W「センチ・メタル・ボーイ」 | へーさんのCD棚~リサイクルマークはエコマーク

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持っているCDの中で、あ、いいなという曲(たぶんアイドルポップスがメインになると思います。)をのんびり書いていこうと思います。

ども。へーさんです。少しずつ暖かくなっているような気がします。梅や河津桜の開花の便りも入ってきてますね。このまま春が来てくれればよいですが、2月ですから冷え込む時期がまだ何回かは来そうですね。そんな所で1649曲目。







W「センチ・メタル・ボーイ」

画像は収録の『デュオU&U』




実はWの曲を取り上げるのは初めて?辻希美さんと加護亜依さんの2人組。モーニング娘。を一緒に加入、一緒に卒業した二人が卒業後に結成したユニットになります。こちらは過去の女性デュオの曲をカバーしたアルバムの中の一曲です。80年代のカルトアイドル、キララとウララのカバーになります。




てか、「センチ・メタル・ボーイ」を選曲している事がすでに驚きです。もちろんザ・ピーナッツやピンクレディー、Winkといった有名どころも押さえていますが、これとKey West Clubが入っているのがすごすぎます。昭和の女性デュオという事らしいのでほぼ網羅してるのでは?あとはPumpkinとかa・chi-a・chiとか祐子と弥生とかさそり座(SWAY)とか?正確にはKey West Clubは平成だったりするので、そこらへんまで入れるとこんぺいとうとかW―NAOとかも…ってなんの話だ(笑)




とにかく、そんなカルトな曲ではありますが、Wのお二人は自分達の曲にしています。元々はスピード感のあるテクノポップですが、スピード感はそのままにダンサブルなポップにしております。アレンジ自体は元曲に忠実な感じです。クレジットを見るとベースだけ入れているようで、確かにベースがブルンブルンいっており、少しバンドっぽくなっております。




ボーカルはお二人とも似た声のタイプで声の重なりが心地よく、ハーモニーもしっかりしているのは流石のハロー!プロジェクトです。声がわりと甲高い感じなので、デジタルっぽいこの曲には合っていました。それにしてもお二人の声が全くずれず、ぴったり重なっているリズムの正確無比さにはびっくりしました。




そしてどうにもダサかったダンスも、Wになってブラッシュアップされた印象です。♪ツー・ツー・ツー・ツ・トー・ツ・ツー・ツ~ の斜めダンスは面白いと思います。




Wは加護さんの不祥事により中途半端な形で終了となってしまい、少し残念でした。まぁ何もなく続いていたとしても辻さんの結婚妊娠で終わっていた可能性もありますが。それにしても、このカバーをした時でも楽曲は古い感じはなくて、キララとウララの時はいかに先鋭的な音楽だったかがわかった気がします。




「センチ・メタル・ボーイ」W


作詞:売野雅勇

作曲:井上大輔

編曲:市川 淳