若鷹ひろしのスポーツ評論スタジアム

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野球・サッカーを中心に評論するスポーツ評論ブログで原則として1ヶ月から2ヶ月に1度の周期で若手芸能人を中心に芸能評論についても取り上げるブログ

 ドイツ・ブンデスリーガはリーグ戦第23節が今週末開催されました。優勝候補に置かれながらリーグ優勝には縁がなく悲願の初優勝を目指してマジック10が点灯中のレヴァークーゼンは日本時間の土曜日の早朝にベイ・アレーナでマインツと対戦。試合は前半3分にジャカのゴールでレヴァークーゼンが先制。前半7分にドミニク・コールのゴールでマインツが1-1の同点に。前半の45分を終了して1-1の同点で後半戦へと折り返し。後半23分にアンドリッヒのゴールでレヴァークーゼンが勝ち越し点。後半35分にマインツはヌガンカムの相手選手への反則がありながらもノーホイッスル。このプレーがヌガンカムのレッドカードの可能性があるかもしれないとVARセンターからレフェリーへ報告。レフェリーはVAR検証を行い、VARの結果を受けてヌガンカムはレッドカードで退場処分。マインツは相手より1人少ない数的不利な状況へ。それ以降は1点のリードを守りきったレヴァークーゼンが2-1で勝利して開幕からの無敗をキープ。この時点でレヴァークーゼンは優勝へのマジックが1つ減ってマジック9となりました。マジックの対象チームのバイエルン・ミュンヘンは日本時間の日曜日の未明にアリアンツ・アレーナでライプチヒと対戦となり、ハリー・ケインの1試合2得点の活躍で2-1でバイエルン・ミュンヘンが勝利。リーグ戦第23節を終了してレヴァークーゼンのリーグ初優勝へのマジックは2位のバイエルン・ミュンヘンも白星だったため、マジックは1つ減ってマジック9で次節へと向かうこととなりました。

 

 

 

 ドイツ・ブンデスリーガ

 

 

 

 

 

 

 

 ドイツ・ブンデスリーガ順位表

 

 

 今月12日に東京・後楽園ホールで女子プロボクシングのトリプル世界タイトルマッチが開催されました。当日のメインイベントはWBA(世界ボクシング協会)・WBO(世界ボクシング機構)統一女子アトム級タイトルマッチが開催されました。2団体統一チャンピオンとなった黒木優子はアマチュアでの実績から6回戦からの戦いとなった松田恵里を挑戦者として迎えての対戦となった。試合は開始早々に松田恵里のストレートが黒木優子の顔面に直撃。黒木優子は一瞬ふらつく一場面があり、場内は騒然となった。黒木優子はダウン寸前となった。試合は規定の10ラウンドが終わるまで松田恵里のペースで試合が進んでしまった。勝負の行方は3人のジャッジの採点となり、3人のジャッジの採点は1人のジャッジが96-94で黒木優子を支持となったが、残りの2人のジャッジは97-93、96-94で共に松田恵里を支持。試合の中盤戦から終盤戦にかけては黒木優子は『玄海の舞姫』らしからぬ打ち合いのボクシングを演出。「ワタシは倒すボクシングをします。」と公言した黒木優子は有言実行のボクシングを演出。黒木優子が現役時代の大内さくらのような打ち合いのボクシングで試合を沸かせた。その戦いが1人のジャッジの採点でも大きく現れた結果となった。この結果、ポイント2-1のスプリットディシジョンでの試合結果になった。黒木優子が有言実行のボクシングができなかったシナリオとなれば、おそらく黒木優子はプロデビュー戦の西田久美子との対戦カードの試合以来のダウンを喫する結果となったことでしょう。松田恵里も強かったと思う。前回の鈴木なな子との対戦カードでも松田恵里は実に強いなと感じた。私個人的には鈴木なな子がKOされずに無事にリングから帰ってきてほしいとの気持ちが強かったけどね。だけど、鈴木なな子も松田恵里を相手に倒しに行くボクシングを演じた。統一世界タイトルの座は松田恵里へと明け渡す結果となりましたが、黒木優子の執念のボクシングを演じたプロ根性にも注目が集まる一戦となりました。

 

 

 当日のセミファイナルの試合はWBO(世界ボクシング機構)世界女子スーパーフライ級タイトルマッチとなりました。チャンピオンで2度目のタイトル防衛を目指す晝田瑞希が挑戦者として韓国から来日したベテランのパク・ジヒョンと対戦となり、試合は6ラウンドにパク・ジヒョンから晝田瑞希がダウンを奪う展開に。実は、このダウンがパク・ジヒョンにとってはボクシング人生初のダウンを喫する結果となり、終わってみれば6ラウンド1分45秒TKOで晝田瑞希が勝利して初防衛戦から2試合連続のKO防衛となりました。敗れたパク・ジヒョンにとっては初めてのKO負けの屈辱でタイトル奪取を果たせず韓国へと帰る結果となりました。晝田瑞希が勝利して話題となるのが、パリオリンピック終了後の並木月海の動向だ。来年以降に、この両者の3度目の対戦は実現するのかにも注目したい。なお、トリプル世界タイトルマッチの残り1試合のIBF(国際ボクシング連盟)世界女子アトム級タイトルマッチが開催され、チャンピオンとして初防衛戦を戦った岩川美花は挑戦者として山中菫を迎えての対戦となり、試合は規定の10ラウンドを戦って判定となり、3人のジャッジの採点は99-91、96-94、97-93で3人のジャッジ全員が山中菫を支持となり、山中菫が新チャンピオンに。岩川美花は初防衛に失敗となりました。

 

 全国高校サッカー選手権はベスト8が柏の葉競技場と浦和駒場スタジアムの2会場で開催されました。3年前は青森山田を相手に4失点を喫する敗戦を喫して2度目の正直を目指す堀越は柏の葉競技場で佐賀東と対戦。試合は前半19分に中村健太のゴールで堀越が先制。試合は前半の40分を終了して1ー0で堀越のリードで後半戦へと折り返すと、後半27分に仲谷俊のゴールで堀越が追加点を入れましたが、後半33分に田口大翔のゴールで佐賀東が1点を返して2ー1と1点差に詰め寄りましたが、それ以降は1点のリードを守りきった堀越が2ー1で勝利して堀越は悲願の夏冬通じて初めてのベスト4進出となり、悲願の国立競技場の舞台に進むこととなりました。2013年インターハイ(高校総体)以来、夏冬通じて10年ぶり2度目の全国大会出場となり、現役で多くの卒業生を現役で有名大学へと合格させて東海地方を代表する進路指導の名門校で有名な愛知県代表で出場の名古屋は柏の葉競技場で千葉県代表の市立船橋と対戦。試合は前半21分に久保原心優のゴールで市立船橋が先制。前半のアディショナルタイムに市立船橋のオウンゴールで名古屋が1−1の同点に追いつくこととなり、前半を終了。後半2分に郡司璃来のゴールで市立船橋が勝ち越しに成功。郡司璃来の勝ち越し点が決勝点となった市立船橋が1ー2で勝利してベスト4進出。進学校の快進撃で話題となった名古屋はベスト8で大会を終えることとなった。鹿児島大会では高円宮杯Uー18サッカーリーグのプレミアリーグのプレゲームとなる鹿児島城西との対戦で勝利して全国大会出場となった神村学園は浦和駒場スタジアムで滋賀県代表の近江と対戦。試合は前半12分に鵜戸瑛士のゴールで近江が先制。前半18分に西丸道人のゴールで神村学園が1ー1の同点に追いつくと、前半22分に吉永夢希のゴールで神村学園が勝ち越しに成功。前半の40分を終了して2ー1で神村学園のリードで後半戦へと折り返すと、後半13分に山本諒のゴールで近江が2ー2の同点に追いつきましたが、後半15分に名和田我空のゴールで神村学園が勝ち越しに成功しましたが、後半26分に山本諒のゴールで近江が3ー3の同点に追いつくと、後半40分過ぎて3分後のアディショナルタイムに鵜戸瑛士のゴールで近江が勝ち越しに成功。鵜戸瑛士の勝ち越し点が決勝点となった近江が3ー4で乱打戦を制してベスト4進出。近江は優勝候補の大本命の神村学園から白星を奪うジャイアントキリングを演出した。神村学園が優勝して全国大会出場となった鹿児島大会では序盤戦から強豪校が格下を相手に苦しめられた。鹿児島大会ではベスト4で敗退となった鹿児島実業は3回戦で対戦した進路指導の名門のラ・サールを相手に苦戦して1ー0での勝利で苦しみながらの初戦突破となった。今大会は名古屋の快進撃で話題となっており、新チームになって以降のラ・サールの戦いにも注目が集まりそうだ。なお、浦和駒場スタジアムで開催された注目の一戦となった青森山田と埼玉県代表の昌平との対戦カードの試合は4ー0で青森山田の圧勝でベスト4進出となりました。

 

 

 

 全国高校サッカー選手権ベスト8の結果(4日)

 

 柏の葉競技場

 

 堀越(東京都代表/都1部リーグ)2ー1佐賀東(佐賀県代表/プリンスリーグ九州2部)

 【得点者】

 (堀越)

 前半19分 中村健太

 後半27分 仲谷俊

 (佐賀東)

 後半33分 田口大翔

 

 

 市立船橋(千葉県代表/プレミアリーグ)2ー1名古屋(愛知県代表/県1部リーグ)

 【得点者】

 (市立船橋)

 前半21分 久保原心優

 後半2分 郡司璃来

 (名古屋)

 前半42分 オウンゴール

 

 

 

 浦和駒場スタジアム

 

 近江(滋賀県代表/プリンスリーグ関西1部)4ー3神村学園(鹿児島県代表/プレミアリーグ)

 【得点者】

 (近江)

 前半12分 鵜戸瑛士

 後半13分 山本諒

 後半26分 山本諒

 後半43分 鵜戸瑛士

 (神村学園)

 前半18分 西丸道人

 前半22分 吉永夢希

 後半15分 名和田我空

 

 

 青森山田(青森県代表/プレミアリーグ)4ー0昌平(埼玉県代表/プレミアリーグ)

 【得点者】

 (青森山田)

 前半2分 小沼蒼珠

 前半4分 小泉佳絃

 前半19分 芝田玲

 後半4分 小泉佳絃