って乗り込み、
「若子神社へお願いします。」
と言いました。
すると運転手さんが言いました。
「え？若子神社？
知らんなぁ。
聞いたことがないけど…。どこですか？」
運転手さんは車を降りて
後ろに待機していたタクシー運転手さんに聞きました。
するとその運転手さんも
「知らない」と言います。
そ、そんな…。
さっきまでの勢いはしぼんで
私は不安になりました。
つづく
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