短歌集 『長月』 参 | ヽ(´∇`)ノ日和♪

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この雲が
晴れたら虹が
かかるから
今は眠ろう
虹を夢見て



  お月様



過ぎ去った
嵐の後の
穏やかな
陽気に抱かれる
台風一過



  お月様



ふわふわと
舞い降りていく
銀杏の葉
敷き詰められる
金のじゅうたん



  お月様



静けさに
夕闇に耳を
傾ける
遠ざかり往く
鳥の鳴き声



  お月様



すっかりと
日も暮れ始める
帰り道
夜風が吹くは
君 想うころ



  お月様



旅立ちの
朝に目覚めた
鳥の子に
羽ばたく勇気を
くれる大空



  お月様



張り詰めた
意識の先に
指先が
触れるをためらい
宙をさまよう



  お月様



走ってく
夢中で駆けて
振り向けば
色とりどりの
季節が並び



  お月様



君の言う
不安に耳を
傾けて
緩やかに 今
眠りに落ちる



  お月様



愛などと
僕が言うのを
君が聴く
消えては映る
幻のごと