東京も外国のようなもの Starting Point(4)
MASAはフィリピーナを「フィリピン人のお姉さん」と呼んだ。
18歳のまだ少年を抜け切れていないMASAには、
お化粧をして繁華街で働く女性は、多少年下であっても
「お姉さん」に見えたであろう。
そのボロアパートはあとになって
世の中がわかってきてから思い出すと、
「フィリピンそのものだった」とMASAは言う。
共同スペースの使い方というか雰囲気というか・・・
MASA:東京って、どこもこんなんだろう。。。
と 当時のMASAは大きく誤解する。
フィリピーナの中に混じり、とても日本人が住むような環境とは
思われないアパートに住んでいたMASAを
近所の日本人は
「そちら(風俗)系」
の仕事に従事している思ったそうだ。。。
MASA: こういう状況に ただただ精一杯生きている僕は
耐えてました。
でも、たしかにそれが現実なんですよね。。。
今はMASAも笑って思い出す。
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