月だけが
時の流れを
知らすよに
満ちては欠ける
冷たき夜空
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この夜に
君と僕とが
導かれ
触れる指先
月 満ちる刻
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思い出の
種蒔く旅の
道すがら
振り返りつつ
笑みを零して
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透明な
水の流れに
手を浸す
冷たく清く
留まりもせず
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秋雨が
心の傷を
打ち付ける
繰り返す痛み
瞳 濡らせど
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静けさと
熱気が街を
覆いたる
白熱灯の
揺れる街角
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夜明け前
最後の月を
見送った
日の光へと
溶けゆく君を
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月に添う
星の瞬き
眺むれば
ひとりではない
宵闇の街
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愛は花
その色はひと
それぞれで
地上を彩る
君だけの花
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大空を
駆け巡る鳥も
この風の
匂いを感じ
冬を知るのか