グルテンフリー(小麦粉抜き)生活2週間してみての身体の変化と感想 | 更年期は頑張らない、我慢しない ぼちぼちいこう

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3人の息子の母でアラフィフ更年期真っ只中のリンパセラピストです。

更年期、女性の心身は大きな変化をする時期。
がんばらない、がまんしないでぼちぼちいきませんか?

いつもご覧いただきありがとうございます。

姿勢から心と身体を整えるリンパセラピスト青木です。

 

今年はスギ花粉がひどく、アレルギー検査でスギ花粉がマックスを示していた長男も苦しんでいました。

昔舌下免疫方と言うものを始めたことあるのですが、約3年間毎日しないといけないこの治療はなかなか持続というものが難しく断念。そこから普通にアレルギーが出たら薬をもらい飲むという生活を送って、ティッシュが手放せない長男でした。

彼のアレルギーはスギ花粉だけでなく、いろいろ。食べ物は特にないから本人は慣れているのかそれほど不便は感じていないようですが、みている私としてはなんとかしてあげたい気持ちはずっとありました。

 

「グルテンフリー」

言葉は聞いたことありましたが、まさに言葉だけ聞いたことある状態でした。

そんな私が「小麦粉を2週間抜くとアレルギーが治るってよ!」という話を聞き、長男のアレルギー改善のため家族全員2週間のグルテンフリー生活をしてみた結果と感想です。

 

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ある日私は子供達に宣言しました。

「今日から2週間小麦粉を抜く生活をします!長男のためだけど、1人だけそれをさせるのはかわいそうなのでみんな付き合いましょう!」

というのもアレルギー体質改善だけでなく、疲れやすいなどなんとなく体調が悪いのも小麦粉(グルテン)が影響しているとかいう話もあるので、「もしかしたら家族みんながこれで体調が良くなればめちゃくちゃいいやん!」って思いもあったので。

ということで、2週間グルテンフリー生活をしてみて、その結果と感想をまとめてみました。

 

  • そもそもグルテンって何が悪いの?

パンの主原料である小麦に含まれているグルテンは、消化酵素では分解されにくいため、十分に消化されないまま小腸の粘膜に吸収されてしまいます。その未消化物が小腸の粘膜を傷つけ、腹痛やアレルギーの原因にもなります。

そのほか、小麦を高熱処理してつくられるパンを食べ続けると、肥満や高血圧、糖尿病、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、がんなどの発症や悪化にもつながります。 引用:PRESIDENT Online より。

グルテンは粘り気と弾力を与えてくれて、そのおかげでパンやケーキができますよね。でも、その粘り気は消化されにくく、腸の粘膜に張り付き腸内環境を乱して、健康に悪影響を与えるらしいです。グルテンフリーという考えはセリアック病(詳しくは久里浜医療センターのリンクにありました)というもの治療から生まれたものらしいです。

 

  • グルテンフリーに期待できるもの

調べた限りグルテンフリーで期待できる効果をいくつか挙げてみました。

○肌の不調改善

○ダイエット効果

○冷え性改善

○イライラなんとなく不調改善

 

グルテンフリーが世界中で広まったのは、セレブたちが美と健康のために取り入れたことが話題になったのがきっかけみたいです。

テニスプレイヤーのノバク・ジョコビッチ選手は、テニスプレイヤーとして伸び悩んでいた時期にグルテンフリーを実践したところ、パフォーマンスが劇的に向上。ジョコビッチは3つのグランドスラム大会を制し、世界ランキング1位を獲得、テニス界の絶対王者といわれていますよね。

 

  • 私のグルテンフリー生活

どこの情報か忘れましたが、2週間グルテンを抜いたらアレルギーが治ったとかいう話があったので、とりあえず2週間のグルテンフリー生活を始めました。グルテンが身体から抜けるのは3ヶ月かかるとか言う話もありますが・・・。

 

まず手始めにー

朝食をパンからご飯にすることから始めました。

私は子供の頃から朝食はパンでした。旅館に泊まったりした時は朝食がご飯のことが多く、なんだかお腹が落ち着かない思いになるくらい朝食はパンのお腹になっていました。そんな生活でしたので、子供たちも朝食はパン。パンはすごく手軽なので重宝していました。

 

困ったことがー

その朝食をご飯にすることで、まず困ったのがおかずでした。

主食をパンにした時とご飯にしたとき合うおかずが変わってきます。それ以上に困ったのが飲み物!

パンの時はコーヒーに牛乳を入れたのもを飲むのが習慣だったのですが、その習慣もご飯には合わずお茶やお水に変更。

お味噌汁は重宝しますね。でも、朝からお味噌汁を作る習慣はないので、夕飯の残りがあればでした。

 

子供たちはふりかけご飯のみの日が多かったです。

おにぎりをしてあげると手軽で良いみたいでした。

 

私が困ったのが、量です。

パンなら6枚切りの1枚を食べていたのですが、パンとご飯ってお腹への溜まり方というか刺激が違い、それが旅館の朝食の違和感だったのですが、ご飯ではパン食べた時のお腹にならないのでなんか気持ちが落ち着かない2週間でした。

なんだか食べられるものがないなあ・・・

 

食事がシンプルにー

「小麦粉なかったら何にも作れへん」とスウィーツ男子の長男には言われました。

彼が作る美味しいクッキーやケーキは全て小麦粉を作っています。唯一小麦粉使わないのはプリンくらい?

「唐揚げも作れへんで」とも言われました。

ご飯は基本私が作っているのですが、小麦粉を使わないと確かに揚げ物は作れません。米粉の天ぷら粉や唐揚げ粉もありますが。

なので、小麦粉を使わない料理と言った、揚げ物はしない、ソテーなどは作らないとかなりヘルシーというかシンプルなものになりました。

 

  • グルテンフリー生活で気がついたこと

グルテンフリー生活をしてみて気がついたことは、私の朝のお腹はパンのお腹になっているということ。朝パンでないと日中も落ち着かない気分を過ごしていました。

そして、お買い物に行った時。

小麦粉を抜こうと思うと、食品コーナーのほとんどが小麦粉を占めているんです。

驚くことに日本の調味料の醤油も原材料に小麦粉が表示されています。普段から使う醤油に小麦粉が含まれていたらつらいなぁ。

ちくわ、かまぼこなど練製品、特に100円程度の練製品は必ず原材料に小麦粉が含まれています。

お菓子コーナーはほとんど小麦粉を使っているので近づけず、パンコーナー、麺類はほとんど小麦粉。

小麦粉が使われていないものを買おうと思ったら、加工食品はほぼ全滅です。

 

私がグルテンフリーの生活を2週間していると近所のおばちゃんたちの立ち話で話した時、「お昼なんて麺類で済ますことが多いのにそんなんなったら大変やわ」と口々に言ってました。

確かに冷凍パスタは便利ですし、おうどん、焼きそば、ラーメンはお昼の定番ですよね。

 

私のお腹だけでなく、取り巻く環境が小麦粉で占められているのだと言うことに気がついたのが一番大きな気づきですね。笑

 

  • 体の変化

長男のアレルギーについての効果はスギ花粉の時期をすぎたのでわかりません。黄砂が飛んできているのですが、それに全く反応しないということもないみたいですし、三男は「黄砂かな?目が痛い」とかなんとなくアレルギー?みたいな症状を時々言います。

ということで子供には効果は感じられませんでした。

 

私の体調としては、肌荒れは病気の治療に使っていたステロイドの副作用の方が強くでたのか肌の調子は悪く吹き出物がでています。その他の体調については目立った変化はありません。疲れにくくなったとかイライラしなくなったとかそういうのもわかりません。

 

グルテンが抜けるのは3ヶ月とかいうから、2週間では意味ないのかもしれません。

 

ちなみにダイエット効果については・・・

 

逆に太りました(笑

 

ちょっとした変化かな?ー

今日から母からパンをもらったので、パンのある生活をしているのですが、特に目の前にパンがあっても食べたくはなっていません。今朝は昨日焼いた「おから米粉ワッフル」を朝食に食べました。

パンを食べないと落ち着かない朝が、パン以外でも大丈夫になった。これはもしかしたら変化なのかもしれません。

 

  • 感想

グルテンフリー生活は良さそうですが、2週間では変化を特に感じらませんでした

この2週間「小麦粉を抜かないと!!!」てすごく思い込んでながら、スーパーに行ったらなんでも小麦粉が使われている、醤油などの調味料さえ手軽な値段のものは小麦粉が使われている。

子供の「何も作れない」だけでなく、私も「何も買えるものがない!」とストレスになり。

食品売り場の8割以上小麦粉使ってる商品じゃないのかって感じですもの。

 

ちょうど春休みが重なったのもあり、子供たちのお昼を手軽に麺類でとはいかなかったのがそのストレスを強めたのかもしれません。

そして醤油を代表するように小麦粉を使っていない食品を買おうと思うと少しずつお値段が上がる。

体に良いとされているものを摂ろうとするとお金がかかるんですよね。

手軽にお腹を満たすのが小麦粉。そういえば、低所得層は肥満率が高いというお話。低所得層は炭水化物に頼ることが多いので肥満になるとかいうお話もきいたことあります。

 

私は小麦粉を抜いたのに太ったのは、小麦粉を食べたらダメというストレスから逆に何かを食べてしまっていたからかもしれません。

何かを「したらダメ」という禁止とか「しなくてはならない」という強制はストレスになりますね。

 

ダイエットをしたいのに痩せられない。食べたらダメと思うと余計に食べてしまう。

いつも強く思っているのに・・・。

これは、あるお客様から毎回聞く言葉。

 

そうなんです。我慢は逆効果なんですよね。

 

・・・ということで、結論!

グルテンフリーはいいのかもしれないけど、それによってストレスを感じるような我慢をするのは良くない!!

私のように「べき」に縛られてしんどくなってしまう人にはこの生活はお勧めできません。

 

身体に良いに縛られて、心をおざなりにしないように。

心と身体はつながっています。

 

 

この2週間小麦粉を持ち込まないで頑張っていたのですが、今は小麦粉製品さっそくあります。

食パンがそのメイン。

 

存在があると、いつでも食べられると思うと落ち着きます。

 

存在があるのに「食べたらあかん」はしんどくなります。

 

 

今後は・・・

いまいち効果は感じられなかったけど、3ヶ月はかかると言う話、悪いものではないなと思うので、グルテンフリーを続けようかなとは思いますが、「べき」に縛られないようにもう少しゆるっと気楽にやろうと考えています。

 

 

 

 

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