こんばんは。
ピアノ講師の濱名です。
春休みいかがでしたか??
私は、4月頭から顔に帯状疱疹が出てしまい、
一週間お休みしました
目の上に出来てしまったので、
耳もリンパも眼球も頭も痛い日々を過ごしました。
目が開けられない痛さですが、眠れない程の痛みでした…
30代、40代にも増えているそうです。
虫刺されの薬が効かない水疱は、
是非早めに病院へ行ってくださいね
この話をするつもりじゃなく……
今日は、ショパンの楽譜について。
楽譜って、
同じものが色んな出版社から出されていると思いませんか
あれは、版が違うと楽譜の解釈が違うのです。
フレーズの取り方や、強弱、ペダルなどが変わってきます。
外国の本が和訳されると、
翻訳家によって言葉尻が少しずつ変わるのと同じ感じです。
私は、ショパンは「パデレフスキ版」を使用しています。
当時習っていた先生に、
「ショパンの楽譜はパデレフスキ版にしなさいね」と言われて、「そうなんだ!」となんの疑問もなく使っていた中学時代。
(高校時代の先生には、「1冊だけじゃなく、色んな版の楽譜を見比べて研究して」と言われました。)
ワルツ集だけ、少し早く練習し始めたので、「全音出版」
こちらは、先生に相談せず、親が買ってきました。
たぶん、一番お安く、手に入れやすかったのが選んだ理由でしょう💴笑笑
そして、近年グイグイ出てきて、ここ数年でショパンの王道になってきた「エキエル版」
ショパン国際ピアノコンクールで推奨されているのがエキエル版なので、「ショパンの楽譜はエキエル版ね」という時代になっています。
実際のショパンの楽譜に一番近いと聞いていました。
それを知りつつ…
知っていたのに……
前向きにエキエル版にやる気が出なかった私…
ついに購入して、やり直し、見直しを始めました。
持っているのは、まだこの1冊だけ(オイ)
周りの友達を見れば、皆、結構エキエル版に移行していました。
全音出版と比べてみると、こんな感じでした。
強弱、クレッシェンドの付け方、フレーズの終わり方、指遣い…
私の個人的な感想は、
・パデレフスキ版より見やすい
・ワルツに関しては、全音出版の指遣いより弾きやすい
・エキエル版で練習して、パデレフスキ版を参考にするのが、使いやすいのかな?
という感じです。
研究もしてないピアノ講師の感想ですが…
ゆっくりやっていこうと思っています。
これから買われる方は、私が買ったエキエル版には遺作が入っていません。遺作ワルツは別冊ですので、ご注意下さい⭐︎