日本公開でのポスターショット
韓国公開時のポスター
リュジュンヨル(류준열)とユヘジン(유해진)
先週に引き続き、今週も川崎チネチッタに行ってきました。
韓国映画「梟(올빼미)」を観てきました。スリラーということで、観ようか観まいかすごく悩んだのですが、カフェトークの先生がすご~く面白かったっていうので観ることにしました。
12時15分の回。チネチッタ2は、129人収容。この日は7~8割の入りでした。平日の割にはまあまあ人が入ってますよね。
チュ・ジフン(주지훈)の『ジェントルマン(젠틀맨)』も上映中。ゆとりがあったらこれも観てみたいな~。
相変わらず扉はマ・ドンソク(마동석)の「犯罪都市 NO WAY OUT(범죄도시3)」 観てみたいけど、犯罪都市(범죄도시)1も2も観たことなくって。まず、1と2を観た方がいいような気がします。これも、カフェトークの先生によると、1と2がおもしろいそうです(3よりも)。さらに、今年は4も公開される可能性大~。人気シリーズなんですね~。そういえば、マ・ドンソクさん、来日していましたね。ちらっとテレビで見ました~。
さてさて、肝心の『梟』
日本での予告編↓<全感覚麻痺>サスペンス・スリラーっていうキャッチがすごいですよね~~~
韓国での予告編↓
반맹인 って、ありますね、、、。これ、キーワードですよね。
キャラクター予告編↓
制作報告会↓
左から御医(어의)イ・ヒョンイク(이형익) 役の チェ・ムソン (최무성)、チェ大監(최 대감)役のチョ・ソンファ( 조성하)、昭顕(ソヒョン)世子(소현세자)役のキム・ソンチョル (김성철)、インジョ(인조)役のユ・ヘジン(유해진)、チョン・ギョンス(천경수)役のリュ・ジョンヨル(류준열)、世子嬪役のチョ・ユンソ(조윤서)、ソヨン趙氏(소용 조씨)役の アン・ウンジン(안은진 扮)、ミンシク(만식)役のパク・ミョンフン (박명훈)
↑リュ・ジュンヨル(류준열)と世子役のキム・ソンチョル(김성철)と世子嬪役のチョ・ユンソ(조윤서)がSBSラジオ『2時脱出カルトショー(두시탈출 컬투쇼)』22年11月16日のゲスト
↑リュジュンヨル 百想芸術大賞映画部門で最優秀主演男優賞をとったときのインタビュー 下に韓国語字幕が出てきます
そして、この映画の主人公 リュジョンヨル扮するチョン・ギョンス(천경수) 盲目の鍼灸師
もう一人の主人公は、ユヘジンさんが扮する王様 仁祖(インジョ 인조)
第16代朝鮮王
ストーリーは、引用しちゃいます「盲目の天才鍼師ギョンスは、病の弟を救うため、誰にも言えない秘密を抱えながら宮廷で働いている。しかし、ある夜、王の子の死を“目撃” し、恐ろしくも悍ましい真実に直面する。 見えない男は、常闇に何を見たのか? 追われる身となったギョンスは、制御不能な狂気が迫る中、昼夜に隠された謎を暴くために闇夜を駆ける― 絶望までのタイムリミットは、朝日が昇るまで(出典 PR TIMES)」
スリラーが強調されてて、すごく怖い映画なのかなって思って、最初は行くことを躊躇していたんですが、行ってよかったです。<全感覚麻痺>とまではいきませんが、とっても、おもしろかったです~。朝鮮王朝の実録史<仁祖実録>(1645年)に残されている世子の奇怪な死。そこから膨らませたスリリングなストーリー。細かいところまで丁寧に緻密にストーリーが組み立てられていて、とっても秀逸な作品でした~。ドキドキハラハラ感はもちろんあったけど、想像していたほどのスリラーというほどではなく、それほど怖さはなかったです。約2時間の映画でしたが、おもしろかったので、あっという間でした~。朝昼兼用ごはんを食べた後の眠いお昼の時間だったのに、全く眠くなかったです。
知っていたけど、ほとんど未見だった俳優さんリュ・ジョンヨルと・ユへジン、二人とも本当に素晴らしかったです~。イケメンという感じではないユヘジンさんが主役を張っていることに納得です。そして、名前は知っていたけど、それほど興味はなかったリュ・ジョンヨル。この映画を観て、俄然、興味が湧きました、ドラマの出演は比較的少ないリュ・ジョンヨルですが、、最近のチョンドヨンとのドラマ「人間失格(인간실격)」観てみたくなりました~。
追記~
わあん、気がつかなかった。不覚です。世子役のキム・ソンチョル(김성철)。『その年、私たちは』(그 해 우리는)の彼だったのね~。
全然気がつかなかったです~。現在、場面によっては早送りして視聴中の『もうすぐ死にます』 ( 이재, 곧 죽습니다)にも特別出演しているのね。
「梟」ではすぐ死んじゃう役だけど、世子役の人いいな~って思ってみていたのに~。
キム・ソンチョルはミュージカルでも活躍しているんですよね~
観てみたいなあ~ 最近では、デスノート(데스노트)↓
映画「梟」、日本でもたくさんの人が観てくれるといいな~。あっという間に終わっちゃわないといいんだけど、、。
映画「梟」の中の韓国語
今回、映画観てて気になった韓国語が
소경 でした。
1. 盲人, 目の見えない人, 盲者 (=맹인)
2. (ひゆ的に) 世情にうとい人や文字の読めない人.
소경は、以前は「視覚障害者」と差がなかったが、今の韓国語では 장님(めくら)などと同様にやや卑下する意味が含まれるとされており、 시각장애인(視覚障害者)を使った方が良いとのことです。
最近は、「눈이 안 보이는 사람」あるいは「시각장애인(視覚障害者)」というので、소경は知らなかったです。他には、맹인(盲人)や장님(めくら)、あるいは、전맹(全盲)などがあります。
映画のタイトルの올빼미
映画のタイトルの「梟(ふくろう)」の意味ですが、ふくろうとして、부엉이という単語が出てくる時があります。でも、こちらは、たぶん、日本語では、ミミズクです。
では、ふくろうとミミズクの違いは?
『フクロウ』と『ミミズク』は、生物学的には同じ種類であるが、一般的には羽角*のある種を総称して「ミミズク」と呼び、ミミズクを除くものを総称して「フクロウ」と呼ぶ。
『フクロウ』と『ミミズク』の違い
外見:『フクロウ』は大きな目と耳、『ミミズク』は小さな体サイズと鮮やかな羽毛を持つ。
生態:『フクロウ』は夜行性であるが、『ミミズク』は昼行性である。
映画のタイトル、ドンピシャな感じで、素晴らしいですね~
*羽角とは頭の左右についている1対の羽毛の束のこと。耳のように見えることから、一般的には耳と呼ばれている。
ギョンスの職業である鍼灸師
韓国語では、침술사(鍼術師あるいは鍼医)
침 鍼、ハリ
침술 鍼治療、はり、鍼術
침구사 鍼灸師
침을 놓다 鍼を打つ
침(을) 맞다 鍼を打たれる、針を打ってもらう