訪問日:2014年7月29日
マークしてました。
尾瀬に行くときにここに新しいトンネルを建設してるのを見てましたから。
なんか、残念だな~って気持ちで。
どーせまっすぐでぼんやり眠いな~て気持ちで走れちゃう道が出来上がるんでしょって。。。
・・そんなことを言ってはいけません。
この道はみんなの安全のために多くの人の力が終結しているのです。
観察はトンネル・隧道マニアにバトンタッチです。
場所は沼田インターを降りてすぐ、沼田街道通称、日本ロマンチック街道。
ドイツと提携してロマンチックを売りにしているのに早速日本ロマンチック廃道が出来上がってしまうのか!?
地図で見ると椎坂峠は頂上に展望良しマーク、そしてオルゴール館と記載されています。
沼田インター側から峠を上って行きましょう。
この真新しい2012年1月にできた「椎板白沢トンネル」
2012年には出来上がっていましたが共用はまだまだ1年以上先のことでした。
峠道は2本のトンネルによって安全に快適に走れる道へと生まれ代わり、今後10年20年の年月を経て旧廃道マニアにウヘウヘといわれる1世代前の道を誕生させたのです。
完全に先物買いです。
今はまだ採石場のようなものがあるのかダンプが行き来していて生きた道ですが、そのうちこのおにぎりが希少価値のあるものに変わったとき・・・
このブログのアクセス数がすごい数字をたたき出すのでしょう(笑)
こんなところもあります、本来なら国道の旧道の廃道として紹介したいところですが、すでに見えている道が国道120号線の旧道となってしまったため旧旧道ということになります。
そんな時間の流れの遅くなった国道ならではの風景もあります。
こんな写真は撮り放題です。
流れのある国道ならこんなとこでこんな写真を撮っていたら事故になります。
しかしここは時の流れが変化して、かるい澱みになり始めています。
今までみんなが気がつかなかったこんな碑も目に留まるようになるのです。
ゆっくり走ってならではの発見。
確かに望郷の・・・なんて書かれているので景色のよいところに建っています。
それはまた後で。
2本のトンネルの継ぎ目です。
いい眺め。
2本目のトンネルは「椎坂利根トンネル」
こちらは2013年1月に建設されこの開通後に供用開始となっているのでつい最近のことですね。
ちなみに頂上部分にあるオルゴール館は廃墟です。
4・5件の抜け殻のお店がばらばらとあります。
三国峠にもやはりオルゴール館が昔は営業していましたが、なんか寂しいですね、あれはあれでいいと思うのですが集客が難しいのでしょうかね。
やがて旧道の逆側の入り口にたどり着きました。
現道に近い部分はある程度目立たないようにきれいに整備されるため路面もきれいですが、中央線が切られるなどの処置が目に付きます。
先ほどの「おのちゅうこう文学碑」の辺りからの眺め。
送電線のおかげで景色が開けています。
河段丘陵のような地形で、なんとなくあそこに立ってみたいな~。。。
のどかそうだな~。。。
というわけで行ってみました。
車を停めてのんびり。
野菜泥棒と間違えられないようにしないと。
景色もきれいだし、
見たことない標石が見られて満足。