村田諒太は世界タイトル統一への道に意欲。2団体統一世界チャンピオンとなった井上尚弥に刺激 | 若鷹ひろしのスポーツ評論スタジアム

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 昨日開催された男子プロボクシングのミドル級の世界タイトルマッチの村田諒太のタイトル奪還後の初防衛戦となる挑戦者としてカナダから来日したスティーブン・バトラーとの対戦の詳しい試合結果は5ラウンド2分45秒TKOで村田諒太が勝利してタイトル防衛となりました。試合終了後、村田諒太はワールドボクシングシリーズトーナメントに出場して優勝したバンタム級の世界チャンピオンの井上尚弥(なおや)が世界タイトル2団体統一を果たしており、今後は他団体との統一戦を戦いたいとの意向も示しているようだ。

 

 

 井上尚弥(なおや)は昨年5月に開催されたWBA(世界ボクシング協会)世界バンタム級タイトルマッチで当時チャンピオンだった英国のジェイミー・マクドネルと対戦して1ラウンド1分52秒TKOで勝利してタイトル奪取となり、世界タイトル3階級制覇を果たすと、3階級制覇を果たした直後にワールドボクシングシリーズトーナメントへの出場を発表。3階級制覇からの初防衛戦以降の試合はワールドボクシングシリーズトーナメントの大会の中での試合の開催となり、5月に開催されたトーナメントのセミファイナルでは当時IBF(国際ボクシング連盟大会)だったプエルトリコのエマヌエル・ロドリゲスとの対戦の試合では2ラウンド1分19秒TKO勝利でIBF(国際ボクシング連盟)のタイトルも獲得して世界タイトル2団体統一を果たして決勝戦まで勝ち上がる展開となった。先月7日に開催された決勝戦ではWBA(世界ボクシング協会)世界バンタム級スーパーチャンピオンのフィリピンのノニト・ドネアと対戦となり、試合は12ラウンドを戦って判定で井上尚弥(なおや)が勝利して3度目の防衛に成功して、この試合の勝利で日本人では史上4人目のスーパー世界チャンピオンとなりました。井上尚弥(なおや)はトーナメントで優勝してスーパーチャンピオンになってからのコメントで今後しばらくはバンタム級で戦い続けることを明かしており、世界タイトル主要4団体のWBC(世界ボクシング評議会)とWBO(世界ボクシング機構)の残りの2団体のタイトル統一の可能性もありそうな気配にもなりそうだ。世界タイトル主要4団体のバンタム級のタイトルの動向では、WBA(世界ボクシング協会)はチャンピオンの井上尚弥(なおや)がスーパーチャンピオンとなったため正規チャンピオンは空位の扱いとなり、年明け以降に新チャンピオン決定のタイトルマッチが開催の見込み。残りの3団体のうち、WBA(世界ボクシング協会)のスーパーチャンピオンとなった井上尚弥(なおや)がIBF(国際ボクシング連盟)のタイトルも獲得して2団体統一世界チャンピオンに。WBC(世界ボクシング評議会)は昨年の年末に暫定ながら世界チャンピオンとなった井上尚弥(なおや)の弟の井上拓真が先月開催された正規チャンピオンのフランスのノルディーヌ・ウバーリとの対戦の王座統一戦に敗れて兄弟そろっての正規の世界チャンピオンとはならず、この試合を含めてノルディーヌ・ウバーリが2度の防衛に成功してチャンピオンに君臨。WBO(世界ボクシング機構)では南アフリカのゾラニ・テテがチャンピオンに君臨となっています。井上尚弥(なおや)の3団体目の世界タイトル統一への道にも注目。今後の男子プロボクシングの戦いにも注目だ。