子供とは、時に脈略の無い事を話すものである。



 私は、長男の家の長男として生まれた為、



 お年玉は、毎年いっぱい貰っていた。



 親戚中の全て、と言っても過言ではない人達から



 頂いていた。



 小雨が降っている哀しげな夜に、私達家族4人は「夜逃げ」した。



 軽トラックの古びたワイパーがゆるやかに動いているのと

 生まれて6ヶ月の弟が夜泣きしていることが

 鮮明に記憶に残っている。



 その時、私は突然聞いた、、、、



 「ねぇ、お父さん。


 僕のお年玉はいつもらえるの?」


 一瞬の間が空く、、、、、、


 そして、答えない父の代わりに母が答える。


 「あれはねぇ、大人になったらまとめてあげるよ


 ちゃんととってあるからねぇ」



 私は納得して、眠りについた。



 しかし、今思えば、あの時私がした質問がどれほど

 両親を困らせたのだろうか?



 少し母には、申し訳ない気持ちが生まれてしまう。




-------今日の言葉---------------------


          嘘には、相手を傷つける嘘、と、相手を守り自分を傷つける嘘がある。

          しかし、そのどちらも誰かに傷を負わせる。

          出来れば嘘などつかなくて良い人生を送りたい。

          嘘などつかせる人生を送らせたくはない。


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昭和時代の自分日記














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