短歌集 『長月』 壱 | ヽ(´∇`)ノ日和♪

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目を閉じて
眠れぬ夜を
越えてゆく
ただひとときの
夢を求めて



   もみじ



雨が降り
風吹き荒れて
夏を追う
ざわめく心
嵐となりて



  もみじ



空に雲
大地には花
ありのまま
その色を見せる
長月の頃



  もみじ



降り注ぐ
光のしずく
煌めいて
風の音 響く
長き夜明けに



  もみじ



雨上がり
ひんやりとした
涼風に
頬を撫でられ
傘をたたんで



  もみじ



更けていく
秋の夜長に
誰思う
瞳を閉じて
闇に溶ければ



  もみじ



秋の蝉
鳴き始めるころ
思い出す
銀杏の色も
紅葉の赤も



  もみじ



明けに鳴く
烏の声に
目を覚ます
白の果てには
滲む太陽



  もみじ



澄み渡る
夜空に光る
月明かり
歌に詠えば
想いは遠く



  もみじ



朝焼けに
きらめく街は
目覚めゆく
秋色の風
木の葉を染めて