日本語脳がチラついて見えた東京五輪の話 | 『私を幸せにする計画書 ~心の声を感じて~』

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バンクーバーのヒプノセラピスト養成学校を卒業した、
セラピストAkiが、あなたの手の中の「幸せ小宇宙」へとご案内♪

皆さん、こんにちは。

延期されていた東京五輪ですが

コロナの行方が未だ不透明で
開催の可否さえ、よく分からないのに

組織委員会の会長が
ギリギリ直前で交代のようですね。

五輪を中止にしたい人たちの思惑が

少しだけ見え隠れしなくもないですが😅

それよりも、この件での

日本や外国の反応や、その後の動きから


これって

日本語脳と英語脳の違いだなぁと感じたことを


ちょっと長いけど、書いてみたいと思います。



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一つ前の記事でも書いたように

そもそも、日本語脳と英語脳では
どこに意識を向けているかが全く違います。

量子力学とかでも、人が意識を向けたモノだけが
現実化する(影響される)とか言うのと同じですね。

日本語は「相手」に意識を向けていて
(=より相手に影響し、相手から影響される)

英語は「自分」に意識を向けています。
(=より自分に影響し、自分から影響される)


(※あくまで私自身の体感的な持論です)






きっと、森さんの発言には
多くの日本人も不快には思いながらも

どうせ個人の意見を言っても
届かないとでも思っているのか

最初は誰も意見を強くは言わないというか

適当に流す雰囲気があったように感じます。

(※ここで言う日本人とは国籍ではなく
 日本語を母語のように使ってる人のことです)

森さんが問題発言するのは
首相時代からよくある事だったので

私も発言そのものについては
大して驚きませんでしたが。

でも、東京五輪委員会は
IOCから任命されて成り立つ組織なので

内心、これはかなりヤバイなぁ〜💦と
報道の最初の頃から思ってました。

ところが、私の予想に反して
日本の世論は最初はあまり動きがなくて。

かと思ったら、海外からの強い声を受けて
1週間もしたら驚きの急展開になって。

外圧によって初めて腰が動くという
まさに日本語脳的な動きでした😅





対する英語脳の世界では、
全て「言った者勝ち」です。

正しいかとか、間違ってるかとか、
最後に、勝つか、負けるかは、関係ない。

何も言わないということは、
何も思ってないのと同じなのです。


だから、こういう問題に直面しても
何も意見を言わない日本人って

きっと英語脳の外国人から見たら
まるで軍国主義か独裁政権とかの下で

文化的に発言を抑圧されているかような
不思議ささえ感じるんではないかと思います。


なので、これが日本だけの組織なら

多分、海外の人も不思議に思いながらも


内政干渉になるので

何も言わなかったのではと思いますが


オリンピックという国際的な場で

黙っているであろうはずはない。





でも、その一方で、実際の日本は
歴史的にみたら他国に比べて比較的

女性やマイノリティーの人たちを
大事にしてきたように私自身は思います。

もちろん改善すべき点は

まだまだたくさんあるけれど


日本の国民皆保険制度を見ても
通勤電車での優先席を見ても

同じく通勤電車の女性専用車や
レディースデイなんていうのも

「相手」に意識が向いてるからこその
日本語脳の特徴がよく出てると思います。


だから川淵さんの名が森さん推薦で挙がった時も

私たち自身が日本人としての思いを声に出して

「どう思うのか」「どうしたいのか」

を世界に伝えてたなら、あのまま川淵さんは

新会長になれたのでは?と私は思います。

でも結局、川淵さんの名が表に出た時は、
不透明な決め方をしたこと自体よりも

「不透明な決め方だと批判される」
という世間の目を気にしてのやり直し。

やっぱり、ここにも「相手」に意識がいく
日本語脳の特徴が出たなぁと思いました。





ちなみに、今回の森さんの発言の何が
一番問題だったかのか?という点ですが。

森さんは、自分は女性蔑視をしたつもりは
なかったとおっしゃっていましたが、

私も個人的には、多分、それは本当に
その通りなんじゃないかと思います。

(とはいえ、女性蔑視はしてなくても
 女性への偏見はあると思う)

森さんの発言の全文をちゃんと見たら
彼が蔑視してるのは女性ではなくて

「様々に違う意見を深く交わす」という
行為自体を蔑視したのではないかと思います。



森さんの発言全文




延期されて、ただでさえ遅れてるうえに
まだまだ先行きが不透明なコロナの状況。

きっと、事を前に進めたい気持ちが強くて
あの発言になったのかな?と推測しています。

でも個々の意見、特にマイノリティーの意見に
光をあてるのは、今や世界的な常識です。

特に昨年から世界的な問題となっている
人種間のコロナ治療の差の話とか

アメリカ大統領選での対立の問題とか
そういう状況を正しく理解していたなら

急ぐために深い論議を避けたいなんて
国際的組織ではあり得ない発言だと思います。

その辺のグローバル感覚が残念ながら
森さんは欠けていたんだと思います。






それに対する大阪なおみさんのコメント
ほんとにその通りだと激しく同意⬇️


<一部抜粋>

「彼のような立場にいるなら、話す前に考えるべき。あの発言は情報不足で少し無知。周りにいる人も、彼が言おうとしていることで多くの人の感情に影響するか、知らせる必要がある」

<抜粋はここまで>



森さんは老害とかじゃなくて、
単に今の国際情勢を知らなかっただけ。

私もラグビーワールドカップの時は
にわかファンとして感動を頂いたので

森さんの今までの功績には
もちろん感謝しています。

でも、それはそれ。
これは、これ。

「相手」の過去の功績や
顔色に意識を向ける前に

の国際社会での重要な問題や
未来の建設的な組織の在り方について

誰かが森さんに教えていたなら
こうはならなかったのでは?とも思います。

それが出来なかったのは
とても残念だけど

そんな風に森さんの顔色を伺っちゃうのも
日本人っぽいなぁと感じました。







最終的に誰が新会長になるかは分からないし
私には投票権もないけれど。

個人的には、とりあえず
多様な個の発言のパワーと大切さについて

ちゃんと世界基準で理解していて
尊重できる人になって欲しいなと思います音譜

そして、それをきっかけに

日本でも女性やマイノリティーの人たちが
自分の声を発するのが楽しい♪と思えるような、

相手を思いやれる日本人だからこその
建設的で、且つ、ヘルシーな意見交換が

当たり前な日常になっていくような
新たな流れを作って欲しいなと思いますおねがいラブラブ

つけ加えて、最終的に
東京五輪をやる・やらないに関係なく

オリンピック&パラリンピックの
アスリートたちの5年間の頑張りは

何ものにも変えがたい
肉体と命を削るような作業なので

その価値もちゃんと理解して大切に出来る
そんな人であって欲しい。

個人的にはそんな風に思ってますおねがい音譜



(友人の写真を借りました。
 昨日のダブルレインボーのシェア😍💕💕💕)