強くたくましい男子の成長を願う子供の日は
男子の盛運を祈るものとして
粽と菖蒲酒を供御する
端午とは月の端の午の日のことで
(端=物事のはじまり)
午月の最初の午日(5月5日)
をしめす
この日に粽を食べる風習は
中国の詩人・屈原(くつげん)が
讒言(ざんげん)により国を追われた
ことを嘆き入水したしたため
『彼の霊を慰めるために粽を投げ入れた』
という故事が元になっている
日本ではいつの頃から食べる
ようになったかははっきりしていない
安土桃山時代までは菖蒲ではなく
菰(まこも)葉に御米を包み
灰汁で煮た「あく巻」のようなもので
白塩や砂糖・水飴を添えて味わった
江戸時代中期には
外郎(ういろう)や葛・道明寺・羊羹を
円錐形に作り菰葉や葉菖蒲で包んだ
粽菓子が考案された
端午の午の字は馬を表し節会の最後に
神々に馬を奉納し五穀豊穣を祈るため
宮廷で射程(競馬)が催される
馬に乗って駆け回れる健康な男子に
育ってほしいという願いを込めたもの

