ファンデまでの土台作りが大切、それが50代よ!甘夏っちゃんです指差し

過去のコスメ話

 

 

甘夏っちゃんは数年前まで都会にいてオフィス向けしっかりメイクでした。基礎〜ファンデーションまではデパコスを愛用。今でもここ1番って時はエスティローダーのお高い下地とファンデ・あるいは昨年から新たに愛用中のクレドポーのクッションファンデを使ってこってり厚化粧をして化けていますニコニコ、でも近年田舎の専業主婦になって誰にも会わない日やちょっとスーパーに行くだけの日がほとんどになったので、今はコスパ良くドラストでも買えるプチプラメイクを試行錯誤中です!

(たぶん参考にしていただけるのはなるべく簡単に化粧したいイエベでシミとか気になってる人だと思います笑)

 

で、今回はファンデーションの前の下地やコントロールカラーについて。

ファンデ前の下地や顔色補正のコントロールカラー的なやつってどうしてます?

引きこもってやる気ない日はセザンヌの1000円クッションファンデだけでも十分ですが、まあちょっと銀行行かなきゃなって日は下地とコンシーラーでシミくらい隠さんとねー凝視足

 

先日までデパコスのUV入り下地の残りを消費中、うっすら艶感が出る繊細なパールが気に入ってたんだけど仕様変更になって微妙に好きな感じじゃなくなったんだよね(私の老化もあるかもだけど)。あまり外出しない生活にしてはSPFが強すぎ(そしてデパコスゆえお値段も高いし)下地も乗り換え時だよなぁって思うようになりました。

 

ズボラな毎日ではしばし下地なしで基礎化粧の上に直にコンシーラーでシミ消し処理をして過ごしてたんだけど、

・顔の側面の大きなシミ

・頬周辺の小さなそばかすとそばかす同士がくっついたシミ

・目の下のクマとゴルゴライン

・小鼻のまわりの赤み

・ほうれい線とマリオネットラインの影

などなど消したい部分が多すぎてスポットでひとつひとつ対応してたらすごい時間がかかる〜ネガティブわかるでしょ?(もちろん韓国のザ・セムtheSEAMのCPコンシーラーペンシルの1.5番は毎日大愛用で点と線はこれにお任せ。ファシオのエアリーステイコンシーラーの01は赤み消しのグリーンとべージュの2色入ってて広いシミ赤み隠しにお役立ちよ)

 

で、顔色補正下地をいろいろ試してみるべくドラストの海へ旅に出たのでございます(辿り着くまで長い)。

プチプラの化粧下地もだいたい薄〜い白っぽい肌色でちょっとトーンアップとか艶感がでるみたいな感じね。今まで使ってたデパコスと同系統だしまあこれはコントロールカラーが見つからなかった時の最終手段として考えればいっか真顔と一旦保留。

 

売り場で目立ってたのはコントロールカラー入りの日焼け止め商品。おなじみの日焼け止め晴れブランドにブルーとかピンクとかコントロールカラー入りの新商品がたくさん並んでいました。一石二鳥ですごくいいじゃんと思ったけど、どうしても日焼け止めが土台なので全部SPF50とかなの。肌負担がきついんよね〜家の中にいるアラフィフの主婦には。それよりももうちょっとSPF値が低くて保湿とか肌にマイルドな顔色補正品を今は求めてる。

 

そういえばガチのコントロールカラーベースって年取ってから意外と使ってないかもタコはてなマーク

どちらかといえばファンデーションに合わせた同シリーズの下地を買ってたから最近のコントロールカラー商品のバリエーションを知らん。それに最近は下地と日焼け止めとコントロールカラーの境目があいまいじゃない?すべての商品にSPFが入ってるし、下地にもトーンアップ効果があるものがほとんどだしね。コントロールカラーも顔色補正ってだけでなくそれ以外の機能が付加されて進化してるかも。機能の主体が顔色補正っていう商品を探してみました。

 

ドラストのコントロールカラーベース商品はだいたいこんなバリエーションね。

・ピンク...血色みトーンアップへ調整ブルベ向け

・ブルー...透明感へ調整ブルベ向け

・ラベンダー...透明感へ調整イエベ向け

・グリーン...赤みを打ち消す調整

・イエロー...ファンデーションの薄い色って感じでふんわりムラカバー

 

若い頃のように美容に情熱があって時間もかけられるなら、目元のクマと大きいシミや影はイエローでぼやかして頬とおでこはラベンダーの透明感で黄くすみをとばしてグリーンの部分づかいで小鼻の赤みを補正して...とかやってたんだけど、もうそんな使い分け面倒臭いわ!!!昇天昇天昇天買っても何本も使い分けを続ける自信ないよ〜。

 

あと経験上、ファンデやパウダーを乗せた後に下の補正カラーが綺麗に反映されるかって微妙だと思ってる。補正ってそもそも肌の反対の色を持ってきて打ち消し合って差をマイルドに見せるって効果を狙ってるんだけど、綺麗に塗れないと部分的に色ムラのある変な顔色になっちゃう。技術を練習したり時間をかけて仕上がりを見直したり自分の意識が高くないと均一にできないし、化粧崩れしたときに肌色の下になんかグリーンだの妙に青白く白浮きしてる部分がマダラに浮き出てきちゃうんですよ(まあ私が化粧下手ってことなんだけど泣き笑い)。目指すのが均一ならば部分的に細かく分けてやるってことは丁寧に向き合わないとよけいに汚く見えちゃうってことなんだよなー。

 

逆にね、ニュアンスカラー的な自然な仕上がり商品だと効果がわからんのよ肌年齢的に。手のひらに試しに塗って5分も経てば自然な色の差異なんて老化した肌の荒いキメの中に沈んでしまってわかんなくなる、ただなんかちょっとツヤっとしてるだけ?若い人ならそれでも効果が感じられるのだろうけど素肌のポテンシャルがめっきり下がってるおばさんには物足りないわけさ無気力魂

 

ドラストを3周くらいうろうろして結局セザンヌのコーナーでSPF30くらいのやつに辿り着きました。

いくつかあるベースの中でも3色展開のUVウルトラフィットベースEXという商品。

 

 

血色プラスでふんわりトーンアップのピーチピンク、くすみを飛ばして透明感のブルー、毛穴や色むらカバーのオレンジの3色です。

若い方にはピーチピンクが人気ってネットで読んだことあったんで手の甲に塗ったけど、ピンクは伸ばせばうーんほぼ無色っぽいかんじかな。50代イエベの甘夏っちゃんの悩みはコンシーラー前のシミとか影とかくすみとかの段差をふんわり薄めてくれるものないかってことなのでピンクはちがうと判断。ブルーは透明感という名の白浮きになりそう、イエベなので透明感ならラベンダーの方がしっくりくるし。

 

あとはオレンジ...だと?検討したこともなかったわ。ていうかイエローは知ってたけどオレンジってなによ。念の為手の甲にヌリヌリ。オレンジ...なじみが良いじゃないかっあんぐりびっくりマーク

 

半分にブルー、半分にオレンジを塗って上からルーセントパウダーで抑えてみた。

ブルーの方がやっぱり透明感が出る、肌の一番白いところに合わせて均一になるような感じの補正イメージ。一眼で色白さんっぽい肌の感じに見えるけどそれは肌の白いところをより強調して光で飛ばしてるって感じで、光のないところでよく見ると血管やシミや元々の肌の暗い部分は見えたまま。白いところをより強くってことで暗いところを隠す補正ではない。

オレンジはその逆で、ブルーと比べて色白には見えないんだけど肌色の中央値みたいな色味に均一に見える感じ。こちらは明るいところを下げ暗いところを上げて肌色のムラを平均化する感じかな。薄手のストッキング履いてるみたいな感じ?笑

 

店内の蛍光灯の下ではブルーを塗ってる方がすごく綺麗に見えたんですよ、えっやっぱり透明感がでるベースがいいかもしれないって思ってセザンヌにはないラベンダーのコントロールカラーベースを別のブランドに探しに行ったほど。

でもね、自然光が入る店内の窓のそばでミラーに映してよく見てみたらね、透明感=めっちゃ白浮きして見えたんです。これっておばさんの化粧が厚化粧で不自然に見える要因じゃね?いわゆる首から上が白い、顔だけ妙にのっぺり真っ白、眉がいかにも描きましたって感じでノーズシャドウも不自然、アイシャドウやアイラインもキツく見え、とってつけたみたいに口紅が浮いてるっておばさんくさい化粧の元凶ってこの「白く見えるベース」じゃないの?って自然光の下で気づいてしまった。

 

だとするならば、私が選ぶべきはオレンジじゃないかしら?だってシミとかくすみとか影とか”暗い部分を目立たなくしたい”ってニーズだったはず。そして部分的な塗り分けなしで日焼け止めのように下地のように顔全体にササッと雑に塗って終わりにしたいってズボラ要素も満たしたい。

 

それならセザンヌのUVウルトラフィットベースEXのオレンジを選ぶべき。

SPF30・PA++、ノンケミカル処方(紫外線吸収剤不使用)、15種の保湿成分配合、5種の美容オイル、微細パール効果。

30g税込748円、ちなみに今まで使ってたデパコス下地の10分の1以下のお値段。

もうこれが今回の最適解でしょ看板持ちびっくりマーク

 

後日全顔でこの下地をザッと塗ってセザンヌの1000円クッションファンデを塗ってみたのよ。大当たりだと確信したわ。まず下地で顔の側面にある大きなシミと地肌の境目がそれだけでふんわり薄まるのよ。小鼻の赤みなんかはあまり変化がないからここはあとでスポットでコンシーラーで消す。でも頬の白い肌の上に点在してるシミ、目の下のクマや口周りのくすみや影といったも顔の中で大きな面積や目立つコントラストはオレンジベースカラーでマイルドになるのよ。このオレンジ色の効果にすごく驚いた。なんで今まで気づかなかったの?って。

 

私が透明感という色白肌を最優先にしなかったのは、結局ファンデの色って首の色に合わせてるから顔だけのっぺり白くすることに拍車をかける必要はないって考えだから。そうすると結局顔と首の境目をしっかりシェーディングしなきゃいけないしメイクアップとのコントラストも際立つから引き算が難しくなっちゃうと思う。ほら白塗りオババになりそうで笑

それよりもナチュラルな肌色寄りにでベースを作っといて、逆に頬やおでことかツヤや立体感を出したいところだけハイライター(過去記事でもお勧めしてるファシオのマルチフェイススティックの#10とか)を使うほうが普段のカジュアルなお洋服や日常生活に合ってると思うんだよねニコニコ

 

シミとかくすみとかザッと薄めて、濃い気になるところはそこだけスポットで隠して、アイシャドウやリップの綺麗な発色を楽しめるムラの少ない土台を作ることを重視していきたい、そんな50代。おまけに700円台よ?お試ししやすい価格にもほどがあるわ。保湿とファンデにフィットするってのがそもそもの売りらしく、この下地にルーセントパウダーだけでも割と綺麗に密着します(長時間の保ちや汗かく時期とか外出するならファンデは必要と思いますけどね)。

 

長い文章をここまで読んでくださってほんとありがとうございました。50代に入ってライフスタイルや肌が変わって自分で選別して判断するのがすごく難しくなってきちゃったんだけど、今回の下地選びに関してはうまく見極めていい商品に辿り着けたと思いました。あーこれで今年の夏の普段の化粧のベースはプチプラでガンガン毎日使えるぞ〜そして面倒な日にはベースとお粉だけでズボラに過ごせるぞ〜キメてるキメてるキメてる

 

オレンジ色使ってみたことないイエベの人、安い価格だしちょっと試してみて!おすすめよ!