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前回記事のつづきです。

 

 

 

私が天狗坂の階段を下りないで

表示や看板を見ては

写真を撮ったりしていると

 

 

本堂の裏から突然、

 

 

ひとりの男性が現れました。

 

 

まさかそんなところから

人が出て来るとは思っていなかった私は

本当に、本当に、びっくりしました。

 

 

天狗坂のところにいる私からだと

わかりにくかったけど

よく見たら

本堂の裏に通り道があって

本堂の周りをぐるっとまわれることがわかり

 

 

「な~んだ、裏も通れるのかぁ~」

と私は落ち着きを取り戻しました。

 

 

現れた男性は

白髪で髪が長く(金八先生くらいの長さ)

オールバックでした。

髪型だけだと仙人みたいですが

ジャケットを着ていておしゃれで

ビジネスバッグを持っていました。

 

 

男性は本堂の横で

本堂の方を向いて立ち

バッグを置き、手を合わせて

何か唱え始めました。

 

 

唱える声は私のところまで

しっかり聞こえましたが

私が聞いたことのない真言?でした。

 

 

男性の迷いが一切ない

ビシッとしたたたずまいから

男性の毎日の日課なんだろうな

と想像できました。

 

 

しばらく私のまなざしは

その男性に釘付けになっていたけど

 

 

ああ~、きっと

男性が立ってるあの場所が

本堂の中で

本尊が安置されている位置なんだろうな~

 

 

と思ったあとは

我に帰りました。

 

 

そしてちょうどそのタイミングで

私は新たにもうひとつ

天狗坂の表示を見つけました。

 

 

「あ、ここにも表示があるぞ」と思って

柵に張り付けられたその表示を

写真に撮っていたときです。

 

 

なんと

さっきの男性が

 

 

私のすぐそばに来て

私の左で

 

 

私に向かって

真言?を唱え始めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

え、ちょっと、ちょっと、ちょっと、ちょっと。

近い!近い!近い!

 

 

 

 

 

 

あまりに近いので

怖くて男性を見れません。

 

 

 

 

 

いったい、何が起こってるんだ!

 

 

 

 

 

 

落ち着け!落ち着け!私。

 

 

よく考えたら

私に真言を唱えるはずないよね。

 

 

そうよ、

この天狗坂か太陽かスカイツリーに

唱えているのよね。

 

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だったら私が男性を見ちゃだめよ。

さすがにこの近さで私に見られたら男性も動揺するでしょう

 

 

だからそっとしてあげて、

私は自分の写真に集中するべきよね。

 

 

男性に真言を唱えられながら

男性の方にはいっさい向かずに

写真に集中して

シャッターを押したのが

この写真。

 

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

唱え終わると、男性は、

本堂の正面の方へと

行ってしまいました。

 

 

 

 

 

 

いったい

なんだったんだ…。

 

 

 

 

 

ま、まぁ…

男性は

日課をとどこおりなく行っただけ。

そこにたまたま私が居合わせただけ。

そう理解しました。

 

 

 

 

 

 

さて、さて!

天狗坂も

いいかげん下りなければなりません。

 

 

私は

天狗がいるかどうかもわからないけど

心の中で言いました。

 

 

「天狗さーん。

もう、階段を下りちゃうよ~。

不思議なことを起こすのなら

私にもわかるように

階段を下り終わるまでに起こして下さい!」

と。

 

 

 

 

すると

 

 

意味のかたまりが

ひょっこり私の中に入ってきました。

 

 

「もう起こした。今の。」

 

 

 

 

 

 

え?今の男性の出来事のこと?

あの出来事がそうだったというの?

 

 

 

 

あー、

あー、

たしかに。

 

 

と思いました。

 

 

あの男性が天狗だったか

実在の人物だったかはわかりませんが

 

 

たとえ実在の人物だったとしても

男性の日課?に

私がああいう形で組み込まれるというのが

 

 

不思議といえば超不思議。

 

 

天狗のしわざの特徴は

「えっ?なんか、変!」

と思わされるところです。

 

 

そうか、あれだったのかー。

 

 

私はうれしいような

拍子抜けしたような

笑えるような気持ちになって

 

 

ついに

天狗坂の階段を下りることにしました。

 

image

 

一段一段

かみしめて下りました。

 

 

すると

階段のまわりの木が

例の「天狗が座りやすい」形に

なっていることに気づきました。

 

 

image

 

これらは天狗の木ではあるまいか。

 

image

 

ね?

 

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階段を下りきると

 

image

 

 

 

また上がってもとの場所へ戻りました。

 

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そして、

男性が真言?を唱えていたのと

同じ場所で

私はひふみ祝詞を唱えました。


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本堂を正面側からぐるっとまわって

お稲荷さんにご挨拶して

 

 

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お稲荷さん側の本堂横でも唱えて↑

 

 

 

本堂裏でも唱えました。

 

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最後に

待乳山聖天のお供えものとして有名な

大根に見とれました。

 

 

 

 

 

 

大根の箱、いっぱい。

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そのとき

 

 

ドンドンドンドン…

 

 

本堂の中から

太鼓の音が聞こえてきました。

 

 

なんだろう!

 

 

急いで本堂正面にかけつけると

偉いお坊さんらしき方が

出てこられました。

山吹色の衣を着ておられました。

そのお坊さんのすぐ後ろには

ひとりの人がついて歩いていたので

私でもすごく偉い方なんだとわかりました。

 

 

境内のあちらこちらで働いていた

お寺の方々はみな手をとめ

 

 

山吹色のお坊さんへ

お辞儀の敬礼をしていました。

 

 

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なにかとてもありがたい場面に

出会わせてもらったのがわかり

感激しました。

 

 

聖天さんにお礼を言って

帰るとき

ふと見たこの築地塀が気になり

立ち止まると

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隣におみくじがありました。

 

 

引かねばならぬ気がして

引く気はまったくなかったのだけれど

引きました。

 

 

そしたら

 

 

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とてもいいおみくじでした。

 

 

 

待乳山聖天は

浅草寺の支院だそうです。

 

 

1年前に浅草寺の雷門で

知らずに写した

天狗の雲をスタートとして

 

 

謎を解きあかしながら

まるでクエストのように進んでいき

たどり着いた待乳山聖天。

 

 

今回の参拝では

本当にそこに天狗がいたのかとか

ここのお寺の聖天さんの力が

今回の私の参拝に

どんなふうにはたらいていたのかとか

 

 

そういうことは

私にはまだはっきりわかりませんでした。

 

 

 

だけど私にとって

「ここでとりあえずゴールをむかえた」

という心からの満足感がありました。

 

 

相性の合うお寺に

またひとつ出会わせてもらった

 

 

という喜びです。

 

image

 

 

 

 

 

あなたのそばでも

 

 

クエストのスタートが

 

 

あなたを待っているかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 


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