この線は前も紹介しました。
タイトルは「長野県道112号線 毛無峠」 です。
長野県と群馬県にまたがって通っているのでこんなことに。。。
この号数を言ってもピンとはきませんが「小串鉱山跡」「毛無峠」といって写真をバーンと出せばどうでしょう?
この鎖が県境でこの道が県道112号線です。
立ってる場所は長野県、向こうが群馬県。
地図では丸をつけた毛無峠がそこです。
この道をこの先下っていくと小串鉱山跡へと続きその先県道112号線は途切れます。
黄色の実線が県道112号線、点線は途切れた向こうまでつながる点線の道。
もちろんかなり手前、万座温泉を越えたあたりから民家などはありません。
これが長野県側の県道112号線。
2012年7月に撮った写真です。
この山の中のアスファルトの道が、
峠の一番高いところでは気が1本もない荒涼とした風景に変わります。
そしてさっきの鎖の県境を通り過ぎ、
鉱山跡に向かって未舗装路が下りていく。
鉱山跡までは下りていってません、時間がなかったので。
偵察程度の記事になってますがよかったら「長野県道112号線 毛無峠」 を。
今回はその逆側。
群馬県側の県道112号線の入り口は
探索日:2013年4月21日
早くもわかっていましたよ。一応言っておきますけど。
前夜から雪が降り、国道はご覧のとおり、写真は県道ですが除雪がされたのかそこまで積もらなかったので溶けたのか、ぬれている程度。
ただこれから行くこの県道112号線は未開通区間を持つ県道。
今は2車線で雪もないが、必ず、必ず!この車線は民家がなくなった先で狭まる可能性が高く、そして除雪は放棄されているはず。
それだけは確信が持てる。なので雪が路面になくなってもチェーンを外さずに草津からここまで来た。
あとはどこまで切り込んで行けるか。
切り込んだとて積雪の中で道の痕跡を探すことは不可能に近い。
このまま帰る?じゃあいつ行くの?って言ったら、今でしょ。
雪原。
景色はとてもいい、寒いけどね。
路面はこれ。
いいでしょ。乾いてる。
これ、何を撮りたかったかっていうと、積もったばかりの粉雪が風に吹かれて路面を舞ってるんです。
まー無理でした。
写真の中に自分には路面を雪が舞っているのが見えてるんですけどね。。。実際見てるから。
普通に見たら雪が積もる季節の広い道で40Km/h制限くらいしかわかりませんね。
この道路状態でもチェーン巻いたまま走り続けます。
自分が使っているのはゴム製のチェーンなので路面を傷める心配よりかチェーンが減る心配の方が大きい。
コーナーに差し掛かろうとしたところでアスファルトが消えた。
意外と早かったな。
一筋の轍で1台、車がそう遠くない時間に通ったことがわかる。
大体自車と同じ幅なので軽ではない。
行こう。
最初は気楽に進んでいたが、だんだん緊張してくる。
引き返すときはこの轍から外れなければならなく、万が一スタックするよなことがあれば、当然あるものを使って何とかして戻ってくる気ではいるが、面倒だ。
今回は探索に来たわけではなく、自転車レースに来ていてその帰りなので、車には自転車が積んであるだけだ。
靴も普段履き。
白のフリースだから雪の白とあいまって迷彩色にはなっているがまったく関係ない・・・
そしてとても暖かいので安いからといってタイヤの下に轢きたくはない。
ちょっとゴール地点は間違えて入力して、今車の居る地点が小串へ続く点線の道が接続しているあたり。
危ないので路肩には寄せず車を止めてあたりを歩く。
わかるわけがない。
「仁田沢」より先が除雪されてない。
これ以上進んでリスクを犯さなくてもいい。
野に火を放つのに雨季を選ぶ必要はないのだ。
この雪はやがて溶ける。
そうすればこの先のゴール地点に設定した道の途切れる地点も、今はよくわからない点線の道にも行くことができる。
Uターンのタイヤ痕を残すのは悔しいが引き下がろう。
きっと次に来たやつはこのタイヤ痕を見てビビッて逃げたと思うだろうがな。