先日、舞鶴市で行われた巡業中
挨拶をしていた舞鶴市長が土俵上で倒れたそうです
病院の診断はくも膜下出血
みななさんは、この倒れた土俵上の市長を助けに行くことが出来ますか?
知識がない
誰かがやるだろう
動画サイトでは、一部始終が撮影されています
囲った男性は、誰一人、何もできないでいたる中、医療従事者(看護師)の女性が心臓マッサージを開始
その後、場内に控えていたと思われる看護師さん達が駆け寄っている
そんな中、場内アナウンスでは、「女性の方は土俵から下りてください」
この看護師さんは後に、処置しているのになんで?と思われたそうです。
確かに伝統では、女性が土俵に上がることを良しとしない
しかし、人の命がかかわる状況下で誰が勇気をもって
心臓マッサージができるでしょうか?
私も昨年の平和マラソンで
まさしく、そんなシーンに直面
広島国際大学の学生さん達や
ランナーでありながら対応をしてくださった広大病院の医師
が即座に心臓マッサージを
ランナーの方は残念ながら亡くなられていらっしゃいます
実際に心臓マッサージの経験が無ければ、
いくら講習会に出ていても
話を何十回と聞いていても、絶対できないです
八角理事長は「人命にかかわる状況には不適切な対応でした。深くおわび申し上げます」
とのコメントを出されていますが、これはあまりに表向きなこと
対応した女性は、事を大きくしたくないので、お礼も謝罪もいいですって事みたいです
初期処置があって命を繋いでいるこの会場での出来事
伝統を優先してしまったアナウンスをした相撲協会の方は
自分の命がそうであっても、伝統を守るんでしょうか…
また、市長が運び出された後、親方が塩を大量に土俵にまいたりとか…
塩自体には、祓う力はありませんので
女性がダメというなら、巡業中は男性看護師や医師を常駐させないと
本来は意味がないのですが
今回も、会場にはそうした配備・配置は結局、女性看護師のみだったのでは
何かとお騒がせな日本相撲協会
いつになったら、落ち着くんでしょうね