全国高校サッカー選手権はベスト8が柏の葉競技場と浦和駒場スタジアムの2会場で開催されました。3年前は青森山田を相手に4失点を喫する敗戦を喫して2度目の正直を目指す堀越は柏の葉競技場で佐賀東と対戦。試合は前半19分に中村健太のゴールで堀越が先制。試合は前半の40分を終了して1ー0で堀越のリードで後半戦へと折り返すと、後半27分に仲谷俊のゴールで堀越が追加点を入れましたが、後半33分に田口大翔のゴールで佐賀東が1点を返して2ー1と1点差に詰め寄りましたが、それ以降は1点のリードを守りきった堀越が2ー1で勝利して堀越は悲願の夏冬通じて初めてのベスト4進出となり、悲願の国立競技場の舞台に進むこととなりました。2013年インターハイ(高校総体)以来、夏冬通じて10年ぶり2度目の全国大会出場となり、現役で多くの卒業生を現役で有名大学へと合格させて東海地方を代表する進路指導の名門校で有名な愛知県代表で出場の名古屋は柏の葉競技場で千葉県代表の市立船橋と対戦。試合は前半21分に久保原心優のゴールで市立船橋が先制。前半のアディショナルタイムに市立船橋のオウンゴールで名古屋が1−1の同点に追いつくこととなり、前半を終了。後半2分に郡司璃来のゴールで市立船橋が勝ち越しに成功。郡司璃来の勝ち越し点が決勝点となった市立船橋が1ー2で勝利してベスト4進出。進学校の快進撃で話題となった名古屋はベスト8で大会を終えることとなった。鹿児島大会では高円宮杯Uー18サッカーリーグのプレミアリーグのプレゲームとなる鹿児島城西との対戦で勝利して全国大会出場となった神村学園は浦和駒場スタジアムで滋賀県代表の近江と対戦。試合は前半12分に鵜戸瑛士のゴールで近江が先制。前半18分に西丸道人のゴールで神村学園が1ー1の同点に追いつくと、前半22分に吉永夢希のゴールで神村学園が勝ち越しに成功。前半の40分を終了して2ー1で神村学園のリードで後半戦へと折り返すと、後半13分に山本諒のゴールで近江が2ー2の同点に追いつきましたが、後半15分に名和田我空のゴールで神村学園が勝ち越しに成功しましたが、後半26分に山本諒のゴールで近江が3ー3の同点に追いつくと、後半40分過ぎて3分後のアディショナルタイムに鵜戸瑛士のゴールで近江が勝ち越しに成功。鵜戸瑛士の勝ち越し点が決勝点となった近江が3ー4で乱打戦を制してベスト4進出。近江は優勝候補の大本命の神村学園から白星を奪うジャイアントキリングを演出した。神村学園が優勝して全国大会出場となった鹿児島大会では序盤戦から強豪校が格下を相手に苦しめられた。鹿児島大会ではベスト4で敗退となった鹿児島実業は3回戦で対戦した進路指導の名門のラ・サールを相手に苦戦して1ー0での勝利で苦しみながらの初戦突破となった。今大会は名古屋の快進撃で話題となっており、新チームになって以降のラ・サールの戦いにも注目が集まりそうだ。なお、浦和駒場スタジアムで開催された注目の一戦となった青森山田と埼玉県代表の昌平との対戦カードの試合は4ー0で青森山田の圧勝でベスト4進出となりました。
全国高校サッカー選手権ベスト8の結果(4日)
柏の葉競技場
堀越(東京都代表/都1部リーグ)2ー1佐賀東(佐賀県代表/プリンスリーグ九州2部)
【得点者】
(堀越)
前半19分 中村健太
後半27分 仲谷俊
(佐賀東)
後半33分 田口大翔
市立船橋(千葉県代表/プレミアリーグ)2ー1名古屋(愛知県代表/県1部リーグ)
【得点者】
(市立船橋)
前半21分 久保原心優
後半2分 郡司璃来
(名古屋)
前半42分 オウンゴール
浦和駒場スタジアム
近江(滋賀県代表/プリンスリーグ関西1部)4ー3神村学園(鹿児島県代表/プレミアリーグ)
【得点者】
(近江)
前半12分 鵜戸瑛士
後半13分 山本諒
後半26分 山本諒
後半43分 鵜戸瑛士
(神村学園)
前半18分 西丸道人
前半22分 吉永夢希
後半15分 名和田我空
青森山田(青森県代表/プレミアリーグ)4ー0昌平(埼玉県代表/プレミアリーグ)
【得点者】
(青森山田)
前半2分 小沼蒼珠
前半4分 小泉佳絃
前半19分 芝田玲
後半4分 小泉佳絃