短歌集 『神無月』 壱 | ヽ(´∇`)ノ日和♪

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時の砂
金木犀の
香とともに
舞い上がる空
ひとり見上げる



  満月



君 求め
いくつもの夢を
越えて行く
秋の夜長の
終わりなき旅



  満月



途切れてく
言葉にそっと
手を伸ばし
救い上げたる
君の指先



  満月



言の葉は
朽ちることなく
永久に咲く
百花繚乱
明日を彩る



  満月



いくつもの
夜を乗り越え
君を待つ
この雨の中
傘とふたりで



  満月



ふるさとの
秋祭りもいま
遠ざかり
あのお囃子は
記憶の中に



  満月



秋風が
街 駆け抜けて
日は暮れる
思い出すのは
冬の面影



  満月



秋を往き
冬を越えれば
春が待つ
果てなき旅路
風に吹かれつ



  満月



裏路地で
君と出会った
あの時に
こぼした言葉
繰り返す 今



  満月



秋空に
口笛ひとつ
吹きながら
気づけば君を
探しに歩き