数日前に
「久しぶりに玄米が食べたくなったなぁ」
と思ったので
圧力鍋で
玄米ご飯を炊きました。
おいしく炊き上がりました。
玄米ご飯は
かみしめていると甘味が出て
ときどきぷちぷちする食感がいいです。
15年くらい前でしょうか
身体にいいからという理由で
家族全員のご飯を
しばらく玄米にしていました。
でも続けていたら
あるときみんなが
やっぱり白米が食べたいと言い始めたので
仕方ないなぁと白米に戻しました。
それからはずっと白米。
玄米ご飯を炊いて食べるのは
それ以来です。
今回もどうせ、
夫や次男は嫌がるでしょうから
私の分だけ。
まとめて炊いてストックしておきました。
玄米ご飯は
久しぶりに食べると
それはそれはおいしくて。
以前は「身体にいいから」と思って
"頭で"
食べていたんでしょうが、
今回のように純粋に
「食べたい！」と思って食べると
以前感じていたのとは
おいしさが断然違いました。
なぜ突然食べたくなった？と思ったけど
身体が要求していたんでしょうね。
ところで私は
１～２ヶ月に一度のペースで
整体に通っています。
施術をしてくれるのは
凄腕のおばちゃん。
私はおばちゃんに言いました。
昔は私は
「身体が〇〇を欲しがる」とか
「身体が言う」とか耳にしたとき
それは便宜上、
そう言っているだけで
身体が主体的に何かをするはずない
と思っていたけど
実は身体は、本当に
意思を持っていて
本当に、
何かを主張してきたり
怒ったり
機嫌悪くなったりするもんですねぇ
と。
するとおばちゃんは
「そうよ？」と言い
逆に、
私が昔、
「身体に意思があるはずない」
と思っていたことに対して
びっくりしたようでした。
私は
普通はみんなそうであることを
おばちゃんが知らないことにびっくりした。
なるほどな～。
いくら身体の声を聞きたい聞きたい
と願っても
身体に意思があることを
信じられていないのなら
身体の声が聞けるわけがありません。
そういえば私も
「身体は意思を持っているわ」
と体験でわかった頃から
以前はさっぱりわからなかった
身体の主張が
劇的にわかるようになりました。
あ、でも
今回、こんなことがあったな。
前回の整体の施術から
しばらく
体の不調がまったく現れなくて
ものすごくいい調子だと思っていたとき
一瞬、おばちゃんの顔が、
思い浮んだんです。
すると、その次の日から突然、
身体の不調がドドっと押し寄せた
ということが。
それをおばちゃんに話すと
おばちゃんは大笑いして
「それは、身体に不調があったから
私の顔が浮かんだのよ。」と。
「え？そうなんですか？」
「そうよ。何も原因がなければ
私の顔は思い浮かばない。」
それを聞いて、
そうだったのか！と納得しました。
「そろそろ行けよ」と
身体が言っていたのです。
これは自覚できなかったな～。
でも脳は身体の声をキャッチして
おばちゃんの顔をちゃんと
頭に浮かべているのよねぇ。
身体のすることは
このように
ほんと、おもしろいのです。
こうして
定期的に整体の施術をしてもらっている私ですが
身体に不調が現れたとき
すぐには整体に行けないときもあります。
「今、行くべき」とわかっていても
どうしても都合で行けないときが。
そういうときは
もうちょっとだけ
身体にはそのまま頑張ってもらうわけです。
するとだいたいいつも
症状がなくなります。
ええ、まるで
不調なんかなかったかのように。
ところが
それにかまけて
いつまでも整体に行かないでいると
あるときものすごい不調が
身体に現れます。
身体としては
私の勝手な希望をききいれて
精一杯頑張っていたのに
いつまで経っても
身体を整えてくれなかったら
そりゃ機嫌が悪くなるというものです。
身体の頑張りの限界です。
身体との信頼関係を
崩すようなことをしちゃいけない
それには気をつけています。
ところで
おばちゃんとは
主婦の日常のたわいもない話もします。
おばちゃんが言いました。
「玄米ご飯を炊こうと思っててね。」
「ええっ！たまたま私も
数日前から炊いて食べてます。」
「お通じがよくなるでしょ？
あれ、身体が軽くなるよね～。」
とおばちゃん。
こんなところでシンクロだよ…
というようなことも、
整体に行くと
まあよく起こります。
そういうときはたいてい
身体が、
「その調子」
と言っているときです。
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