短歌集 『文月』 弐 | ヽ(´∇`)ノ日和♪

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青空を
見上げる君に
臆病な
僕は言葉を
かけもできずに



  流れ星



この空に
重く垂れ込む
雲なれど
いずれは晴れる
誰の頭上も



  流れ星



風 遠く
東の果てに
吹きゆけば
流されず立つ
己を感じ



  流れ星



ゆらゆらと
風に吹かれて
飛ばされる
頼りはなくも
確かな祈り



  流れ星



風はらむ
帆を抱き 海を
行くように
この胸に抱く
恵みの西風



  流れ星



忘れえぬ
あの夏の日の
微笑みを
この胸に咲く
向日葵のよに



  流れ星



照りつける
この太陽に
向かう花
黄金に光る
花びら揺らし



  流れ星



風鈴の
その音を聞けば
蘇る
記憶の中の
あの夏の日が



  流れ星



梅雨もあけ
真夏に胸を
躍らせる
あの蝉時雨
今は遠くも



  流れ星



さらさらと
零れ落ちるは
砂時計
戻らぬ時間を
ただ刻みつけ