£黒バスAPHマギ…短編集£ -4ページ目

£黒バスAPHマギ…短編集£

狩童 桐蘭です。

*+幸福の木の下で+*

只今 愉快な仲間とお茶会中。

シンタローと?の話です。

シンタローの夢の中です。

*+*+*+*+*+*+


?【起きろ】

シ「ん…」

誰かも知らない声の主に起こされる。

?【夢の中だから起きろじゃねぇか。】

夢?

ここは夢の中?

あぁ、確かに感覚ないし、周りも真っ白だ。

俺よりちょっと年下の男と思われる見知らぬ人物が近づいてくる。

さっき喋ってたやつか…

?【見えるか?聞こえるか?】

そう笑いながら問いかけてくる。

シ「見えるし、聞こえる」

そう答えると、

?【そりゃよかった。】

何がいいんだ。

夢の中だが俺の気分は最悪だった。

?【気分が悪そうだなぁ?】

ケラケラと笑う。

なんで俺は夢のやつなんかと話してるんだ?

ここはやはり夢の中なのか。

そう考えていると男がいきなり話しかけてくる。

?【まぁいい。それよりお前の周りのやつらおかしいと思わないか?】

さっきからすぐ笑って問いかけてくる男がいきなり真面目に話しかけてくる。

周りのやつ?

メカクシ団のことか?

そう聞くために俺は口を開いた。

俺はさっき思ったことを率直に言う。

?【そうそう、そいつらのことだよ!】

どうやら当たりだったみたいだ。

男は話を続ける。

?【目が赤くなるなり、変な能力使いやがる。】

たしかにあれは変だ。

姿が見えなくなったり、心を覗かれたり、そいつが扇風機に見えたり。

?【キド、カノ、セトだったか?子児の!】

あの人たち、子児だったのか?

確かにちょっと気になっていた。

あの年で両親がいない中メカクシ団のアジトで暮らしてるんだもんな。

?【それと、お前のパソコンについてるやつと白髪のやつもな】

パソコンについてるやつとはエネのことだろう。

白髪?

あぁ、交差点で男の子抱きかかえてた。

?【あいつら、元人間っぽいぞ?昔の記憶もあるらしいしな。】

は?

エネが元人間?

昔の記憶?人間だったときの記憶のことか…

?【つい最近みたいだな、お前がまだ高校の時一度だけあったことあるみたいだな。】

エネが人間だった時に俺は一度だけあったことがある?

どこだ、どこであったんだろう。

?【文化祭、お前の女友達と一緒に行ったんだろ?】

文化祭、女友達、アヤノ?

そうだ、行ったことある。

妙に騒がられてたクラスがあって入ったんだ。

そこにエネと似たやつ…

黒髪の…

?【そーそー、そいつ!大正解!!】

男は嬉しそうに笑う。

じゃぁ、隣にいた黒髪のタレ目が白髪か。

?【その二人の先生!ケンジロー?ってやつがそいつらあんなふうにしちまったんだよ!!】

男はケラケラと笑い始める。

ケンジロー、ケンジロー。

もしかして、アヤノのお父さん?

アヤノのお父さんがやったのか?

そういえばアヤノが話してたな。


『お父さんが今やってることは間違いだって、気づかせないと』


その次の日、アヤノは飛び降りた。

あぁ、なるほど。

そういうことか。

?【そう、お前の女友達、アヤノ。屋上から飛び降りたみたいだな】

面白そうにそういう。

さすがの俺もこればかりはイラッとした。

それもお構いなしにしゃべり続ける。

?【世界を嫌っちまったんだな。】

世界を嫌う?

だからアヤノは飛び降りたのか?

だけど、アヤノは世界を嫌う理由なんて…

?【おいおい、ここまでヒントをやったのにまだ気づかねえのか?】

ヒント?

今までの話がヒントか?

なら話を読み返す。

『お父さんが今やってることは間違いだって、気づかせないと』

あぁ、そうゆうことか。

シ「つまり、アヤノはその自分のお父さんを気づかせようと飛び降りた。

間違っているということは多分、エネと白髪のことだろう?」

?【まぁ、ギリギリ正解かな?】

あざ笑うように話す。

ギリギリ正解?

どこか見落としてるとこでもあったか?

?【おっと、納得いかない顔だな。じゃ、答え合わせだ。

お前が言ったことはあながち間違っちゃいない。

確かに気づかせるためにそいつは飛び降りた。

だがそれじゃぁ、世界を嫌ったことには繋がらない。

自殺とかじゃ、世界を嫌い、抜け出そうと死ぬんだろう?

だが殺された場合、世界を嫌ってもいないのに死ぬだろ?

それはなぜかというと…?】

そう問いかけのように俺を見てくる。

それは多分

シ「死ぬ前に世界を嫌った」

?【ピンポーン、正解!!

絶望して嫌ったんだよ!

でもな、気がついたら死んでたっていう場合は幽霊になってさまようんだよ。

それで、お前の友達の話に戻ると。

お父さんのその悪行見ちまって絶望した。

そのあと、何度も考えてたどり着いた答えが。

自分が死んできづかせることだったんだろうなぁ?

つまり、お父さんが絶望させてお前は友達の心に火に油!!

傷つけっちまったんだよ!!】

あぁ、なるほど。

俺が何もしなければアヤノは今でも笑っていたかのせいがあったんだな。

なんでこんなことになったんだろう?

?【だからな】

いきなり真面目な顔に戻り

俺の前に近づいて囁く。

?【もう二度とこんなことおこしたくねぇだろ?】

あぁ、確かに。

冗談じゃない。

二度とこんなことはごめんだ。

だが、そんなことできるのか?

?【それはお前次第。

だが、今のお前には見えるはず。

お前だけのENDが。

二度とそんなことがおきないように

その目で必死に見るんだな】







「おに…ちゃ

おにー…ん」

ん?

誰だ?

モ「お兄ちゃん!!!

何寝ぼけてんの、早くアジトに行くよ。」

シ「あぁ、モモか。

今行く。」

やっぱり夢か。


着替えて鏡を見る。

そしたら、俺の目が赤く染まっているように見えた。



_正の目_


(お兄ちゃん、ちょっと目が…)

(ん?何かなってるか?)

(赤く…ううん、なんでもない)