私は心理カウンセラー養成講座で勉強する前から
アダルトチルドレンの自覚がありました。
アダルトチルドレン(AC)とは、
機能不全家族で育った子供のことです。
この「機能不全家族 」という言葉を受け入れられず
私は違います!と言う人が多いのですが、
アメリカで90%以上、日本で80%以上の家庭が
機能不全と言われているので、
ほとんどの方が当てはまっていると言ってもいいと思います。
機能不全家族だったと言っても、必ずしも
親の愛情がなかった、とか
冷たい環境だった、とか
家族崩壊していた、とか
そういうことではありません。
私の家族も、仲の良い家族だったと思います。
親からも愛されていました。
それでも、機能不全家族と言われちゃうんですよ。
そのことが苦しいですよね。
親に申し訳ないような、家族を否定されたような
様々な気持ちがあると思います。
でも、傷ついた心が、今も古傷のようにうずくのであれば
まずは機能不全家族に当てはまる部分があることを
受け入れてみましょう。
すると、冷静に客観的に、アダルトチルドレンに
立ち向かうことができます。
「機能不全家族という言葉は似つかわしくないけれど
愛された部分と、ヒステリーや価値観をそのままぶつけられ傷ついた部分と
両方があって、今は生きづらくて、
アダルトチルドレンに当てはまる部分があるんだ」
と冷静に客観的に受け入れてみましょう。
すると、良い面も悪い面も、
自分を受け入れることができるようになります
これは改善に向けての、大きな第一歩です。
機能不全家族という言葉、全てを受け入れる必要はありません。
機能不全家族であった時もあり、当てはまる部分もある、
冷静に受け止めることが大切です。