郷司利也子の初の世界ランカーとの対戦の試合は3ラウンドTKO負けで自身も相手の強さ認める完敗劇 | 若鷹ひろしのスポーツ評論スタジアム

若鷹ひろしのスポーツ評論スタジアム

野球・サッカーを中心に評論するスポーツ評論ブログで原則として1ヶ月から2ヶ月に1度の周期で若手芸能人を中心に芸能評論についても取り上げるブログ

 今日更新のブログは8月に開催された女子プロボクシングを中心に取り上げていきます。


 JBC(日本ボクシングコミッション)の公式記録での世界タイトル2階級制覇を目指す天海(てんかい)ツナミは日本時間の先週の日曜日にチリで開催されたIBF(国際ボクシング連盟)世界女子バンタム級タイトルマッチでチャンピオンでチリのカロリーナ・ロドリゲスと対戦となり、試合は規定の10ラウンドを終了して判定となり3人のジャッジの採点は100-91、99-91、98-92で3人のジャッジ全員がチャンピオンを支持となり、JBC(日本ボクシングコミッション)公式記録での世界タイトル2階級制覇への2度目のチャレンジも失敗となりJBC(日本ボクシングコミッション)公式記録での世界タイトル2階級制覇は次回へと持ち越される結果となりました。


 国内で今月開催されたプロボクシングのイベントのうち、7日に東京・後楽園ホールで開催された48.7kg契約女子4回戦の試合にグラビアアイドルからプロボクサーに転身した郷司(ごうし)利也子がWBC(世界ボクシング評議会)世界女子アトム級ランキング15位の日向野知恵(ひがの・ちえ)と対戦となり、試合は3ラウンド1分21秒TKOで日向野知恵(ひがの・ちえ)が勝利となり、郷司(ごうし)利也子は復帰戦以降では初めてのKOでの敗戦となりました。試合後に更新された郷司(ごうし)利也子の自身のブログの中で対戦相手の日向野知恵(ひがの・ちえ)が実に強い選手だったとのことを書いており、今回が初めての世界ランカーとの対戦となった郷司(ごうし)利也子はボクシングをやってて良かったというようなボクサーとしての幸せも書かれていました。しかし、この試合は復帰戦後初めてのKO負けとなり、今回の試合のレフェリーストップによるTKO負けについては本人も納得の内容でした。試合の終盤戦には郷司(ごうし)利也子は相手のパンチから意識が飛んでしまい試合が続けられるような状況ではなかったみたいで、試合終了後のリングからの退場もふらつきながらの退場となるドキドキ感も感じさせる結末となりました。郷司(ごうし)利也子は2008年のデビュー当時と比べて強くなったのは事実ですが、今回の対戦相手は今までの対戦相手の中では花形冴美よりも強かったように感じられ、デビュー当時の郷司(ごうし)利也子が今回の対戦相手と実際に試合をしたら2ラウンドあたりでテンカウントでのKO負けとなっていた公算が強く、下手すると郷司(ごうし)利也子は担架でリングから退場という結果にもなりかねなかったように思われます。だが、郷司(ごうし)利也子は日向野知恵(ひがの・ちえ)との試合でのKO負けは前向きに受け止めており、再起戦のチャンスがあればやりたいとの意向も示しているようです。ここ最近の日本プロボクシング界は亀田兄弟や山田姉妹の人気に依存する傾向があって話題をさらい、それを応援するファンもあったりしましたが、私個人的には亀田兄弟も山田姉妹もアンチですから郷司(ごうし)利也子は脱亀田兄弟依存・脱山田姉妹依存の代表選手としての存在ともなっていますから、郷司(ごうし)利也子には再起戦のチャンスがあれば是非とも受けてもらい、この悔しさを晴らして欲しいというのが私からの希望でもあります。




 16日に福岡県の九電記念体育館で開催されたプロボクシングのイベントにYuKO(ユーケーオー)フィットネスジム所属の黒木優子と葉月さなが出場。37歳定年制の規定の範囲内で親子での競演のチャンスもあるかもしれないママさんボクサーの葉月さなは女子アトム級4回戦で大江昭子と対戦となり、試合は規定の4ラウンドを終了して判定となり3人のジャッジの採点は40-37、39-37、39-38で3人のジャッジ全員が葉月さなを支持となり、葉月さなはプロデビューからの連勝を3に伸ばしました。一方、飲酒運転撲滅運動をきっかけに「モーニング娘。」よりも歴史が古い女性アイドルグループの制服向上委員会と共に話題となっているWBC(世界ボクシング評議会)世界女子ミニフライ級チャンピオンの黒木優子は3度目の世界タイトル防衛戦へ向けての前哨戦となるノンタイトル48kg契約女子8回戦でタイから来日したカニタ・ナックサロンと対戦となり、試合は3ラウンド43秒TKOで黒木優子が勝利となりました。