アナフィラキシーとグルカゴン⑤ | 病棟薬剤師&DIやん

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医療従事者の方々向けに書いています。非医療従事者の方々はここに書いてある情報を鵜呑みにせず、必ずかかりつけ医・薬剤師等にご相談ください。

↓では、アナフィラキシーショックの治療のために、

グルカゴンを取りに薬局に走ったシーンがありました。

 

アナフィラキシーショックの際のグルカゴンの投与量は、

↓によると、

 

(2)グルカゴン1~5mg(20~30μg/kg)を

5分以上かけて静注し、

その後持続投与(5~15 μg/分)を考慮する

 

とあります。

 

仙台市立病院の症例報告↓では、

グルカゴン 1 mg を 2 回IVしています。

 

取りに走る時は、

複数回投与する可能性も考慮に入れると良いでしょう。