短歌集 『長月』 弐 | ヽ(´∇`)ノ日和♪

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忘れえぬ
記憶の糸は
紡がれて
数多の想い
絆となれば



  お月見



海を駆け
空を泳いで
風を浴び
雲に飛び乗り
地の果てを見る



  お月見



声がする
聞こえなくとも
聴こえくる
高き空より
もう秋だよと



  お月見



手をつなぎ
永遠をともに
歩こうと
約束した日
始まりの日に



  お月見



天と地の
境は見えど
1と0の
境は遥か
記号の果てに



  お月見



装いも
木立の色も
秋らしく
街を彩る
枯葉 舞う頃



  お月見



焼き尽くす
あなたの光が
暗闇を
地平を照らし
生命を焦がす



  お月見



空を見て
涙を零す
秋の日に
蝉時雨 恋し
夏の残り香



  お月見



この歌は
僕があなたに
贈る歌
いつもと同じ
変わらない歌



  お月見



道を往く
野良猫に秋を
問うてみる
しっぽはゆらり
あくびをひとつ