我妻佳代「ナチュラル通信」 | へーさんのCD棚~リサイクルマークはエコマーク

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持っているCDの中で、あ、いいなという曲(たぶんアイドルポップスがメインになると思います。)をのんびり書いていこうと思います。

ども。へーさんです。いよいよ花粉が本格化してきています。この週末は天気が良くないのでそうでもないですが、数日前は目も鼻もひどい事になっていました。特に目が痒くて困りものです。あとしばらくの辛抱でしょうか。そんな所で1655曲目。







我妻佳代「ナチュラル通信」

画像は収録の『OH! CHAPPY』




おニャン子クラブ会員番号48番、我妻さんの2枚目のシングル「ひとさし指のワイパー」のカップリング曲になります。どうでもいいですが、おニャン子クラブ解散後にソロデビューできた4人(たぶん)のうち、1番早いのが我妻さんなんですね。なんなら生稲晃子さんより山崎真由美さんの方が早かったりします。




イントロのギターのフレーズとか、メロディとかが80年代ぽさ全開の曲です。ま、確かに一応80年代の曲ではあるのですが、同じ80年代でも少し前の懐かしさ&古さを感じます。と言うか、今聞いてて渡辺美奈代さんの「瞳に約束」を下敷きにしてますよね?




もともと我妻さんの歌い方が激しく美奈代さんぽい事もあり、美奈代さんのボツ曲?なんて思ったりもしてしまいます。あ、「瞳に約束」はアイドルのデビュー曲としてほぼパーフェクトな曲ですので、それが悪いというわけではありません。




という事で、なんだかとてもアイドルの王道っぽい安心感があります。“パステルの陽射し”“ミントの香り”といったそれらしいフレーズ、♪噂になるのがわたし 怖くて強がりばかり~ というおぼこさ、自転車が出てくるけど決してスピード過多じゃない感じなど、絶妙に一昔前を意識させています。ボーカルのミックス(リバーブ?)も明らかに懐かしい感じになっている(これはA面の「ひとさし指のワイパー」に引っ張られただけかもしれませんが)ように思います。




タイトルの「ナチュラル通信」の意味は、自分の(好きという)本当の気持ちをあなたに伝えたい、という清楚でまっすぐな感じを、“ナチュラル”に“通信する”と表現したものです。一瞬通信紙みたいなものを想像した私はおバカさんです(笑)




我妻さんは、デビュー曲の「プライベートはデンジャラス」がちょっと飛び道具的な曲だった事あって、ここで王道っぽい曲を、という事かもしれません。「ひとさし指のワイパー」もどちらかというと叙情に訴える曲なのも影響しているのかな。そんな王道な曲の歌い方として、我妻さんのボーカルもほぼパーフェクトではないでしょうか。




「ナチュラル通信」我妻佳代


作詞:谷穂ちろる

作曲:後藤次利

編曲:後藤次利