以前にもやったジョージ・フロイドから
黒人の自由について考える(2020年7月21日BLM、2020年7月28日自由の確保)。
それにしても、大昔、アフリカで仕留めた獲物のライオンや象を前にして
満足そうなサファリルックの男の写真を見たことがあるだろう。
それとパトカーの後ろで仕留め・ニンマリ誇らしい写真のポーズを取る警官がダブって見える。
アメリカ建国以来、白人はいかに権力を拡大するか。
黒人は奴隷として、言葉の分かる家畜として、物として
奴隷制がなくなる1865年(奴隷解放令発令)まで続いた。
とはいってもバスなど公共施設でも、黒人などの人種差別は20世紀半ばまで続いていた。
マーチン・ルーサー・キング牧師のように黒人の連帯を呼んだが、
権力機構は横の広がりに危機感を強め、ますます体制維持に躍起になっている、
白人対黒人の関係はアメリカという国が初めから今日に至っている。
白と黒とはっきり分かる見た目で調和しようがないのである。
「猿の惑星」のように、連帯して今の権力機構を打ち倒すことができるか。
政府は対症療法で体制を維持してゆくだろう。
しかし、水と油の今のシステムに合わない、利益にならなければ排除する。
あるいは、逆に黒人側から南アフリカのように徐々に白人を締め出す。
今回はジョージ・フロイドの顔に鉄格子をつけてみた。