原点。 | 月1200万を叶えた脳科学ヒーリング専門家∞中野雅子【ワンランク上のライフスタイルへ】

月1200万を叶えた脳科学ヒーリング専門家∞中野雅子【ワンランク上のライフスタイルへ】

開頭手術3回→寝たきり生活10年→脳科学のヒーリングと潜在意識を使いこなして、、、→ついにタイで象に乗ってきたよ♡
【しあわせは無限大理論】
世界は無意識で繋がっている。
潜在意識を旅しよう。
へそのわ。

みなさん、こんばんは。



セッションを再開すると宣言した日に変わりました。



そして今日は、偶然にも私が妊婦さんのサポートをしたいと想う


きっかけになった日です。


少し、私のことについてお話しさせてください。




それは、13年前の今日、8月25日に誕生したいのちがきっかけでした。


私がまだ学生時代。


妊娠中の彼女のヘルプを若かった私は、


真摯に受け取ることができませんでした。


「これが噂のマタニティブルーなのだろう。」



その程度に感じていたのです。


彼女は孤独と闘っていたのだと、後になって気が付きました。



彼女は、出産して、


その闇がさらに深くなっていっていたようでした。



そして、生活もどんどん乱れていったのです。


あかちゃんが手の届くところに、


たばこの吸い殻があったり、


空いたビールの缶が部屋中、散乱していました。



彼女は、家事育児ができない状態になっていました。



そして、彼女のあかちゃんをしばらく私が預かることになりました。



はじめて、抱いたあの感触を一生忘れることはないでしょう。


彼との生活は、私にとって、今でも宝物です。


4年の月日は、かけがえのない時間でした。



ミルクを与え、一緒にお昼寝をし、遊ぶ。



この一番子どもが成長する時間を共に過ごすことができたのです。


外を歩けば、母親と息子のようにみられ、


私もいつの日か、母親気取りになっていました。


母性本能からか、母乳が出ました。


もちろん、与えませんでしたが。


かわいくて仕方がありませんでした。




でも、そんな生活はいつまでも続くはずがありません。


突然、引き裂かれるかのように別れがきたのです。




離れて過ごした夜中に、


彼から泣きながら電話がくることもありました。


「まこちゃん、まこちゃーん!」


ただ、私の名前を泣き叫ぶ彼の声が今でも忘れられません。




その後、彼とは音信不通になり、


彼は、今年中学1年生になりました。




私が覚えている子どもの頃の面影はきっとないでしょう。


彼も私のことは、きっと忘れているでしょう。



ただただ、彼が元気でしあわせでいることを祈ること、信じることしか、


もう、今の私にはできることがありません。




その後、私は


母親である彼女が、


愛する息子に対して、手放して育児ができなかったこと、虐待にいたったこと、


そのことについて、たくさん考えました。


彼女もまたすごく辛かったはずです。


彼を愛していたことには、間違いはなかったのですから。


息子と過ごせなかった貴重な時間を私は奪ってしまったのかもしれません。


その結果、


子どもを守るには、母親のサポートが必要だということに行き着いたのです。




私は、保育園や児童館、子どもに関わる現場をみてみました。


それでも、やはり母親のサポートができる環境がみつからず、


子どものこころを守る立ち位置を模索しました。


最終的に、妊娠中からのサポートが必要だと想い、


今の「へそのわ。Ajysyt’s hug」の活動に至ります。




今日は、彼の誕生日。


彼のいのちが私の原点です。


彼との別れは、私にとって大きな傷を残しました。


そして、たくさん学ばさせてくれました。


だからこそ、


これからうまれてくるいのちを笑顔で迎えてあげられる準備の


お手伝いをしたいのです。



子どもたちにとって、


母親はかけがえのない存在なのですから。


変わりはいないんです。



そのことをみなさん、絶対わすれないでください。



彼の、


そして、これから新たにうまれてくるたくさんいのちが


愛に溢れていることを願って。



それでは。



まこ