スキンケアはデパコス、メイクアップはプチプラ派の甘夏っちゃんです!

先日は諭吉ファンデ購入の話やプチプラの部分メイク品について書きました。

今回はプチプラの乳液とファンデーションで作る肌がわりとうまくできた話をしたいです。

(アラフィフ・イエベ・乾燥肌・普通にシミシワありあり、家にいることが多い専業主婦のちょっとスーパーまで行く時用の化粧濃度を想定しています)

 

あれは実家に帰省中の時だった...知らんぷりo0O

うっかり乳液を切らしてしまった。普段は肌の広い面積に長時間つけるものは品質重視でデパコスを選んでるのですが、短期間だし実家に置いておく用だしとりあえずなにか安いやつでいいやとドラストで買うことにしました。

 

ドラストに置いてるブランドの基礎化粧品もアラフィフ熟女向けとなるとやっぱり単品4〜5千円はするのよね、そんなにお安くはないの。小さいサイズでいいのであまり高くなく、急に気温も湿度も下がった秋冬向けにしっとり保湿効果が高そうなもの...と物色してるとちょうど良さげなものがありました。

 

資生堂プリオール。広告起用タレントが常盤貴子と風吹ジュン、50代から70代まで幅広い年齢層の熟女をターゲットにしていることが一目でわかる。薬用高保湿乳液というシンプルな商品名、さっぱりなんて選ばせねえ”しっとり”と”とてもしっとり”の2種類という頼もしいラインナップ笑そして洗剤などでおなじみのキャップ付きのパウチに入った詰め替え用100mlで2100円ほどでした(近所のドラスト価格)。何もかもちょうどいい!手の甲に塗ってしっとり具合を確かめこちらを選びました。

 

 

 

そして前から気になってた。セザンヌ1078円のクッションファンデ。大事なことだから2回言います、1078円。嘘やろ?あんぐりという安さ、クレドの諭吉ファンデを買った後ではむしろ悪いものであって欲しいとすら願ってしまう(笑)ダメ元でいいやと買ってみた。クレドと同じオークル系の中で一番明るいのがだいたい合うので10明るいオークル色

 

 

さてこれらプチプラを使って秋冬カサカサ時期のアラフィフの肌を美しく作れるか?ひらめきキラキラ

 

検証:クレドとの比較

以前の記事で書きましたがこの夏にクレドポーのクッションファンデ、タンクッションエクラルミヌを買いました。諭吉ファンデと千円ファンデの比較をしてみた。下地は同じ、プリオールの乳液は不使用。

オークル系で一番明るいタイプを買いましたがセザンヌの方が黄色味が強い。セザンヌは私の場合首の色に近く、クレドは頬部分の色に近いもう一段明るいオークルでやや白っぽい仕上がりに見えます。ブルベや色白ピンク系の人はこの10番明るいオークル色だと黄ぐすみしてるように感じるかも。甘夏っちゃんはイエベなので首との境目全く見えないくらいびっくりするほど顔色になじみましたOK

カバー力はクレドとさほど変わらず、薄づきなのでシミなどは何度か重ね付けやコンシーラーが必要かな。

 

数時間後の使用感。保湿力はやっぱりクレドの方が勝る。セザンヌは目の周りや口元が若干乾いてきて、笑うと乾燥しているところにシワが出ちゃう感じでした。やっぱ美容成分はお値段なりよね〜OKガーン

普段使いにSPF50もいらないんだけど色味は私にバッチリ合うし、クレドより3g少ないだけでお値段1078円ポッキリってやっぱり日常使いならセザンヌ優勝だ〜目がハート愛

 

乾燥対策:プリオール乳液投入

色味は良かったので時間経過の乾燥を攻略したい。そこで今回買ったプリオールに乳液チェンジ!さすが”とてもしっとり”だけあって時間が経ってもずっとモッチモチってかんじです(化粧水〜下地まで使えるオールインワンにも心惹かれましたが)。そうよ、熟女になったらもうこれくらいの潤いがなきゃやしの木

 

夏は日焼け止め入り下地を使っていますがセザンヌのファンデはSPF50なので日焼け止め下地はカットし、保湿や美容液の基礎だけにしました。普通に塗っていつも通りメイクして1日過ごしてみましたが、秋の乾燥した日でも頬がパリつくことはなかったです。クレドと比べてセザンヌの時間経過の乾燥という課題はプリオールのとてもしっとり乳液で難なくクリアできましたおすましペガサスもっと乾燥する季節は日中用のクリームを追加でオケ!

 

家の近所に買い物に行く程度の日常メイクはこれでいいんじゃないかなぁ(何度も言うがクレドの諭吉ファンデを買った後で言うのも悔しいが)。いつもの化粧水+プリオールの乳液+セザンヌの千円ファンデでシンプルステップでちょうどいい感じの肌が作れるなら私のライフスタイルなら十分だと思います。

 

応用:しっかりメイクの時

日常使いは上記でもいいとして、服や場所に合わせてしっかり華やかメイクにしたい時は、、、

 

①ファンデ前にペンシルタイプのコンシーラーでシミや赤みを一つずつ塗りつぶす。

基本的にクッションファンデは薄付きなのでしっかりメイクにしたい時は事前にカバーしておきます。私が今好きなのは韓国のザ・セムtheSEAMCPコンシーラーペンシル。昔からスティック・筆ペン・チップタイプなどいろんなコンシーラー使ってきましたが、柔らかい鉛筆タイプのコンシーラーが1番合ってまして、短くちびったやつを大事にを使っていたのですがついに使い切り何年か探し回ってやっといい感じのを見つけたのがこれ!涙袋やハイライト用のパールが入ったものやちょっと油分強めのねっとりクレヨンタイプはよくあるのですが、マットベージュ系のペンシルは意外とない。廃盤になると次を見つけるのにまた困るので2〜3本ストックしておこうと思ってます。1.5番ナチュラルベージュ、鉛筆けずり付で900円くらい。

 

 

固いと肌を傷めたり付けにくかったりするんですがこれはかなり柔らかめなので痛くなく、狙ったとこに点や線で塗りつぶせるし周囲をトントンすれば簡単にぼかせます。私はこれでシミ・ホクロを点で、ゴルゴライン・小鼻の脇・ほうれい線・マリオネットライン・唇の輪郭は線を一気に書き込みます、結構雑で大丈夫。ぐりぐり〜鉛筆トントン〜スター 

本当は茶グマやシミ・赤み補正はオレンジや暗いトーンのベージュや緑など違う色で丁寧にした方がいいのでしょうが、帰省中で荷物を減らしたい時などはもうこのペンシル1本だけ持って行く指差しシミも赤みもクマも意外と1本でイケるのよこれが。

 

②頬骨・Tゾーンの高い位置に一段明るいファンデを。

ナチュラルで黄味が強めのセザンヌだけだと時間帯や照明によってはイマイチくすんで華やかさが物足りないと感じるかも。そこで頬の高いところ・おでこ中心〜鼻筋だけセザンヌより1段白く明るいファンデをつけます、私はたまたまこの前買ったクレドがワントーン明るいのでそれをつかってハイブリッドにしていますが他のプチプラファンデでも高い位置だけワントーン明るくできればOK。

頬はシミが多いところなので重ねていつもよりしっかりめにつける。注意この時絶対にパフを横にこするように伸ばし付けしないこと!クッションファンデは擦れに弱いので上から押さえる付け方を推奨されていますし、こすると①でカバーしたコンシーラーの色もいっしょに削り取られてなくなってしまうのでここは注意してポンポンと慎重に上から押さえる付け方を意識しています。

そしてその他の部分(おでこの中心以外・こめかみ・頬下から顔の下半分・鼻の側面)をセザンヌでサササーっと割と薄めにしあげちゃう。

 

③ファンデ後にコントロールカラーをちょい足し。

普通ならこれにお粉でも十分ですが、光沢感があるお洋服やアクセサリーと合わせたい時もありますよね。もうちょい立体的に作り込んじゃおうかなって時は、大好きなファシオ マルチフェイススティック様の出番です〜(過去記事に詳しく書いてます)。

 

 

14番暗めの赤系をスティックから指にとって頬骨の下〜頬に沿ってごく少量ずつポンポンとそっと薄く押す感じで広げて行く。スポンジの方がむらなくできるかも。ファンデの後は直接スティックをぐりぐりしたり、広げる時に左右にこすらないようにね、上からスタンプの要領で!この色は暗い赤で口紅として使えますが、薄く広げるとチークになります。後で粉のチークを上に塗りますが、血色を下に仕込んでおくという感じです。熟女になると血色大事ですわ化粧品

 

次にどハマり中の10番のオーロラパールの薄いラベンダーを指にぐりぐりとって、光が当たったときに高く見せたい部分にトントンと付けます。さきほどファンデでトーンアップした頬骨の上やおでこ中心〜鼻筋・鼻先あたりです。ラベンダーの色味で透明感が出て、パールが光を反射してくれます乙女のトキメキ

もし②の1段明るいファンデがない場合は別に買わなくても全面セザンヌファンデを塗り、これでトーンアップでも十分変化を感じられると思います。

 

私は先にファンデ→後からコントロールカラーを指でちょい足しするのが1番きれいに出ました。先にチークとハイライトをつけその上からファンデだと、地肌の色とコンシーラーやコントロールカラーの段差が逆に目立ってしまったり、せっかくのパールが綺麗にでなかったり、ファンデのパフに余分な色やパールがついてしまうのでNGにしました。長年リキッド派だったのでこのような順序も試行錯誤でクッションファンデならではだなあと新鮮な感じニコニコ

 

④仕上げにプレストパウダー。

③の時点でハイライトがテカテカでもチークが濃いめでも大丈夫、最後にお粉で覆ってしまうのですから〜バレエ)) 私は愛用のカネボウのミラノコレクションを大きなパフでたっぷりつけます。クッションファンデは擦れに弱いのでブラシの場合は大きくて柔らかいブラシでポンポンとつけてね。

 

まとめ。最初にシミなどを潰して顔の色ムラをなるべくなくし、ファンデ2種類で明るいところと引き締めたい部分に塗り分けて立体感の基礎を作る。頬に血色(フェイスラインのシャドーなども)、頬や高さを出したいところにコントロールカラーや光を反射するパール。そして最後に全てをうっすらとファジーにお粉で包んで落ち着かせる。

 

するとどうでしょう、しっとりとしてある程度カバーもされた立体感のある頬のパールがちょびっとキラキラしちゃってるベースメイクがほぼプチプラで完成でございます〜ちゅーラブラブ

 

帰省中のとりあえず安くて省スペースでメイク用具も限られた中で、最小限の手間と練習とかしなくてもできる技術でできる範囲としてはなかなか良い仕上がりになりました。千円ファンデを助ける2000円乳液、シミも赤みも900円のコンシーラー1本で、立体感も血色もリップやアイメイクなど顔中に使える1000円マルチスティック。

 

ほんといいなぁ〜プチプラコスメ。

50になってもメイク楽しいって思えるようになってきた!感謝!ひらめき花火