軽トラは、小田原を抜け、箱根の峠道に入って言った。
その車中で、父が言う
「 かあさん、もう俺たち死んだ方が良いかな? 」
常に何が起きてもポジティブに生きてきた父なのに、、、、
しばらくの沈黙がある。
峠道は、舗装はされているものの、
所々に景色が眺められるようなパーキンク゛のような場所がある。
軽トラは、そこで止まる。
「 かあさん、このまま車ごと落ちようか? 」
母が重い口を開く
「 お父さん、もう一度頑張らない? 」
「 なんで?もう無理だよ 」
「 でも、この子たちには何の責任もないのに、かわいそう 」
父は沈黙する、、、、、、
すると、ぐっすりと寝ていた弟が泣き始める、、、、、
もちろん、生後間もない為の夜泣きであった。
母は言う
「 ねぇお父さん、死んだつもりで、
この子たちの為にもう一度頑張ろうよ
あきらめなければ、なんとかなるよ、きっと 」
その後、軽トラはまた西へ向かって走り始めた、、、、、、
この話を聞いたのは、20歳の時。
私は、実感した。
自分の知らないところで、自分の生死を決められていた、、、、
あの時から自分は
生かされたのだ、
と。
-------今日の格言---------------------
あきらめなければ、きっと何かが起こる。
生きてることには、何か意味がある。
その意味を探す旅こそが、人生と呼ばれる。
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