片瀬那奈「GALAXY」 | へーさんのCD棚~リサイクルマークはエコマーク

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持っているCDの中で、あ、いいなという曲(たぶんアイドルポップスがメインになると思います。)をのんびり書いていこうと思います。

ども。へーさんです。少し体調を崩しまして2週間お休みさせていただきました。その分をどうするかは考え中です。どこかで穴埋めを書くか、それともこのままスルーかは自分のやる気次第です(笑)そんな所で1648曲目。









片瀬那奈「GALAXY」




キレイな四ツウチのリズムが冷たいグルーヴを作っている、緩いディスコの曲になります。♪dandandan dodidodidandan~ という何度もくり返されるフレーズがとても印象的で、呪文のように頭に残り、それもグルーヴ感を強くしています。




“冷たいグルーヴ”と書きましたが、リズムはディスコでユーロビートっぽい質感もあるのに、とても淡々としていてそれが不思議なグルーヴとなっています。いわゆるテンションブチ上げ、ではなくても、確かなノリがあって静かに踊らせるような曲です。




片瀬さんのボーカルもややスモーキーでそっけない感じが、冷たいグルーヴにハマっています。♪yeh yeh yeh~ と同じように歌っても「東京は夜の7時」byピチカート・ファイヴとの違いよ(笑)ただディレイやオクターブ上下のコーラスを上手に駆使して、音像に奥行きを作っています。「GALAXY」という宇宙的な音を、ピコピコ音とは違う形で表現しています。




とはいえ、歌詞はそれほど宇宙的な事はなく、♪銀河色の弾丸~ くらいです。というよりはイメージ的なフレーズが多く、歌詞自体に強いメッセージはなさげです。♪日々の探求心 刹那主義で 胸騒ぎ 始終、相撃ちに~ なんかは椎名林檎さんぽい?気もしますが、影響を受けて…はいないよねえ。♪私のココロは永久に 双眼鏡にうつらない星~ なんかは面白いフレーズだと思います。




片瀬さんのスタイリッシュなイメージと、エイベックス的なユーロビートの交点を、上手く音にした曲ではないでしょうか。




「GALAXY」片瀬那奈


作詞:kenko-p

作曲:Marcus Granberg/Patric Sarin

編曲:Ta