短歌集 『神無月』 弐 | ヽ(´∇`)ノ日和♪

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月だけが
時の流れを
知らすよに
満ちては欠ける
冷たき夜空



  ぶどう



この夜に
君と僕とが
導かれ
触れる指先
月 満ちる刻



  ぶどう



思い出の
種蒔く旅の
道すがら
振り返りつつ
笑みを零して



  ぶどう



透明な
水の流れに
手を浸す
冷たく清く
留まりもせず



  ぶどう



秋雨が
心の傷を
打ち付ける
繰り返す痛み
瞳 濡らせど



  ぶどう



静けさと
熱気が街を
覆いたる
白熱灯の
揺れる街角



  ぶどう



夜明け前
最後の月を
見送った
日の光へと
溶けゆく君を



  ぶどう



月に添う
星の瞬き
眺むれば
ひとりではない
宵闇の街



  ぶどう



愛は花
その色はひと
それぞれで
地上を彩る
君だけの花



  ぶどう



大空を
駆け巡る鳥も
この風の
匂いを感じ
冬を知るのか