なかなか疲れが抜けない ところで疲れの正体って何て考えたことあります? | 更年期は頑張らない、我慢しない ぼちぼちいこう

更年期は頑張らない、我慢しない ぼちぼちいこう

3人の息子の母でアラフィフ更年期真っ只中のリンパセラピストです。

更年期、女性の心身は大きな変化をする時期。
がんばらない、がまんしないでぼちぼちいきませんか?

いつもご覧いただきありがとうございます。

姿勢から心と体を整えるセラピスト青木ですラブ

 

ようやく春めいてきました。

やることは山盛りあるけど、なんだか疲れが抜けない。

イライラしてしまう。

日中頭がぼぉっとしている。

 

なんてことありませんか?

ちなみに昼ごはんを食べたあと眠くなるのは体のバイオリズム的に普通のことです。

朝から働き始めた交感神経が昼過ぎから休み始め、昼過ぎから副交感神経が働き始めます。

 

 

副交感神経は胃腸の働きを活発にさせるのでお昼に働いて欲しいものですが、同時にリラックスしちゃうのでどうしても眠くなってきちゃうんですよね。

バリバリ働かないといけない人にはいらない効果とも思うのですが、このバイオリズムは人間が生体活動を行っていくと言う上で大切なこと。この流れを無視して交感神経ばかり働かせようとするから、体が緊張動体。血管は収縮して血流が悪くなりいろいろな不調が起こるのです。

 

さて、今回は不調のお話でも疲れのお話にフォーカスいたします。

 

 

  そもそも疲れの正体とは?

「乳酸がたまりまくっている」とハードな運動をした時などよく言った(言われている)乳酸ですが、これ実は最近の研究では疲れの正体ではないのだそうです。

むしろ乳酸はエネルギー源とか。厚生労働省 e-ヘルスネット

では、疲れの正体は一体なんなのか?

疲れの正体は「活性酸素」。

体の「酸化」とか「サビ」と言われる状態です。

体には、活性酸素の傷害から体を守る抗酸化防御機構が備わっています。しかし、活性酸素の産生が抗酸化防御機構を上回った状態を酸化ストレスといい疲れのこれが疲れの正体というわけです。

 

 

  だかといって活性酸素はイコール悪者ではない

なんか活性酸素が「酸化」とか「サビ」とかいうお話をすると活性酸素はただの悪者のようですが、実際は良い行いもしているんです。もっとも大きな働きが免疫系のサポートで、活性酸素のパワーを活かしてバクテリアを攻撃してくれます。

さらに最近のデータによると、活性酸素は、ストレスに応じて心臓の血流を上げる働きもしてるみたいです。ストレスに立ち向かうために、全身の機能を高める働きをしてくれています。

 

活性酸素はとても不安定な物質で自分を安定させるために他の物質の電子を盗んじゃうらしいのです。

盗まれた物質はまた他の物質から盗もうとする。細胞内で電子の盗み合いが横行している状態になる、これが酸化らしいです。

 

ちなみのお話ですが・・・

悪玉コレステロール(LDLコレステロール)も最近悪いだけではないというお話もあります。

このコレステロールは肝臓で作られたコレステロールを体内に運ぶ役割をしています。問題は増えすぎたLDLコレステロールです。

 

活性酸素も増えすぎてバランスを崩すことが問題。

何事も

過ぎたるは及ばざるが如し

バランスが大事ですね。

 

  酸化を食い止めるには?

では活性酸素の暴走を止め酸化を防ぐためには、抗酸化物質、酵素の出番です。

酵素は体の中でとてもいろいろな働きをしています。

酵素は大事だからと健康食品業界注目の的ですね。

酵素ドリンクやサプリなどいろいろ出回っています。

酵素が大事ならこれらのものを摂ったらいいんだって発想になりますよね。

 

が、残念なことに・・・

体外から摂取した酵素はアミノ酸に分解されてから体に吸収されるので酸化を防ぐという直接の働きはしてくれません。

どれどころか、抗酸化サプリは効かないどころか悪影響すらあるという研究結果もでています。   ガーン

 

抗酸化力を発揮してくれるのは体内で生成される酵素なんです!

 

 

  体内酵素を十分働かせるために大切なこと

酵素が効果を発揮するために大切なのは、温度。

酵素ってタンパク質なんです。タンパク質は60度を超えると熱変異を起こしてしまいます。

多くの生物学的反応速度は、温度が10℃高くなると2倍の速度になります。

逆に10度下がると酵素触媒反応速度は半分の速さになります。

※触媒とは化学反応の時にほかの物質の仲立ちになり、反応を早めたり遅らせたりする物質を触媒といいます。

 

酵素が働く最適温度は37度。

 

酵素触媒反応速度に及ぼす温度の効果

 

引用:看護roo!より

 

活性酸素が増えすぎると血流が悪くなります。

血流が悪くなると身体も冷え酵素の働きも悪くなります。

酵素の働きが悪くなると活性酸素が増え血流が悪くなります。

 

延々このループが繰り返されることによって疲労が蓄積されていくことになります。

それどころか活性酸素の暴走は体のサビを進行させるので動脈硬化から心筋梗塞、さまざまな病気になります。

 

病気にならなくても、女性にはお肌のハリがなくなったり、シワが増えたりと美容面で気になる症状のもとになります。

また「体のサビ」=老化ですので老化を進行させてしまいます。

 

体の流れは酵素を働かせるためにもとても大切なことです。

コリがあると流れを止めてしまいます。

体を緩めコリをとって体の流れをよくしませんか?

 

友だち追加

 

お友達登録で初回価格がお得になります♪